CASANOVA


こんにちは、カリーナです。

花組の『CASANOVA』、素敵ですよね。衣装も綺麗だし、背景も雰囲気出てて。
そしてドーヴ・アチア氏が曲を手掛けたので、歌もとても素晴らしいと思います。

しかし、「なんだか退屈…」「話が薄い…」と思った人も多いのではないでしょうか?
少なくとも私はそう思いました。

何でそんなことになったのか、原因を考えてみます。




CASANOVAのストーリーはつまらない?

『CASANOVA』のDVDをあらためて観ていたら、知人が「正直言って、CASANOVAってつまらないよね」と言ってきました。
まぁ私も似たようなことを思っていたわけなんですけど。

明日海りおさんが歌いまくり、いつも脇役が多かった水美舞斗さんが目立ちまくり、柚香光さんがちょっと変な人()を演じてて、見所はあるはずなんです。思わず吹き出すようなシーンも沢山ありました。


それなのに、どうしてこんなにつまらないと感じるのか…。

CASANOVAがつまらない原因①1本物にしたこと

ストーリーは結構単純です。カサノヴァ逃亡、ベアトリーチェとの出会い、自由や愛が云々、妻と愛人をとられて復讐。
内容が薄いとまでは言いませんが、単純だし、『エリザベート』等のシリアスなお話ほどは何も考えずに観れる内容です。

それなのに、長~い1本物。この内容なら、余裕で1幕で終われると思うんですよ。
1幕でまとめたら、そこまで退屈せずに観れる内容だと思います。それなりに色々な展開や見所はあるのですから。

はじめてCASANOVAのDVDを観た知人は、「このお話、やけに長いんだね?」と訊いてきました。いや、まだ1幕の途中ですよお姉さま。まだ2幕があるんですよ…。

短くまとめられるはずの内容を1本物にしてしまったので、冗長なことこの上ないです。観客はツラいですよね。


CASANOVAがつまらない原因②曲が長すぎ

CASANOVAをつまらない作品にしてしまった一番の原因は、「1曲1曲が長すぎる」ということだと思います。というか、そのせいで1本物になってしまったんじゃ?

短い歌詞でサッと歌って、次のシーンに移ってくれれば、客は退屈しません。テンポよくお話が進みますからね。

ところがCASANOVAは、1曲1曲が、な、長い……。
「もうこのメロディはいいよ~、はやく次の場面に移ってよ」と観客がいくら思おうと、歌は続く。何分でも続く!!
とにかく歌い続ける花組の皆様。「そろそろ終わりか」と思ったら、いや、まだまだ。さすがに飽き飽きしてしまいます。

で、曲が終わった頃には「えーと、お話はどこまで行ったんでしたっけ」状態。ただでさえシンプルな内容なのに、今がお話のどのへんだったか分かりにくくなってしまいます。
しかも歌っている間にお話が進むわけでもないので。

『エリザベート』との違い

『エリザベート』も歌うシーンがとても多い演目ですが、あれは歌いながらお話が進んでいるから大丈夫なんです。会話形式みたいな曲が多いでしょ。

CASANOVAはそういうわけじゃないので、全部の曲を、半分の長さにカットしてもいいくらいです。同じメロディで同じ内容を延々と歌い続けられるのは、退屈以外のなにものでもありません。

アーティストのコンサートじゃなくて、これミュージカルなので!

もったいないCASANOVA

良い部分も沢山あるのに、曲の長さや、無駄に長いストーリーなどがアダとなってしまったようです。
組子の皆さんはとても頑張っていたので、彼女達のせいではありませんが。
頭カラッポにして見れる作品だとは思うのですが、ダラダラしているのは嫌ですよね。

もし再演することがあるのなら、曲をどうにか短く変更してほしいです。
もしくは、歌詞の内容を大幅に変えるか…ですね。
そんなことが可能なのかは不明ですけど。







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