エリザベート

こんにちは、『エリザベート』大好きなカリーナです。

私が宝塚にハマったのは、『エリザベート』のDVDを知人に借りたのがきっかけでした。
宝塚版がとても気に入ったので、東宝版、ウィーン版のDVDも観ました。

せっかく色んなバージョンの『エリザベート』を観たので、それぞれの特徴や違いなどをまとめてみたいと思います。というか、ほぼ感想ですが。

かなり個人的な感想になりますが、興味のある方は見て行ってください。






ウィーン版エリザベートの特徴と感想

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まずは、ウィーン版のエリザベートのお話。ここからエリザベートの全てが始まった……!!

◇出演者の皆さんのガタイがいい
ウィーン版を観てまず思ったことは、「出演者の皆様、やけにガタイがいいな」ということでした。
歌が上手いのは当然なのですが、ガタイがいいから歌が上手いというか、歌が上手いからこそガタイの良い人ばかり集まったというか。なんかもう色々と凄かったです。

そういえばドイツ制作の映画を観た時に、子役もオジサンも全員いかつい体型で驚いたことがあるんですけど、ドイツ人って全体的に体が大きいんですね。


◇ビジュアルは微妙かも?
歌に難あり、ビジュアル華やかな傾向のある宝塚とは真逆で、歌を最重要視、ビジュアルは何でもいいといった感じです。
舞台セットも地味。衣装も、作りは良さそうだけど地味。


最初に観た時、衣装のツタ模様は何なのだろうと疑問に思ったんですが、あれは“蝕まれていく”ということを暗に意味しているらしい。ハプスブルグ家が滅亡していく様を描いているので、そういう意味での“蝕まれていく”なのかな。

ちょっと気持ち悪い柄なので、宝塚版の衣装には採用されていない様子。でも、トート閣下の衣装の一部にツタっぽい模様が入っているので、少しは意識しているのかな?


ウィーン版は、主役がトートではないので、影が薄いです。あと、ビジュアルが日本のと違って地味なので、「黄泉の帝王ですよ」という説明が事前にないと、あんた誰状態。
外国の人には、あのビジュアルで“黄泉の帝王”だと分かるのでしょうか? 私は分からないなぁ……。


◇『闇が広がる』がなんか怖い

さて、私の大好きな『闇が広がる』のシーンですが、ここは少々キツい。
何故なら、演じているお二人が、両方ともオジサンだから(ノД`)・゜・。

華やかでお耽美な『闇が広がる』は、そこにはありませんでした。振り付けも、力ずくで乱暴に説き伏せるような感じで(そういえば韓国版も、歌でねじ伏せる系だったな)、見ていてウットリできるようなシーンではありません。
「まるで喧嘩のようだ」と思いました。

当然、キスシーンもオジサン同士です。心の準備をしてから見ないとキツイ。


◇DVDそのものの話

日本向けにDVDが出ていますが、ブックレットは日本語じゃないし、日本語字幕もついていません。エリザベート初見の方には全くおすすめできないDVDでした。


あと、DVDをひっくり返さないと第二幕が観れないというのが、ちょっと驚きでした。そういうDVDってあるんですね、知らなかった。





宝塚版エリザベートの特徴と感想

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今更語るまでもない、宝塚歌劇団の大人気演目『エリザベート -愛と死の輪舞-』。
個人的に思ったことをつらつらと語ります。

◇宝塚の魔法をかけてキラキラな舞台に♡

ウィーン版と比べて、衣装がハデハデになり、娼婦たちが可愛いバレリーナになり、マデレーネはお風呂に入った可愛い人魚になり……。
すみれコードに引っかかりそうな部分を全部甘いお砂糖でコーティングした、なんとも素晴らしい舞台に仕上がっております。ダークながらも夢見られる、THE・タカラヅカなアレンジが完璧になされています。

お風呂に入ってるマデレーネとか、あのキュートなビジュアルだけ見たら「お子様でも安心安全」じゃないですか? 大人は色々察してしまうんだけれど。


◇『闇が広がる』で萌えが広がる

そしてあの『闇が広がる』は、超絶お耽美な仕上がりに
あの乱暴な振り付けが、まさかの最強萌えシーンに早変わり! なんということでしょう。
トートとルドルフが長時間密着してますが、女性同士だから全然暑苦しくない♡

その他のあんなシーンやこんなシーンも、見事に宝塚風に書き換え。
どうしてこうなった。イケコありがとう……


難を言うなら、一部のシーンが省略?されているようで、ストーリーが部分的に分かりにくくなっているかも。


◇おすすめのトート閣下


【中古】DVD/宝塚歌劇「 エリザベート -愛と死の輪舞- 」 雪組 水夏希

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個人的に大好きなのが、水夏希さん演じるトート閣下!
明らかに人外なメイクに、体温が感じられなさそうな肌の色、冷たい表情。
色々なトート閣下を見てきたけれど、一番好きなのは水さんのトート閣下です。

特にこの時の『闇が広がる』は、あまりにも妖艶すぎて山ほど見返しました。
あんなアダルティなトートに「王座に座るんだ」とか言われたら、誰だって「王~座~~~~!!!」って答えるやん!!



『エリザベート -愛と死の輪舞ー』 [ 宝塚歌劇団 ]

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明日海りおさんのファンなら、もう絶対持ってますよね。
感情が表情に出すぎる黄泉の貴公子・明日海トートが観たい方にはコチラがおすすめ。明日海さんが得意とする(?)こじらせ系男子が堪能できますよ。

柚香光さんはジュラ役で出てますが、出番が少ないのでそこは個人的に不満。
このDVDに限って言うなら、柚香光さんよりも水美舞斗さんの美しいマデレーネのほうが目立っているような気がします。

柚香光ファンとしては、役替わりバージョンも推したいところなのですが、柚香光さんが絶賛音痴期間だった上に元気いっぱいにズコってしまっているので、気になった方だけ是非配信でご覧ください。
ビジュアルと演技だけ見れば、役替わりのDVDが出てもおかしくないと思うんですけどね。頼りない感じのルドルフ感は出てました。

↓関連記事↓
柚香光の魔性の歌声に酔いしれる♡歌唱力レベル別・おすすめ作品5つ




東宝版エリザベートの特徴と感想

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東宝版はDVDを買って観ました。チケットはなかなか手に入りませんね。

◇今回観たのはこのキャスト!

『「エリザベート」2016年版キャストDVD  White ver.』

エリザベート:花總まり
トート:城田 優
フランツ・ヨーゼフ:佐藤隆紀
ルドルフ:古川雄大
ゾフィー:涼風真世
ルキーニ:山崎育三郎

個人的に観たい人だけが固まってるキャストでした。最高。

特典映像DVDには、元花組トップ娘役・蘭乃はなさんのバージョンもちょっとだけ映像が入っています。おまけ扱いっぽくてちょっとアレですけど、普通にお上手でしたよ。


◇ウィーン版と宝塚版の真ん中くらい

あちこちで言われていますけど、東宝版は、ウィーン版と宝塚版の内容を折衷した感じです。
悪く言えば中途半端?
宝塚で描ききれなかった部分を追加して、宝塚版とは全く違う歌詞に変更して……という感じです。
宝塚では御綺麗な感じで表現されていたところも、東宝版はちょっぴり下品な感じに(特に、マダム・ヴォルフのコレクション)。宝塚のキラキラ~がお好きな方には受け付けないかも。

ただ、ストーリーが非常に分かりやすいのは高評価!!
宝塚版ではボンヤリしていた部分も、東宝版を観ればスッキリ解決。ストーリーがとても理解しやすいです。


◇城田優のトートに大注目!

東宝版で注目すべきなのは、個人的にはトート役の城田優さんだと思います。

・ムチを持ってる姿がカッコイイ!
・背が高いのでとにかく目立つ!
・ドスのきいた歌声が曲に合ってる!
・ハーフなので人外役がメッチャ似合う♡

トートを演じるのに、こんなに似合う男性が他にいるだろうか……といった感じでした。
他の人が悪いという意味ではないんですけど、それくらいハマってました。
実際に観劇された方の感想を見ていても、たいてい褒めちぎられておりましたので、すごく評判が良かったのでしょうね。DVDで見ているだけでも素晴らしかったので、納得です。






◇『闇が広がる』はやっぱり怖い

東宝版の『闇が広がる』は、公演の年によっても振付が違うようですが、このDVDでは
・トートとルドルフが、あんまり密着しない
・トートが床ドンで、床に倒れたルドルフをどんどん追いかけて追い詰める
という感じで、萌え度は控えめ。
とにかく2人の距離が遠い

ベタベタひっつきすぎな宝塚版と違い、“トート閣下の怖い説得”という感じです。
背後からルドルフをギュッと抱きしめるのは宝塚版と一緒なんですけど、男同士なせいか、なんだかムサいし喧嘩感が出る。
これを見た後だと、「宝塚版って、すごく甘めに仕上がってるんだなぁ……」と改めて思いました。

ウィーン版が断トツで怖かったけど、東宝版も中途半端に怖かった……。


◇キスシーンはやっぱり男同士

これもう仕方がないんですけど、トートとルドルフってもともと男性が演じるものだから、宝塚以外でキスシーンをやるとなると、どうしても男同士のキスシーンになってしまうのですよ。

宝塚版だと、トート閣下が「死にたいのか?」と問いかけてきて、ルドルフが拳銃で自殺をします。そこでトートがルドルフのぐったりとした遺体を抱いて、トートからキスします。

ところが東宝版は、ルドルフの方からキスするんですよ。「自ら死を選んだ」という意味があるらしく、かなりグイッと強めに、数秒間キスします。口元を手で隠すなんてこともしません。
これに「キャー♡」と萌えている女性ファンもいるようですが、宝塚版を観慣れていると、「マジでキスするんだな!?」という感じ。いや、役者さんならそれくらい朝飯前なのでしょうけど。

宝塚って、“キスするフリ”じゃないですか。あれって結構重要なんだなぁと思いました。


オススメの「エリザベート」はどれ?

あくまで個人的なオススメ基準になりますけど、

歌唱力重視&オリジナルを観てみたい人→ウィーン版

キラキラ華やか&お耽美なのが観たい人。
または、男同士のキスシーンなんて見たくない人→宝塚版

宝塚が好きで、宝塚版にないシーンを観てみたい人。
男同士のキスシーンを観ても平気な人→東宝版

こんな感じですかね。。。

ここのブログをご覧になっている方のほとんどは宝塚ファンでしょうから、宝塚ファン目線になっています。もともと東宝版が好きな方には……そうですね、「少女漫画風になったエリザベートが観たいなら、宝塚版も見てね♡」と宣伝しておきます。

色んなエリザベートを観てみてほしい

宝塚版のエリザベートは華やかだし、見目麗しいジェンヌが演じているので大好きなのですが、「エリザベート」という演目そのものをもっと味わい尽くすなら、他のエリザベートも是非観ていただきたいです!

宝塚版にはない曲が使われていたり、演出が全然違っていたり。そんな違いを見つけるのだけでも、十分楽しめますよ。

次に宝塚でエリザベートがいつ再演されるのか分かりませんが、その時までにウィーン版か東宝版のどれかを1つでも観ておけば、次に宝塚で観劇する時に、新たな発見があるかもしれません。

宝塚版だけでも、過去に何回も再演してますから、観たことがないトート閣下がいたら、今から観てみるのもいいかもしれませんね。スカステで12月まで各組のエリザを放送してるので、是非!

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