Flower Cage|カリーナの宝塚依存症ブログ

カリーナによる宝塚偏愛ブログ。個人的な感想や考察を、独断と偏見で綴っていきます。ちょっと辛口気味。

花組中心の宝塚感想&考察ブログです。

106期

こんにちは、カリーナです。

昨日、106期生の卒業式がありました。
ネット上ではお顔と芸名が一目でわかる一覧が作られたりして、とても話題になっています。

その中で、私が「なんか気になる!」と思った106期生を3人挙げてみます。

ていうか106期生、美人がとても多いですね。
劇団は気づいたのだ、その美貌が役に立つと…。




気になる106期生①一乃 凛(いちの りん)

娘役です。
成績は8番。

なんか、柚香光さんの子供のころに似てませんか!?
子供のころ→普通に女の子っぽくしてた小学生くらいの頃。
ファーストフォトブックの写真参照。

柚香光さんが音楽学校の生徒だった時代の顔には似てないんですけど、昔の顔によく似てるな~。
花組配属になったら、もしかしてその内、一緒に踊ったりしちゃう???

BGのローマ美女っぽくなりそうだから、きっと美しい娘役さんになることでしょう♡

気になる106期生②遼 美来(りょう みくる)

男役です。
成績は11番。

前から「昔の一之瀬航季さんに似ている」と一部で言われていた子。
見れば見るほど、なんとなく似ているのです…!

私のヅカ友も「一之瀬航季さんに似てる」「整った顔立ちで美人」と言っていたので、今後注目が集まりそうですね。




気になる106期生③波輝 瑛斗(なみき えいと)

男役です。
成績は36番。

この子も、ちょっと前から一部で「鳳月杏さんにソックリ!」と言われていて、注目されていた子ですね。
私も写真を見た時、「メッチャちなつ!」って思いました。

知り合いに写真を見せたら、「口元が芹香斗亜さんっぽい」と言ってました。
ちなつとキキを合わせた感じ?
(もともとあの2人自体が、似た系統の顔ですが)

ヅカメイクが大変映えそうな顔立ちですね。
いかにも宝塚の男役という感じなので、人気が出そうな気がします。

本当の魅力や実力が分かるのはこれから!

今は正面から見た写真しかないものですから、「美人!」「○○さんに似てる」という感想しか書けません。

でも、タカラジェンヌの魅力や実力というのは、実際に舞台に立ってみないと分かりませんよね。
今は全く気にならない子も、舞台の上ではものすごい存在感があるかもしれないし、とんでもなく歌や踊りが上手い子がいるかもしれないし……。

まだ106期生ですので、彼女達の本当の魅力がわかるのは、まだまだ先だと思います。
数年後が、今から楽しみです!



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宝塚夢組

こんにちは、カリーナです。

以前、小川理事長が発言して話題になった、“宝塚OGを集めた「夢組」”のお話。
当時私は「何かの冗談よね?」と思っていました。

ところが本日、宝塚音楽学校の卒業式で、“宝塚OGを集めた「夢組」を組織化する”という発言が。
えっ、本当にやっちゃうの!?

そんなことしたら、宝塚歌劇団の価値が下がると思うんですけど。
“終わりがあるから美しい”、それが宝塚の魅力なのに…。



宝塚歌劇団「夢組」を本当に作るらしい

新聞から引用です。
タカラジェンヌを育成する兵庫県宝塚市の宝塚音楽学校(小林公一校長)で2日、106期生39人の卒業式が行われた。
(中略)OG組織化という明るい話題を提供した角理事長。宝塚卒業生を「夢組」として、舞台やイベントなどに出演する案は、今年1月の懇親会で、宝塚歌劇団の小川友次理事長が語っていた。角理事長はこの夢組プランについて「まだ正式には発表できないが」と前置きしたうえで「大学を卒業すると、大学院がある。宝塚を卒業後も、舞台に情熱を持った方を、きちんとした形で組織化したい」と踏み込んだ。
引用元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200302-00000049-dal-ent

OG組織化!
明るい話題っていうか、ヘンテコな話題にしか思えないのは私だけでしょうか…?



宝塚は“退団”があるから価値がある!

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宝塚の場合は、いずれ来る「退団」というイベントがあるから、これまでずっと人気を保ってきたのだと思います。

美しいジェンヌが退団するのは寂しい。
実力派のジェンヌが退団するのも残念。
贔屓の退団は、もっと悲しい。

でも、最後に美しく散るから…“限りがある”から、宝塚は美しいんです。

男役をやれるのは、宝塚歌劇団にいる間だけ。
退団の日までリミットがあるから、それまでに男役の姿をめいっぱい拝んでおきたい!
そう思って劇場に足を運ぶファンは、少なくないはずです。


それなのに、退団した人たちがもう一回宝塚に集まって、「夢組」として活動を開始してしまったら、おかしくないですか?

美しく散り、見送ったはずの元ジェンヌたち。
彼女達をまた宝塚に集めて、また儲けようとするだなんて、愚の骨頂です。

宝塚歌劇団の価値など、色んな大切なものを失うことにもなりかねません。



「夢組」で喜ぶ人も一部にいる?

まぁでもね、いくら「終わりがあるから美しい」とは言っても、一部にはひっそりと喜んでいる方もいるのではないかと思うんですよね。
やっぱり、「贔屓の男役の姿をもう一度!」という人は、少なからずいるはずなんです。

私は普段から「贔屓の退団後も応援するわ。女優になっても」と言ってますけど、ぶっちゃけ男役の姿が見れるなら、そっちのほうがいいと思う時だってある。


退団というセレモニーがあって、散ってゆくジェンヌたち。
それは確かに美しい。心底そう思う。


でもやっぱり、男役の姿が最高。


何だろうなぁ、この複雑に絡み合う感情は。
自分でも、自分の気持ちがよく分かりません。

冗談で終わらせてほしい「夢組」

色々言いましたけど、基本的には「夢組」計画には反対です。
退団後の元ジェンヌを使って、儲けたいだけでしょう。


また新聞からの引用ですけど、
さらに昨年退団した元花組トップスターの明日海りおに冗談で「夢組」プランを語ると、「ぜひ行きます!」と返答があったことも明かしていた。


まぁ、明日海りおさんの場合は、「夢組」計画に参加しないような気がします。
彼女の場合は、引き際と考えているというか、“終わりがあるからこそ美しい男役”というのを意識していそうなので。

そして、「終わりがあるから美しい~♪」と歌った張本人…(これは関係ないか)

元ジェンヌの中には、外部での仕事で苦戦している人だっていると思います。
だからといって、卒業した宝塚の「夢組」に戻ろうという人はあまりいないと思いますよ。
やっぱり変だもん。


でも、今の調子だと、本当に作るつもりなんでしょうね。
どうなることやら?



新聞記事の全文はこちらから。↓








野田秀樹

こんにちは、カリーナです。

昨日、劇作家・演出家の野田秀樹さんが「一演劇人として劇場公演の継続を望む」という内容の意見書を発表しました。

意見書を読みましたが、「演劇の死」という表現が、心に突き刺さりました。
スポーツは無観客試合でも成り立ちますけど、演劇はそうはいかない部分もある…。確かに。


ジェンヌさんや観客のことを考えれば、公演中止は仕方がないことです。
でも最近の様々なニュースを見ていると、「本当に、中止まですることだったのかな?」とも思えてきて…。
以前は完全に納得できていたのに、今はモヤモヤしています。




野田秀樹さんの意見書は、以下の新聞記事からも読めます。↓




意見書の内容を、上の記事から一部引用させていただきます。
演劇は観客がいて初めて成り立つ芸術です。スポーツイベントのように無観客で成り立つわけではありません。ひとたび劇場を閉鎖した場合、再開が困難になるおそれがあり、それは「演劇の死」を意味しかねません。(中略)現在、この困難な状況でも懸命に上演を目指している演劇人に対して、「身勝手な芸術家たち」という風評が出回ることを危惧します。公演収入で生計をたてる多くの舞台関係者にも思いをいたしてください。

外部の舞台は大変です。
役者の場合、お稽古中は、まったく収入がないそうです。
役者以外の舞台関係者は、舞台の上演がなければ、仕事がなくなってしまいます。それも大変な問題ですよね。


でもその点だけでいえば、宝塚歌劇団はまだマシです。
宝塚の生徒の場合は、給与が出ています。
上演中でも、お稽古中でも、最低限の月収はあるのです。


「じゃあ、宝塚は安心じゃない?」と一瞬思ってしまうんですが、全然そんなことはありません。

この意見書の中に、“現在、この困難な状況でも懸命に上演を目指している演劇人”と書かれていますけど、これに当てはまるジェンヌさんたちが大勢いるじゃないですか。
下手をすると、「宝塚〇組の生徒たちは、こんな状況の中でもお稽古をしてる!」と、言われてしまうかもしれないのです。

「不謹慎だ」「身勝手だ」「空気を読んでない」
よその人たちから見れば、そんな風に見えてしまうかもしれません。


でも、誰よりも不安に思っているのは、その〇組の生徒たちだと思います。
「お稽古をしても、無事に上演できるか分からない」
そんな不安を抱えたまま、毎日お稽古をしているのだと思います。
誰にも、どうにもできないことだけど、すごく辛い状況ですよね……。



そして毎日、どんどんと色々なニュースが飛び込んできますが、新たな情報を目にするたびに、「本当に中止すべきだったのかな?」と思ってしまう部分があります。
ニュースの詳細はまとめきれないので、詳細は省きますが、上演を続けても続けなくても、結果は同じなような気がしたり。
演劇の中止をする意味が、そこまでないような感じたりしています。

「それならもっと別の何かを中止したらいいんでないの?」とか、「別の部分を改善したほうがいいんでないの?」とか……。
ここは政治ブログではないので、これ以上はやめておきますけど。



野田秀樹さんの仰る通り、最初から予定にあった舞台なら、そのまま中止せずに上演しつづけても、問題なかったように思えるのです。

宝塚の公演の中止は、本当に正しかったのでしょうか?






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