Flower Cage|カリーナの宝塚依存症ブログ

カリーナによる宝塚偏愛ブログ。個人的な感想や考察を、独断と偏見で綴っていきます。ちょっと辛口気味。

2019年10月

青い薔薇の精

こんにちは、カリーナです。

明日海りお退団公演『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』『シャルム!』のチケットが運よく手に入りましたので、観てきました♡

あれだけグダグダと「わざわざ観なくていい」とか言ってたくせに、いざチケットが手に入るとルンルンで観に行く。
そんなものですよ人間って。

ネット上での評判が微妙だったので「まさかヤバイほどつまらない駄作なのでは」と心配していたんですが、予想よりはマシだったような気がします。

でも、やっぱりちょっと気になる所もありました。
果たしてこれが、男役・明日海りおの集大成と言えるのでしょうか?

色々な面から、感想を書いていこうと思います!




「青い薔薇の精」キャスト別感想

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メインの役と、個人的に気になった役についての感想をつらつらと。



◆エリュ(明日海りお)
全身青すぎる精霊さん。

スポットライトが当たると少しは色合いがマシになるのですが、「さすがに青すぎない?」とビックリ。
でも、明日海りおさんだから、何とか事故らずにビジュアルが完成していたように感じました。
白薔薇の衣装は、ウィッグも含めてとても似合っていて綺麗でしたよ。

明日海りおさんは、日によって声量を調節しているそうですが、私が観に行った時は全力歌唱でした
劇場に響き渡る美声……。何度もその震えが、私の体にも伝わってきました。

エリュは、舞台上で台詞もなくウロウロしたり、ボーっと突っ立ってたりしてて、「景子先生…」と思ってしまいました。

明日海りおさんは演技にこだわりがある人なので、もっと感情の起伏の激しい役がやりたかったのではないかと推測しますが、エリュはそうでもありませんでした。
表情の変化も少なく、ほとんど笑顔がなくて、無表情だったような……。

「男役だからこそ魅せることのできるドキッとするシーン」がほぼなく“明日海りおの無駄遣い”という感じがしなくもなかったような……?



◆シャーロット(華優希)
幼い少女の時代から、老婆になるまでを見事に演じ分けていました。
「はなちゃんはお芝居の人」とよく言われますが、まさにその通り!

ただ、少女時代の演技は、ちょっとギャンギャンうるさい感じでした……。
「妖精を信じる純真な子供」ということで、ああいう演技になったのだとは思いますよ? 
でも、さすがに耳に優しくなかった(;´Д`)

同じ少女でも、メリーベルみたいな感じで演じることもできるはずなので、今回が特別うるさかっただけだと思います……。

シャーロットが大人になってからは、声が少し低めになり、落ち着いた雰囲気に。
しかし、夫の浮気現場を目撃して嘆くシーンだったりするので、ここでも少しうるさく感じる。
でもこれ、台詞のせいなので、華優希さんが悪いわけではないと思います。。。

ラストシーンで年老いた姿で登場しますが、声も姿も本当におばあちゃん!
顔は、その後の演出のこともあってメイクはそのままですが、メイクまで変えてたら、完璧に老婆だったと思います。
色々な経験をしてきたおばあさん感がすっごくよく出ていました!


そういえば、シャーロットは左足を骨折してサナトリウムに入った設定……だったと思うんですが、これって華優希さん本人の話じゃないですか!?
今月のGRAPHの『波瀾爆笑!?我が人生』によれば、華優希さんは小学生の頃に左足を骨折し、入退院を繰り返していたそうですから。


歌は、私が観に行った日は、調子が良さそうでした(本人比で)。
声量は、もうちょっとあったほうがいいとは思いましたけどね。





◆ハーヴィー(柚香光)
舞台に出てきた時のオーラが、いつも以上に半端なくて……! 
次期トップということもあって、さらにオーラが増したように感じました。
贔屓目でしょうか。

ハーヴィーはコンデュルメルのような顔芸&個性強めな役ではなく、超普通の真面目な青年です。
もうちょっと個性があった方がよかったんじゃないか、と思うほど普通でした。

舞台の上にいる率が非常に高かったので、オペラグラスで贔屓を観るという意味では非常によかったんですが、ガチで突っ立ってるだけのシーンはどうにかしてほしいと思いました。
カレーちゃん、ニックおじさんとヴィールドン夫人のデュエットのシーン、まばたきするお人形みたいになって立ってましたから……。
(そしてその隣では、エリュが同じ状態で突っ立っている)


私は柚香光さんの歌を楽しみにしていつも観劇しておりますが、私が観た日はわりと調子がよく(本人比)、あの伝説の『EXCITER!!2018』は不思議な夢だったんじゃないかと思いました
でも銀橋で歌った時は、ほんのちょっとだけ音程が迷子に。
よかった、いつものカレーちゃんだ。


「これが見所!」というシーンはあまりなかったと思うのですが、今回は主役が明日海りおさんですからね。
そんなものかな。



◆メアリー・アン(芽吹幸奈)
今回の公演でエトワールを務めたくみさんですが、お芝居の方の出番は控えめ。

いつもシャーロットのそばにいて世話をしているので、出番はそこそこ。
でも、せっかくの歌ウマさんなのに、披露するシーンはなかったと思います。

でもくみさん、お世話役が似合うんだよなぁ……。
エリザベートのリヒテンシュタインもハマっていたし。



◆オズワルド・ヴィッカーズ(瀬戸かずや)
「時は金なり!」という台詞しか印象に残ってません……。
結構しつこい台詞でしたね。

ビジュアルは、ヒゲとスーツで、いつものあきら
あきらのダンディさをこれ以上引き立たせるアイテムはない。

次期2番手? ということですから、目立つシーンが多めだと思いました。
あきらの2番手お披露目感……。





◆謎の老婆(美花梨乃)
最後まで謎のままだった老婆(爆)。
いや、笑うところじゃない。

観劇後に他の方が書かれた考察を少し見ましたが、「結局正体何なのよ?」というものがほとんどでした。
私の理解力がなかったわけではないらしい。

ずっと腰を曲げている役だったので、腰痛にならないか心配して観てました……。



◆ニック(水美舞斗)
出番はそこまで多いとは言い難いですが、気を抜くと回想シーンその他で急に出番があります。

剪定シーンにチョキチョキというSEが追加になったそうですが…、逆にムラでは、あのSEなかったんですか? 
さすがに、マイティーの演技力に頼り過ぎでしょ~。
SEがあったので、剪定してるんだなぁとすぐに分かりましたけど。(マイティーの演技力が足りないという意味ではありません。最低限必要なSEってあるよねっていう話)


この舞台は、妖精さんたちが踊るシーンが何か所かあるんですが、なぜか庭師マイティーも踊っていました
マイティーのダンス能力をアピりたかったんでしょうか。
踊るのが悪いというわけではないけど、急にいかにもなダンスを踊り出すのは、ちょっと違和感がありました。


フローレンス・ヴィールドン夫人(しろきみ)に密かに恋していたのは分かるんですが、わりと唐突に葬式シーンになるので、ちょっとポカーン。
しかも私の席からだと、悲しむマイティーの顔が超見えにくくて。

全体的に出番が少なめとはいっても、しろきみとのデュエットはこの舞台の中でもかなりランク上めの見所です。
でも、葬式のシーンの前に歌った方が、切なさが増したと思うんですけど……

歌は、ちょっとだけ不安定な感じがしましたが、調子が悪そうというわけでもなく、いつもの感じでした。
あ、前よりも声量がちょっと上がったような??? 
最近ボイトレ頑張ってるって聞いたような気がします!



◆フローレンス・ヴィールドン夫人(城妃美伶)
出番の量は、ほぼマイティーと同じです。マイティーとセットで登場する感じ。

退団公演のわりには出番が少なめな気がしますが、マイティーとのデュエットという見所はあります。ていうかさっきから言ってるけど、葬式シーンが急すぎて。。。

衣装は、もうちょっとゴージャスなデザインのだと嬉しかった。
衣装の種類が少なすぎるから、余計に。

歌声はとても綺麗で安定していたので、退団が惜しいなと思いました。




◆Mysterious Lady(謎の貴婦人)(乙羽映見)
幕が開いた後の彼女の歌声は、迫力があり伸びやかで、とても素晴らしかったです。
歌劇団にこそいてほしい逸材だと思ったのに、今回で退団が決まってるんですよね……。
本当に惜しい。

謎の貴婦人でもあり、デーヴァでもある彼女。
しかし私の脳みそでは、謎の貴婦人=デーヴァっていうのがよく理解できなくて
物語の中では、しっかり語られていなかったと思います。

ところで彼女が抱いている猫(トム)、よく見るとパチパチまばたきしてるんですね。
無駄に細かい。
そして、おこげちゃんに本当にそっくり♡



◆ネリー・グリフィス(春妃うらら)
「大都市ロンドン」の場面で、唯一名前アリな役がネリー・グリフィス。

この「大都市ロンドン」の場面は歌が素敵で、Blu-rayが届いたら何度も観返すだろうなぁと思います。

この役は、物語に大きく関わってくるわけじゃないんですが、「うららさん可愛いわ~」と思いながらオペラグラスを覗いておりましたので。
衣装もあの時代のイギリスっぽくて、素敵でした。



◆ウィルトス(飛龍つかさ)
思っていたよりも歌うシーンが少なかったです。
台詞はけっこう多かったんですけど。

観劇のたびに、オーラが強まってきたように感じるつかさくん。
妖精は大勢舞台上にいるのに、思わず目が行ってしまうのはつかさくんでした!



◆プルケ(音くり寿)
妖精の中でも、台詞が多めだったと思います。
歌うシーンはほとんどなかったような?

全力で演技をするのは、やる気があって素晴らしいのですが、独特の言い回し?が少し気になりました。
もうちょっと自然な喋り方にした方がいいのになぁ。





◆愛人(華雅りりか)
景子先生は、りりかさんがお嫌いなのでしょうか。
愛人にも名前があると思うんです……。

出番は超少ないですが、かなりインパクトはありました。
はいからさんでラリサを演じた人とは思えない。

絵にかいたような“頭が悪く、性格も悪い愛人”で、短いシーンで振り切って演じているように見えました。



◆イヴリン(真鳳つぐみ)
シャーロットの父の再婚相手。

真鳳つぐみさんって、美人だけど、役付きが超悪いイメージがありました。
役付きが悪いどころか、台詞がたったの1個とか、そもそも台詞ありましたっけな脇役とか。

でも今回、シャーロットの継母ということで、ちょっと長めの台詞が!!
しかも舞台上にシャーロット+その他数人しかいないようなシーンだったので、目立っていて、個人的にとても嬉しかったです。

『メランコリック・ジゴロ』の時は、いまいち役にハマっていなくて棒演技な印象しかなかったんですが、今回はそんなことなかったです。
はいからさんに期待してもいい?





全体的に説明不足!「青い薔薇の精」ストーリーは駄作感アリ

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ちょっと辛口ですけど、結論を言います。

全体的に説明不足で、話が浅いです。

このお芝居は、あらすじだけ見ると超面白そうなんですよ。

ある深い霧の夜、植物研究家のハーヴィーは、枯れ果てたウィングフィールドの屋敷の庭で”青い薔薇の精”と名乗る男と出会い、かつてこの屋敷に住んでいたシャーロットという少女にまつわる話を知ることになる。それは、現実に起こった事なのか、それとも…?


少なくとも管理人の好みにはドンピシャ!!

このあらすじが公開される前に、現実と幻想が入り混じる系のお話を読んだばかりだったので、「さぞや素晴らしい感動物語に違いない」と思ってしまったのですね。
まぁこれは、私が勝手に某傑作と同じレベルのものを期待してしまっただけなのですが。


「現実に起こった事なのか、それとも…?」のところは、探偵のMr.ディケンズ(冴月瑠那)に依頼したことで、「事実だったんだ!」と判明するわけですが……。

観客にしてみれば、「そりゃあ、嘘つくわけないし、作り話だと疑うような要素もなかったべ」っていう感じで、何もビックリしませんよ。

語る側に妄想癖がありそうな言動があれば、観客のほうも「シャーロットという少女の話は真実なのかな? それとも幻想なのかな?」と疑うことができたと思うんですが。
そこが期待はずれで、とても残念でした。
何か捻りがあるのかと思いきや、何もなかったんですから。





一番の戦犯は、「忘却の粉」の存在だと思います。
観劇中、ずーっと「忘却の粉、邪魔だな」って思ってました。

もちろん、このアイテムがあったからこそエリュが青薔薇になる理由ができあがるわけなんですけど……。

ラストシーンで「忘却の粉が効かなかったのは、時間が経ちすぎていたから☆」とか言い出すんですもの。
私は“都合が良すぎる陳腐な魔法物語”が嫌いなので(同じ理由でハリポタも苦手)、忘却の粉は……出さなかった方がよかったと思います……。

観た人によってここは解釈が分かれるところらしく、「都合のいい話だな派」さんと「デーヴァが気を利かせたんだよ派」さんをお見かけしました。

明日海りおさんが、柚香光さんとの対談で「(ストーリーや設定は)お客様の解釈にゆだねられている」みたいなことを仰ってましたけど、単に説明不足なだけだと思います。


演者が頑張っているから凡作~佳作と言えるけど、優れた演者がいなかったら駄作認定されても仕方ないかなぁ……。

ニックおじさんとヴィールドン夫人の恋?も、もうちょっと語れることがあっただろうに、あっさりしすぎてて残念でした。




男役・明日海りおの集大成としては微妙?

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ステージドアを見ていて思いましたけど、明日海りおさんは、妖精役をあまり快く思っていなかったようですね。
最後はスーツ物で、ビシッと決めたかったのでしょう。

明日海りおさんは、自分の正直な思いを吐露したあと、植田景子先生をフォローするように色々と語っておられましたが、私の目には「不満でいっぱいなんだろうなぁ」というふうにしか映らなかったのです。

『明日海りおメモリアルブック』の表紙は「金色の砂漠」のギィで、明日海りおさんはこの役が気に入っているそうです。
確かに「金色の砂漠」は、若干刺激的なシーンが多めな悲劇でしたが、男役ならではの見せ場が沢山あり、演じ甲斐もあったのだろうと思います。

しかし『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』は、明日海りおさんが危惧した通りの内容……だったと思います。
『PUCK(パック)』のような妖精ではないとはいえ、妖精は妖精ですし、正直男役らしいドキッとするような見せ場もない。

退団公演でこれって、どうなんでしょう。
男役の集大成とするには、色々と物申したくなる内容でした。
あれだけ男役を愛した男役には、これ以外にもっとふさわしいモノがあったのではないかと……。

せめて衣装が綺麗ならなぁ。あの衣装、「どうしてこうなった」とつい言いたくなってしまいますよ。




歌ウマ勢がごっそり退団…今後どうなる?

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このブログを以前からお読みの方は、私の贔屓が柚香光さんなのはご存知だと思います。

「明日海りおさんの退団公演」であると同時に、柚香光さんのお歌が聴ける機会でもありますので、歌をとにかく楽しみにしておりました。

まず、明日海りおさんは文句なしにお上手です。
今さら私が言うまでもありません。
まだ退団しなくてもいいんじゃないか、と思えるほどのパワーある歌声でした。

柚香光さんの歌は、パンチのきいた、パッションあふれる感じが好きなのですが、お芝居の方では大人しい歌がほとんどでしたね。
まぁ、歌う曲がいくつもありませんでしたけど、、、

華優希さんは、やっぱりトップ娘役にしては歌唱力が足りない。
でも、ネット上でブッ叩かれるほど酷いとは思いませんでした。
今後の成長に期待したいです。



お芝居の中で、何人もの歌ウマさんが歌を披露するわけなんですけど、こういう人たちに限って今回で退団なんです……。

今後はどうするのでしょうね。
歌ウマな下級生もいますが、それだけでは次期トップコンビを支えきれないと思う……。

それについては、今後また記事にしたいと思います。


明日海りおラストデイまであとわずか

私はのん気に楽しんできてしまいましたが、明日海りおさんの退団日が近づいてきているということを忘れてはいけない……

もちろん私も「もう、みりおを生で見るのはこれで最後だ」と思って観てきましたけど、大昔から応援しているファンの人は、寂しさでいっぱいでしょうね。

男役の集大成としては微妙な感じが個人的にはしますけど、どんな脚本であれ、最後の大切な舞台です。
あまり深いことは考えずに、明日海りおさんを応援し続けるのがベストなんじゃないかなぁと思います。

明日海りおラストデイ、私はライビュでお見送り予定です。


男役らしいシーンがギュッと詰まった『シャルム!』の感想はコチラ↓


↑宝塚アンでも買えます。Blu-rayはスターアングル付き&画質最高なので、個人的にはBlu-rayを買って正解でした。







柚香光

こんにちは、カリーナです。

柚香光さんのプレお披露目の先行画像について、「ファッション誌のモデルみたい」という感想をよく目にしました。確かに。

柚香光さんは、現在アパレルブランド「JOSEPH」のモデルをしています。
今ではモデル業は慣れっこな柚香光さんですが、そもそも彼女がモデルを初めてやったのはいつだと思いますか?

なんと柚香光さんは、入団1年目、まだ研1の時に、すでにファッション誌デビューしていたのですよ……!!
「ノンノ」に写真とインタビュー記事が掲載されました!


当時から、劇団から相当プッシュされていたということでしょうか?




柚香光が2010年のノンノに登場!

柚香光さんは、まだ入団1年目の時(2010年)に、ノンノに登場しました。

まるまる1ページに、写真がドアップでドーン。
『各界が注目する“宝塚の新星”がノンノファッションに、初挑戦!』と書かれています。

隣のページで紹介されているのは、女優の川島海荷さん。
ドラマ『ブラッディ・マンデイ』の放映前だったんですねー。

研1とは思えぬ“モデル度胸”を見せつけた柚香光


『NEW GENERATION Ⅲ』の花組アンケートの、「舞台度胸があるのは?」で見事1位に輝いた柚香光さん。
当時のトップスター・蘭寿とむさんも、柚香光さんの舞台度胸について、別のインタビューで語っていたと記憶しています。

もともと度胸があるタイプなのでしょうね。
初めて雑誌でファッションモデルとして撮影してもらったというのに、顔が全然こわばってない! 
今と全く変わらない雰囲気です。

こんな言葉があるのかどうかわからないけど、“モデル度胸がある”という感じ。

でも、本人はこんなことを言ってます。

「雑誌の撮影は初めてだったので、緊張しましたよ~。モデルさんの自然な笑顔やポーズが、いかに難しいかよく分かりました。宝塚のメイクはセルフなので、プロの方にお化粧をしてもらえたのもうれしかった! 素顔でも目力が強くて、化粧が派手になりがちなので、今日のメイクを参考にしたいですね。(中略)次回、ノンノに登場する時は、自然なポーズがすんなりできるように、誌面を読み込んでポージングを研究しておきますので、ご期待ください!(笑)」
引用元:non-no 2010年 2/5号 p249


研1とは思えぬ余裕を感じるのは、私だけでしょうか(^^;)
緊張してるなんて絶対ウソでしょ!っと思ってしまいました。

おめめがバンビみたいにパッチリしてて、超カッコかわいく写ってて、元気に飛び跳ねてました。
この時からすでにワンコっぽい。
どこが緊張しとるんじゃ!という感じ。




研1の柚香光がインタビューで語ったこと

柚香光さんのページにはインタビューもあったんですが、そこでは上記の撮影についての話だけでなく、宝塚についてのことも沢山語ってくれていました。

受験の時のこと、集団生活の楽しさのこと。
まだ研1なので、舞台についての話題はほとんどありません。
でも、それが逆に今では新鮮な感じです。

同期とのエピソードや、レッスンのこと、宝塚に入ってからの気持ち、憧れのジェンヌさん。入団直後だからこそのインタビュー内容で、とてもフレッシュ!

入団したての頃の柚香光さんの心の中を知るのに、ピッタリな内容です♡

今だからこそ見たい、若い頃の柚香光

柚香光さんは次期トップが決定していますが、「今だからこそ、昔のカレーちゃんが見たい!」と思い、過去の雑誌だけでなく、DVDを色々観ています。

「仮面のロマネスク」のダンスニー役、「風の次郎吉 -大江戸夜飛翔-」の勇人役……。
今後、ああいう役はもう見れないですもんね。
ビジュアル的にはありだと思うけど、役柄がね。


今後もしばらくは、“過去の柚香光”発掘にいそしみます。
そして財布がやばくなる。






はばたけ黄金の翼よ

こんにちは、カリーナです。

雪組全ツ『はばたけ黄金の翼よ』を観劇してまいりました。

なんかこんな感じの、私が子供の頃に観た気がする。それくらい、古典的なラブストーリー。予習ナシでもOKです。

トップコンビ2人だけでなく、全体的に歌ウマさんが多くて大満足。
幕が開いた瞬間から美しく、ビジュアルも完璧で、とても完成度の高い舞台でした!

ベッドシーンや目潰し、鞭打ちのシーンがどうなったか気になっていましたが、良い具合に改変されておりました。

この目でしっかり観てまいりましたので、感想を書いていきます!





ビジュアルも素敵!キャスト別感想

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初演の『はばたけ黄金の翼よ』は、ビジュアルが少々事故っていたような気がします。特に、ヴィットリオの鬘!
今回の再演にあたり、とても気になっていたビジュアルですが、スチール写真よりもずっと素敵でした!

◆ヴィットリオ(望海風斗)
「ハーッハッッハッハッ!」という楽しそうな高笑い&ドS発言からの、あっさりヒロインに陥落、そして全身ズタボロになりつつもヒロインと結ばれる…という、女性ウケしそうな要素多めな青年。

スチール写真よりもスッキリまとまった印象の鬘で、事故ってませんでした。もしかして違う鬘だったりする?

歌唱力は、さすがの一言!! 全ツは疲れていそうなので、全力の歌声は聴けないかも…と思って観に行きましたが、全力歌唱でした。CDでも流してるんじゃないかと思うくらいに、安定した歌声でした。

歌うシーンは少なめだったかな? もっと歌が聴きたかったけど、芝居シーンが多めだったので、それはそれで満足です。

◆クラリーチェ(真彩希帆)
中世のお姫様にしては、自立心と行動力のある女の子。「マレーン姫」を彷彿とさせるようなメンタルの強さ…。

文句なく可愛いウェーブヘア♡男装した時の短髪もキュートでした。
ぜひ全ツで着てほしい衣装ナンバー1の“わっかのドレス”姿を沢山見せてくれましたよ!

歌声は、うっとり聴き惚れるようなクリスタルヴォイス♡まさに歌姫♡♡
会場中に美声が響き渡っていました。

クラリーチェの登場シーンがとても多かったです。はいからさんもそうだけど、行動力のあるヒロイン&少女漫画原作だと、どうしてもそうなるのかな?


◆ファルコ(朝美絢)
女のことは愛せないッ!自分の全てはヴィットリオのために…な、こじらせ系イケメン。

皆様が仰ってた通り、金とも銀とも言えないような色の鬘でした。薄いクリーム色みたいな。
鬘の根本が黒いのは、ショーで“黒髪の人”になるからさ!
衣装は、トート閣下感アリ。すごく似合ってました♡

オペラ泥棒・朝美絢(n*´ω`*n)

目立つシーンでのソロが2曲?くらいあったと思うんですが、とても声量のある声でお上手でした!

「ヴィットリオのために~♪」のところで、ちょっとタメて歌ってたんですが、一瞬「今リズム外した?」と思ってしまいました。→別の会場でも同じ歌い方だったようです。
花組の見過ぎで、失敗方面に考えがちな私。ごめんねあーさ…


◆ジュリオ(永久輝せあ)
唐突に激昂して鞭持って暴れる男。(この言われよう)

綺麗な金髪でした。
私はそこまで似合ってると思わなかったんですが、好みの問題だと思います。評判はいいみたいです。

私はどうも、永久輝せあさんのような“普通に整った顔”というのが苦手みたいで、よく見失ってました……。結構出番はあったと思います。

歌は若干音程がフラついてる所がありましたが、気になるほどではありませんでした。彼女はやっぱり噂通り、ダンサータイプっぽいですね。






ほかの生徒さんたちも、中世イタリア感あふれる衣装で登場してくれて、「これが見たかったのよ~!」という感じでした!
あの頭の四角いでっかい帽子?みたいなやつ…名前わからないけど…あれがすごくイタリアっぽくて好き。伝われ。




キスシーン多め♡古典的なラブストーリー

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原作は少女漫画ですが、どっちかっていうと乙女ゲーム感があるなと思いました。しかも、超古典的な。


・「お前は変な女だな」というテンプレ台詞がしっくりくるヒロイン(乙女ゲーあるある)

・いつどこでヒロインを好きになったのか割とわかりにくい展開(乙女ゲーあるある)

・最終的には絶対ハッピーエンド



まぁ、昔の宝塚も、昔の漫画も、今の乙女ゲーも、根っこは一緒みたいな感じありますけど。


単純明快でよくある話かもしれないけど、シンプルだからこそ最後まで飽きずに観れるっていうのがありました。分かりやすい見所が、色々用意されてるというのもありますけどね。

もしこれが乙女ゲーなら、ファルコルートとジュリオルートがある。血の繋がりがあっても無理矢理くっつけるのが乙女ゲー。
つまり、「はばたけ~」は二次元なイケメンだらけってことだ。全員攻略対象だ。この感動よ、伝われ。

あと、キスシーン増量中だったようで、サービスしまくりな感じがしました。少なくとも3回はあったはず。キスシーンが一回もない演目もあるというのに…。

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すみれコードはクリア!?ベッドと目潰しと鞭のシーン

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前から話題にしていた、例のベッドシーン


すみれコードぶっちぎりのエロティックなシーンが、今回の全ツでどうなるのか、注目が集まっていました。

ベッドが登場したのでドキドキしながら観ていましたが、全然問題ナシ!
ヴィットリオがクラリーチェのガウンを脱がそうとする→クラリーチェが抵抗→ナイフで暴れる……という流れだったと思います。若干セクシーではあるけど、エロくはない。



また、目潰しのシーンも、とてもアッサリです。
ファルコが剣でヴィットリオの目を切りつける(ここで照明が真っ赤に)→ファルコ、ヴィットリオにトドメをさすことができない→気づいた時には眼帯つけてる。
この程度なら、痛々しいシーンが苦手な人でも平気でしょう。

鞭を持つあーさは見られませんでしたが、ヴィットリオにメンドクサイ感情を持っており、最終的に剣で目潰し。鞭はなくとも、すごく目立つシーンでしたので、大満足ですよ(n*´ω`*n)



さて、誰もが楽しみにしていたと思われる、鞭打ちのシーン。
残念ながら、ここは朝美絢さんではなく、永久輝せあさんの場面に改変されてしまいました。それについてはこっちの記事を読んでください。


地下牢に鎖でつながれて拷問を受けたヴィットリオを、さらに鞭で打つジュリオ。「それ以上やったら死んでしまいます」と言われて、兵士に連れられてジュリオはすぐに退場しますが、ヴィットリオの衣装が血まみれなので、駄目な人は駄目かも。

あとこのシーン、男装したクラリーチェが助けに来てくれますが(本当に行動力のある娘だな…)、それまでの体勢がキツそう。いくら簡単に外れる手錠とはいえ、あの体勢をキープするのは大変でしょうね。。。



地元ネタをアドリブで!ショー『Music Revolution!』も大盛り上がり

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全ツ版『Music Revolution!』ですが、メンバーは少なめでもすっごく盛り上がっていました♡

私はいつも花組を見ているので、花組よりも振付が簡単なように見えたんですが(^^;)いや、あれだけ踊るのも大変だと思いますけど。。。
個人的にはちょっと物足りなかったけど、今の雪組の売りは歌ですもんね。

だいもんの迫力ある歌声、きぃちゃんの透明感のある伸びやかな声、それに負けないあーさ&ひとこ、ひらめちゃん、、、えーと、途中からうるさく感じるほどでした。笑



客席降りでは、だいもんがキャーキャー言われていました。
田舎感満載の(?)よく分からないアドリブもありました。そういえばだいもん、アドリブ苦手って自分で言ってたっけ……。

でも、過去に観に行った全ツでは、地元ネタをまったく入れてこないものも結構ありました。マチネとソワレで全く違うネタを仕込まないといけないし、毎回覚えておかないといけないし。全ツは大変ですね……感謝せねば。


ただちょっと気になったんですけど、客席降りのときの、観客のマナーが悪い!
他の会場でも色々トラブってた?ようなので、観劇マナーはしっかりしてほしいです。やっていいことと悪いことがあるでしょ。だいもん、ビックリしただろうなぁ……。

『はばたけ黄金の翼よ』観劇できてよかった!

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とても古い作品の再演、しかもすみれコード的にヤバイと聞いて、「大丈夫かな…」と少し不安のあった本作品。
しかし、観に行った後の感想は、「観てよかった♡」しかありません!

まだまだ夢見心地。
チケットがもう1枚あったら、行きたいくらいです。

オーソドックスで古典的なお芝居、わっかのドレス、イケメン男役勢ぞろい。
宝塚初心者が観たい宝塚って、こういうのだと思います! 全ツにもってこい!!

そして、歌ウマトップコンビ&他の組子の歌唱力に圧倒されました。
全然音を外さないので、安心して観ることができました。


そして花組好きな私は、今度花組に異動になる、永久輝せあさんと朝月希和さんもチェックしていました。
2人とも、歌って踊れるオールマイティーなタイプなので、花組で大活躍してくれそうですね。



遠征民多めな会場もあったみたいですが、少なくとも私は地元民です。
田舎にわざわざ来てくれて、みんなありがとう!!←雪組全ツメンバーみんなに手紙渡して言いたい






明日海りおサヨナラショー

こんにちは、カリーナです。

花組公演 『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』のライビュ、無事に当選しました。
これでサヨナラショーが観れます!

私は田舎住まいなので第一希望で無事に当たりましたが、Twitterを見ていると、激戦区ではなかなかキビしい結果になったようです。

また、早くも高額転売が始まっているとか。

一部の会場では2次先行抽選販売がもう無いそうなので、チケットを手に入れるのが大変な人が増えそうです……!

でも諦めるのはまだ早い。
どーしてもチケットが欲しいなら、ド田舎を狙え!





首都圏の映画館はチケットが当選しにくい

まぁ当然といえば当然なんですが、都内や神奈川などの首都圏の会場は、「第5希望まで出しても駄目だった!」という声を多く見かけました。
会場は多くても、住んでいる人も多いですからね。

私もそうですが、わりと田舎のほうに住んでいる人は「田舎だからか当たった~」と言っている人がチラホラ。
私のところはゴーストタウンのような田舎ですからね、あんな会場まで行く人、そうおらんやろっていう感じです。
アクセス超悪いし。


田舎に住んでいると、劇場に行くだけで大金がかかってすごく嫌ですけど、ライビュの時だけはちょっとゴーストタウンに感謝しました。
ありがとうゴーストタウン。


ライビュが観たいなら田舎の会場を狙え!


どーーーーしてもライビュが観たいなら、遠征覚悟で、ド田舎の会場を狙ってみるのも手かもしれません。
しかも、アクセスの悪そうなところ。


空いてそうな会場は、宝塚公式HPが参考になるかもしれません。
2次先行抽選販売がある会場で、宝塚ファンが少なそうな地域がいいかもしれませんね。

関西はヅカファンが多い印象ですけど、東北らへんは少なめですよ。





高額転売チケットには手を出すな

早くも高額転売が始まっているという話ですが、絶対に手を出さないようにしましょう。

買う人がいるから、高額転売がなくならない。
そのことを忘れてはいけません。

まだ今後もチケット入手のチャンスはあるので、変なチケットなんて無視しましょう!

明日海りおラストデイをしっかり観てきます

ライビュではありますが、サヨナラショーを観られる&明日海りお最後の姿を見られるというのはとても嬉しいです。楽しんできます。

今回駄目だった人も、まだチャンスはあります。
みんなで最後のお見送りをしましょう!(^^)!




亜蓮冬馬


こんにちは、カリーナです。

YouTuberの「あんり」として活躍中の亜蓮冬馬さんが、文春に載ってしまったそうです。


昨日のアンケートの件といい、文春が本格的に宝塚をターゲットにし始めたようです。そこには一体どんな思惑があるのでしょうか?





亜蓮冬馬が文春に載ってしまった…

昨日、「文春オンラインのアンケート。次に標的になるジェンヌは誰だ!?」という記事を更新したばかりです。
でもアンケートどころか、元タカラジェンヌの亜蓮冬馬(あんり)さんを、もう記事にしてしまっていたようなんです
“次の標的”は、(OGだけど)亜蓮冬馬さんだったんですね……。

宝塚の現役の生徒が文春に載ってしまうのはかなりイレギュラーな出来事でしたが、宝塚OGがこのテの記事になるのは、そんなに珍しいことではないと思います。
そういう意味ではそこまで驚きはありません。

でも、「文春に載るなんて、恥ずかしい……」という気持ちはあります。
よその雑誌に載るなら、名誉なことで載ってほしいですよ。

「元ジェンヌが動画で炎上」って、よそに晒したくない話題じゃないですか。

アレな動画を配信しているというだけでも嫌な気分になっていたのに、さらに文春デビューとは。ため息が止まりません。
 

宝塚は文春にとって美味しいネタになる!

「YouTuberが動画をアップして炎上」
たったそれくらいのことで、今回は記事になってしまいました。

これ、普通の人なら記事になんて絶対なりませんよね? 
ヅカ界隈で話題になって、プチ炎上していただけですから。

炎上してた時に書いた記事↓



でも、亜蓮冬馬さんは花組の路線スターだったし、動画内容は若干カゲキ。
記者がちょっと取材して、ファンの声とやらを捏造して書いちゃえば、立派な記事になっちゃいます。

文春「宝塚の話題って、楽に記事が書けて、しかも話題になる!」

味をしめちゃったんですよ、文春さんは。
そして気づいてしまったのです。
宝塚をネタにすれば、どんな記事でもそれなりの収益に繋がるということに……。

まぁ私は、今回は文春買ってないんですけど……。
なので記事の詳細については、このブログでは触れません。
買うまでの内容ではないみたいなので。




文春に目をつけられないように“お行儀よく”行動しよう

言動のやばい現役の生徒や、宝塚OGの姿を見かけるたびに、明日海りおさんの“お行儀よく”という言葉が思い出されます。


↑この記事で詳しく紹介しています。
次期トップの柚香光さんに、明日海りおさんが3つの心得を伝授したんですが、そのうちの1つが「お行儀よく」というものでした。

本当にこれって大事ですね。トップスターに限らず、一度タカラジェンヌになった人は、退団後もお行儀よくしていただきたいものです。





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