永久輝せあ

こんにちは、カリーナです。

柚香光プレお披露目『DANCE OLYMPIA』(ダンスオリンピア)の感想を、引き続き書いていきます。

華優希さんや水美舞斗さん、その他のジェンヌさんの話はあえて後まわしにして、先に永久輝せあさんの話をしますね。
まだ花組に来たばかりなので、「一体どんな感じだったんだろう?」と気にしている方が多いと思いますから。

結論から言うと、永久輝せあさんは、これから花組で人気が出そうだと感じました。
踊りがキレキレで、“ダンスの花組”にぴったりだからです。

永久輝せあさんと聖乃あすかさんのサロメ&ヨカナーンのシーンはとても素晴らしく、『DANCE OLYMPIA』の中でも、最高に強烈な印象を残しました。

柚香光さんや水美舞斗さんとはまた違ったタイプの踊り方で、とても魅力がありました!



第1幕はまだちょっと溶け込んでない感アリ

永久輝せあさんは、第1幕では、マンハッタンでストリートダンスを踊っている若者・スミス役で登場します。

基本は水美舞斗さん、聖乃あすかさんとの3人組で行動しているので、出番はかなり多めです。
台詞も沢山あります。
いかにもな若者言葉っぽい台詞が多かったと思います。

まだ観客である私も、「花組の永久輝せあ」に慣れていないため、まだちょっと浮いている感じはありました。
仲の良い3人を演じてはいるけど、まだしっくりと馴染んでいないような雰囲気。
まぁ、練習期間を考えれば、それが普通ですよね。

サロメのギラギラ&妖艶なダンスはインパクト絶大!

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第2幕には様々な見所がありますが、その中でもかなり強烈に印象に残っているのが、ひとこサロメ&ほのかヨカナーンのダンスシーンです。

永久輝せあさんは女装で、サロメを演じます。
雪組ファンの方に「ひとこの女装はイマイチなのよね」という前情報を頂いていたのですが…、いえ、普通に似合っていましたよ。綺麗でした。


サロメもヨカナーンも裸足で踊ります。
ギラギラとした目つきで、ヨカナーンを誘惑するサロメ。
情熱的で官能的、観ていてドキドキ。
最終的にヨカナーンは首をとられ、サロメはヨカナーンにキスをします……。


ここはもうオペラでずっと追っていてほしいんですけど、ダンスだけでなく表情もすごい!
とにかく勢いがあり、妖艶で、観客をグイグイと引き込む力がありました。
永久輝せあさんは少し三白眼ぽいんですけど、それがサロメによく似合っています。

「聖乃あすかさんのほうが女装似合うんじゃない?」と最初は思ったんですが、ここは永久輝せあさんで大正解だったと思いますよ。
これだけ表現力があり、ダンスの技術も申し分ないなら、昔からよくある“不自然な爆上げ”などしなくても普通に人気が出そうだと思いました。


ちなみにここは、語り部の美花梨乃さんも素晴らしいので、そちらにもご注目ください。
美花梨乃さんの語るサロメ&ヨカナーンの物語…。
ダンスの雰囲気に合った語り口で、“語り部&踊る人の総合芸術”のように感じられました。




“柚香光プレお披露目”感が薄まっている?

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永久輝せあさんは、かなり目立つ立ち位置にいて、存在感があります。
また、花組に組替えで来たばかりなので、どうしても注目をあびてしまいますよね。
私も、柚香光さんを見に来たはずなのに、つい永久輝せあさんを追ってしまうということが多々ありました。だって、新鮮ですからね。

永久輝せあさんだけではないですが、柚香光さん主演のはずなのに他の組子もかなり目立っていて、“柚香光のプレお披露目”というよりは“新生花組のプレお披露目”という感じです。

それもそのはず!
実は今月の『歌劇』のなかで、稲葉先生がこんなことを言っています。
2幕はれいちゃん率いる新しい花組の皆の顔が見えるように、そして、東京オリンピックが開催される2020年の幕開きでもあるので、各国の文化を紹介しながら繋いでいく、いわゆる世界巡りのショーをダンスでお届けします。
引用元:歌劇 2020年1月号 p110

“れいちゃん率いる新しい花組の皆の顔が見えるように”

コレ。コレですよ。
柚香光さんだけでなく、新しく入った永久輝せあさん、これからトップスターを支える人気スター達、そして大劇場ではまだなかなか目立てない下級生たち。
そんな組子たち全員の顔が見えるように作られたのが、『DANCE OLYMPIA』。

おかげで、普段なかなか見られない下級生たちの顔を、よく見ることができました。
可愛い娘役さんを発掘できたりしたので、これはこれでよかったのではないかと思います。

↑『歌劇』1月号。稲葉先生、柚香光さん、華優希さんがダンオリについて語っています。




「もうちょっと柚香光さんが目立っても良かったのでは…」などと、柚香光ファンの私は思ってしまうのですが、よく考えたら柚香光さんはもう十分目立っていたし、出番も沢山ありましたのでこれでいいです。
体力面を考えても、この稲葉先生の考えのもとで「さらに柚香光を目立たせる」なんていうのは、ちょっと無理ですね。

『EXCITER!!2018』の見過ぎで、柚香光が真ん中っていうシチュエーションに慣れてて、新鮮味がなかったのも原因かもしれない…



歓迎の拍手で迎えられた永久輝せあ

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フィナーレは普段のような階段降りはなく、組子たちが次々に出てきてお辞儀をしていきます。

フィナーレの何が良かったかっていうとね、永久輝せあさんが出てきた時に、拍手がとても大きくなったこと!

観客たちは当然何も言いませんが、拍手が大変大きかったので、歓迎ムードがただよって、とてもいい感じになりました。
私が観に行った日以外もそんな感じだったそうですよ。


(それよりも、明らかに拍手が小さい華優希さんのほうが心配になってしまいました…)

永久輝せあは花組で大活躍しそう

永久輝せあさんを雪組の全ツで観たときは、踊りまくるシーンが少なかったせいか、ダンスの技術がイマイチわかりにくかったというのがありました。
しかし『DANCE OLYMPIA』は難しいダンスが山盛り沢山なので、永久輝せあさんのダンスの才能が分かりやすく輝いていました。

今後の花組はショーが増えるでしょうから、永久輝せあさんの見せ場がかなり多くなるのではないでしょうか。
柚香光さんがあまり歌えない分、歌も沢山歌ってくれるかもしれません。

とりあえず『DANCE OLYMPIA』は、サロメに注目してみてください。
私が文章で説明したものを読むよりも、実際に見た方が早いので。








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