すみれコード


こんにちは、カリーナです。

当ブログでは先日から【ジェンヌ名鑑】というコンテンツを追加しました。スカステの番組や雑誌などからジェンヌの情報を拾い、まとめたものです。

しかしジェンヌの本名を載せたところ、予想通り「本名を載せるのはNGです。すみれコードを守ってください」的なお怒りのメッセージが。

年齢については今でも明確な情報を出さない方が多いですが、本名に関しては劇団側がほぼ隠していないなと思います。

まわりの意見を聞いていて思ったんですが、最近は、すみれコードがどんどん緩くなっているみたいですね。というか、そもそもユルユルな感じ?
そして、現代のネット社会と、古き良き時代に作られたすみれコードの、相性の悪さを感じています。

すみれコードの守られ方やその変化について、ちょっと追ってみようと思います。





とても曖昧な「すみれコード」

そもそもすみれコードとは、どんなモノなのでしょう?
参考のためにWikipediaから引用すると、

劇団の品格を損ない、また観客の「夢」を壊すような内容は、劇団・劇団員から公表されることはなく、ファンも求めないという暗黙の規範。
例えば、本名・年齢・給料などの現実的内容が禁じられている。宝塚音楽学校の文化祭では、かつてはパンフレットに芸名と本名が併記されていたが、現在では本名のみの掲載となっている。

ということだそうです。スリーサイズとかも駄目みたい。
食事をするシーンを見せたり、テレビに映したりするのもNG……らしい。

ただしWikipediaは素人が自分勝手に書いてしまうものなので、これが正しいとは限りません。
ただ、明文化されていないものがすみれコードですから、正しいとか間違っているとか言い出すのがそもそもの間違いなのかもしれません。

スリーサイズは駄目、らしい
食事シーンも駄目、みたい
すみれコードとは、そんな曖昧なものなのです。

意外と守られていないすみれコード

宝塚歌劇団は夢の世界。すみれコードによって、宝塚の甘い砂糖菓子のような世界は守られ続けています。
スカステの番組で食事をするシーンがあっても、口に入れる瞬間や、咀嚼するシーンはしっかりカット。
「高校に入ってからやっと合格しました~」的な話はしてOKだけど、かといって実年齢をそのまま言うのはアウト。

なるほど確かに、一応守られてはいますよね。

「ほら、すみれコードは昔からしっかり守られている」――のかと思いきや、ところがどっこい、「すみれコードどこいった?」的な部分があるのも、また事実。
よく観てると、あんまり守られていないことも多いんですよね。
一番分かりやすいのが、「舞台上で過激なラブシーンやっちゃう」みたいなやつですね。

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あと、舞台上でもぐもぐ普通に食事しちゃう演目なんてのもありましたね……。


ヅカ歴の長い知り合いが「最近はすみれコードが緩い」と言っていました。私は昔のすみれコードの頑丈っぷりはそこまで詳しく知らないのですが、「一般的にすみれコードでダメって言われてるのに、守られていないな」と感じることはたまにあります。


すぐに分かっちゃう実年齢

実年齢はすみれコード的に絶対アウト、というのは、今でもわりと浸透しているものだと思います。ジェンヌのプロフィールをまとめた他のサイトでも、年齢はぼかしてあることが多いです。

たまにまったくぼかしてないサイトもありますが、そういうサイトは実年齢が明らかにおかしい(間違っている)ことがほとんどです。


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タカラジェンヌの多くは「中学卒業後の進路に迷って、宝塚を受験したら一発で受かった」というように、具体的な話をされる方が多いです。そのような場合は、逆算すれば簡単に年齢が分かるんですよね。
だからって、さすがに「○歳の時に受かった」とか、「今は○歳です」というようなことは絶対に言いませんが。

でも、年齢を簡単に計算できる情報を喋ってOKということは、実はそこまでひた隠しにすべきことではないのかなという感じですね。

マナー的には言わないのがベストというか、言っちゃいけないんだと思いますけど。





公式本にジェンヌの本名を載せてもOK

さてここで本題、ジェンヌの実名について。

そもそも何故、ジェンヌの実名がネット上で普通に公開されているのかと言えば、宝塚音楽学校のパンフレットに普通に載ってるからです。隠してないのです。

あと、「芸名の由来は本名から」とか、普通に由来が書かれてたりもしますよね。

「だからって、大っぴらにネットに本名を書くのはいかがなものか」「すみれコードはすみれコードだ!」という声が聞こえてきそうですが、実は公式本で本名を普通に公開してしまっているジェンヌがいるんです!

どなたとは言いませんが、公式から出ている本に、本名が分かる写真を載せている方がいらっしゃったのですよ。「隠す気ゼロじゃん!」と驚きました。
公式本ですから、当然劇団のチェックも入っているでしょう。つまり劇団的にもOKってことです。

文化祭で本名を出している上、公式本で本名まで出してるんですから、本名に関してはそこまでピリピリしなくてもいいのでは……? と思います。

「ジェンヌの本名なんて知りたくないー!」という方もたまにいるみたいですが、知りたくなくとも勝手に漏れてくるのです。当ブログでは記事タイトルに『本名』としっかり記載させていただいておりますので、本名を絶対に知りたくないという方は回避されることをおすすめします。

あと、当ブログは「需要のある情報を書く!」ということをモットーに書かせていただいておりますので、その点はご了承くださいませ。

ネット社会と相性の悪いすみれコード

このように、すみれコードにはそもそも正解がなく、ユラユラゆらめく非常に曖昧なものとなっております。

「えっちなシーンは禁止!」→舞台上でイチャイチャ。
「食事シーンは駄目!」→舞台上でもぐもぐ。
「本名は駄目!」→公式本に載せる。

その他にも、お茶会で彼氏の有無を話したジェンヌもいたみたいですが、詳しく話すのはやめておきます。

おそらく様々な反応があると思いますが、私に反論されてもどうしようもないので(^^;)
劇団側に「すみれコードを明文化してくれ」とお願いする以外には、防ぎようがないのではないでしょうか。
でも、今までの例を見るに、そもそも劇団側がすみれコードを守っていないという傾向があるように思えます。

だからって、ファンのほうからすみれコードをわざわざ破りにいくこともないのですが。
でも、需要のある情報というのも大事なんですよね、今のネット社会は……。

ここまで書いてきて、すみれコードとネット社会の相性の悪さを感じました。
情報を漏らしてくる劇団側&ジェンヌ、それを見た感想を書きたがるファン。
また、そういった情報をネットから探したがるファン。
需要に応えて記事にまとめるブロガーやライター。

ファンにいくら「すみれコード守れ、書くな、検索するな」と言ったところで、無理ですよ止められませんよ。「ジェンヌ 本名」で検索してる人、いっぱいいますから。そういう時代ですから。

今後、すみれコードがどうなっていくのか気になります。形骸化した、いにしえの伝説になってしまう可能性が……ないとも言い切れませんね。


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