青い薔薇の精


こんにちは、カリーナです。

本日11月14日は「A Fairy Tale -青い薔薇の精-」のBlu-ray&DVD発売日。私の手元には12日に届きました。通販って早いですね。

とても楽しみにしていたBlu-rayでしたが、かなり不満があります。カメラワークが酷すぎて、ものすごく見づらいんです!

見始めてすぐに「ん?」という違和感がありました。そして「シャルム!」を見始めてからは、「何故こんなことに?」と首をかしげるばかり。

踊りが見たいのに、ジェンヌの全身を映してくれない。画面がコロコロ切り替わるこんなカメラワークってアリですか???

お芝居やショーの感想じゃなくて、カメラワークや映像編集の感想を書いていきます。





問題点①画面の切り替えが早すぎて落ち着かない

すごく気になったのが、画面の切り替えが早すぎて、画面がパッパッと頻繁に変わるので、全然集中して観れないところです。

「カメラ落ち着け」とか、「エヴァのOPかよ!」とか思いながら見てましたが、荒ぶるカメラの切り替えがやむことは最後までありませんでした……。


◆レジスタンスのシーン

レジスタンスのシーンで「華優希さんが撃たれて柚香光さんにぶつかり、倒れる」という一連の流れがありますけど、華優希さんが撃たれてからぶつかって倒れるというまさにその途中に画面が切り替わってしまうので、一連の流れがブツ切りになってしまっているんですよ。

そこは途中でわざわざ切り替えないで、そのまま最後まで途切れさせずに映すべきでは!?


◆男役のタンゴのシーン

男役のタンゴのシーンもすごく楽しみにしていたのに、上手の踊りに注目していると、すぐに下手に画面が切り替わったりします。これだと、誰か1人に注目することもできないし、落ち着いて見ることもできません。

切り替え自体はあってもいいですが、このシーンは頻度やタイミングが酷いです。




◆階段降りのシーン

階段降りのシーンも、お辞儀の前に次のジェンヌが歌うシーンに切り替わるので、違和感があります。

たとえばマイティーが階段降りで歌っていると、お辞儀直前であきらの映像になるので、マイティーがあきらに変身したみたいになってる。(実際に映像を観れば分かるはず…)
で、あきらが歌ってると、その途中で再びマイティーのお辞儀に切り替わる。切り替えばかりで、せわしない!

私が知らないだけで、階段降りをこういう映し方をしている円盤って結構あるのかしら? それとも、次の人の歌い始めのタイミングのせいで、どうしてもお辞儀前に切り替えないといけなかったのかしら? それなら、曲に問題があるということになりますけど……。
前の人がお辞儀までしっかり終わってから、次の人が歌い出すなら、わざわざ切り替えなくていいもんね。


「画面を切り替えるな」と言っているのではありません。切り替えてもいいのですが、もう少し頻度や早さ、タイミングを考えてほしいです……。

問題点②上半身アップ多めで、ダンスがよく見えない

特にショーのほうですが、上半身アップが多く、足元を映してほしいところで全然映っていないところがあったので、もったいないと思いました。

普通ダンスって、全身の動きを見るものだから、全身を映してほしいじゃないですか。
ところがどっこい、足の動きこそ見たいのに、そんなシーンでも容赦なく上半身のアップ。違う、見たいのはそこじゃない。


華優希さんが撃たれた後、水美舞斗さん達3人(エスポワールの男)が出てきて踊りますが、ここはカメラ高速切り替え+上半身アップという最凶コンボになっておりまして、せっかくのダンスが堪能できません。そこはマイティーの足元を映すべきでしょー!?


宝塚ではないんですが、以前別の舞台の映像を観ていたら、ダンサーの最大の見せ場でまさかのダンサーの顔アップ…なんていうことがありました。
カメラマンは、ダンスの場面をどう撮るべきか、分かっていないのでしょうか? ダンサーの顔なんかどうでもよくて、そこは踊り全体を撮らなきゃ意味ないんだってば!!



問題点③舞台全体の様子が分かりにくい&謎アングル

特にお芝居のほうを見ていて思ったことなんですが、映してほしいところを絶妙に映してくれてなくて、変な見切れ方をしている部分が多いように感じました。「贔屓が映ってない」という意味ではなくて、舞台全体の様子がうまく映っていないという感じです。


あと、ショーのほうで2番手や別格スターがいるようなシーンは、できるだけ画面に全員収まるようにしてほしいんですけど、絶妙に2番手や別格スターが見切れているようなシーンも多いのが気になりました。
「トップスターである明日海りおさんを撮りたい」という気持ちはよ~く分かりますが、“トップスターを中心にして、みんなで揃って踊ってるからイイ”という場面もそんな感じだったから、萎え萎え。


妙なアングルから撮っているシーンもあって、「これどこにカメラあったの?」って思ったし、ちょっと酔うような感覚がありました。


妙なアングルといったら、いつだったかの『エリザベート』の「闇が広がる」の銀橋のシーンが最悪だったんですけど、どうして変に凝ったアングルから撮ろうとするのだろうか……。それならまだ正面からの定点カメラのほうがいいですよ、少なくとも舞台全体は見えるし。



NHKのカメラワークのほうが優秀?

私はNHKのBSプレミアムの映像もよく見るんですが、NHKのほうはカメラワークが優秀な気がします。たまに変わったアングルのはあるけど、違和感をもつほどではありません。「ロケットの脚を映したいのかな」とか、意図が分かる感じなので。

少なくとも、切り替えが早すぎるとか、変なタイミングで画面を切り替えて大事なシーンをぶった切るとか、そういうことはないですね。
たとえば『BEAUTIFUL GARDEN』の、女装した柚香光さんが斬られて死んでしまうシーン。あそこは斬られる→倒れるという一連の流れが、途中で切られることなく映っています。


またNHKのほうは、舞台全体を、わりと長時間映し続けてくれます。ゆったりしているので、目がチカチカして疲れることもなく、全然ストレスなく見ることができます。

私は、NHKの撮り方が普通なんだと思っていますが、それって私の理想が高すぎるだけなんでしょうか?

カメラワークは今後しっかり見直してほしい

「宝塚のDVDはカメラワークが酷い」という話は、以前からたまに見かけます。でも、私の手元にある宝塚のDVDの多くは「切り替えが早すぎ」「ダンスの足元が見えない」なんてことはあまりなく、ストレスなく見ることができています。
上半身アップは当然あるけど、量は程々で、ちょうどいいタイミングでアップになるので問題ありません。


つまり、今回の『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』が、特に酷いということです。見ていて、ここまで落ち着かない映像も珍しいですよ。何をそんなに焦っているのかと思うくらい、コロコロと画面が変わるんですもの。


切り替えの早さがおかしいのは、私の気のせいではないと思います。これはもう、映像の編集をした人が、エヴァのOPに影響されたとしか思えない。ほとばしる熱いパトスで裏切るのは思い出だけにして、客の期待は裏切らないでほしかった。


気にならない人は気にならないかもしれませんが、私はとても気になりました。ああ、本当にもったいない。せっかくの感動が台無しです。
今後、映し方や編集のやり方について、ちゃんと見直してほしいです。


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