水美舞斗

こんにちは、カリーナです。

私、ずっと気になっていたことがあります。
それは、柚香光さんと水美舞斗さんの仲です。

入団時の成績が3番で、全てにおいて優秀だったのは水美舞斗さん。
しかし実際に抜擢が続いたのは、柚香光さんでした。

同期でこういうことが起こると、「果たして仲は良いのだろうか? それとも険悪?」と気になってしまいます。

しかしこの答えは、すでに本人たちが語っていたんです。
そして、10年間の2人の闘いについても、しっかり語ってくれていました。

一言でいうと、2人の関係は「腐れ縁」。
不仲なわけではないけど、ベタベタに仲が良い、というわけでもないみたいですよ。



「本当は不仲疑惑」が私の中で浮上…

柚香光さんと水美舞斗さんは、他の同期も参加する旅行などでは、普通に仲良くしているという印象でした。

一番有名なのは、ディズニーランドに行った時のエピソードではないでしょうか。
娘役さんたちが待ち合わせ場所でナンパ男につかまり困っていたところ、柚香光さんと水美舞斗さんが同時に来たので、それを見たナンパ男たちが2人を彼氏(男性)だと見間違って退散した……というお話です。

これはまだ下級生の頃のお話だったと思います。
少なくとも、待ち合わせに一緒に行く程度には、仲が良かったということですよね。


95期のみんなと旅行に行った時は、同じ写真に2人の姿がおさまっていました。
しかし、ツーショットや、2人で隣同士で写っている写真は、私は見かけたことがありませんでした。


さらに学年が上がると、一緒に出掛けた系のエピソードを耳にすることもなくなり、私の中で「本当は仲悪いんじゃないか」疑惑が大きくなっていくばかりでした……。




柚香光と水美舞斗が「10年間の闘い」について語る

2人の仲の良さについての謎が解けたのは、「シアターガイド」という雑誌のインタビュー。

柚香光さんと水美舞斗さんが、全国ツアーで『メランコリック・ジゴロ』『EXCITER!!2018』をやることになったので、2人でインタビューを受けていたのです。

インタビュアーから「柚香さんの抜擢が続き、追い掛けるように水美さんも飛躍されました。歩んできた10年や、互いの存在を、あらためてどのように感じますか。」と訊かれ、2人はこう答えました。

柚香 ……悩みがなかったわけではないよね。

水美 うん、そうだね。

柚香 闘わなかったはずもない。ただ横にみなみがいる、同期がいるというのをちゃんと感じながら、おのおのが自分との闘いをしている、という感じ。変にべったりでもなく、そっぽを向くこともなく。

水美 不思議な距離感だよね。それは音楽学校の頃からずっとそう。説明しがたいんだけど、「当たり前にようにそこにいる」という感じかな。
引用元:「シアターガイド」2018年12月 p32

ここの2人のやりとりが、正直尊すぎて、いまだに私の中で消化しきれていないんですけど……。

しかもこれ2018年の12月号だから、たったの1年前の話ですよ。
1年前にこんな話してくれてたの……え、無理…(語彙力の無いオタク)

インタビュアーの(ちょっとヒヤヒヤする)質問に対して、ちょっと沈黙しつつもしっかり答える2人。




「悩みがなかったわけではない」というのは、嘘いつわりのない2人の本心なのでしょう。
同期だから当然ライバルだし、戦ってきたに決まっているし、でも柚香さんは「おのおのが闘ってる」とも言っちゃうし。

ねぇこれどう解釈したらいい?
オタク、もう分からない。(読者に丸投げ)


とりあえず分かったのは、「そこまでベタベタ仲良しなわけじゃないけど、仲が悪いわけでもないよ」っていうこと。
音高時代にクラス分けが違うと、あまり関わりがないまま入団…なんてこともあるようですし。
この2人は音高時代に一緒にいたような写真もエピソードもないので、そのタイプだったのかも。

【追記】
2021年1月に放映されたスカステ生放送によれば、2人は音高時代、同じクラス&席が近いことが多かったそうです!


柚香光いわく2人は「腐れ縁」!

それだけでなく、日刊スポーツの記事でも、柚香光さんはこう語っています。
「いつもふざけ合っているような“仲良しこよし”の関係でもない。でも、ダニエルとスタンみたいになぜかいつも一緒にいる。縁の深さ、腐れ縁は、役柄の関係性と同じですね」
引用元:日刊スポーツ2018年12月13日


やっぱりそこまでベタベタ仲が良いわけではないんだ。
結構あっちこっちで、2人の仲については語っていたんですね~。

同期で同じ組だと、ちょっとふざけ合ったりするくらいはするのかな?と思っていたけど、そういうこともあまりしないみたいです。
ちょっとくらいしててほしかったような気も…。

【追記】
2020年発売の「歌劇」の恵方巻のエピソードを見ると、それなりにふざけ合ったりもするみたい!




まぁ、柚香光さんはああ見えて意外と真面目っぽいし、水美舞斗さんも関西のノリで絡んだりしてこなさそうだもんなー。
(※上記の発言には、関東人から見た関西人への若干の偏見と勘違いが混ざっております。ご了承ください)


柚香光からの水美舞斗への感謝の言葉

今までずっと一緒に闘い続けてきた同期の水美舞斗さんに向けて、柚香光さんが感謝の言葉を言ったそうですよ!
ショーは、花組の代名詞的な「EXCITER!!」。09年の初演時は1年目。花組配属後、初出演した作品だった。「私の中ですさまじいインパクトがある」。それゆえ今回の上演に際し、盟友・水美と、普段は互いに照れて言葉にしない感謝の思いを言い合った。「一緒にこのショーに出て、離れずに同じ組でいて、また一緒にこのショーに。このつながり、この縁に『ありがとう』と言いました」。信頼でつながった、2人の絆を感じさせた。
引用元:日刊スポーツ2018年12月13日


同じ組で、同期で残っている男役って、もう水美舞斗さんしかいないんですものね。

タカラジェンヌは、すぐに辞めていく人も多いので、ずっと一緒にやってきている同期というのは、特別な存在なのだと思います。

こういうエピソードを見ると、「少なくとも険悪ではなさそうだな」ということが分かります。
マジで仲が悪かったら、感謝の言葉も出てこないような気がするので。

「腐れ縁」の2人の絆は今後も続く

仲が良いのか悪いのか?
その答えは『腐れ縁』

コトバンクさんによれば、腐れ縁とは
離れようとしても離れられない関係。好ましくない関係を批判的・自嘲的にいう。
…だそうですが、多分、柚香光さんはそんな意味では使ってない。

“私達、もうどうやっても離れられないのよ”的な、プラスの意味で使っているのではないでしょうか!!
もしくは、「本当は離れたいんだけどね(笑)」という、ゆずかれー的なジョーク。
スパイスきいてますね。


れいまい、奥深い……。


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