Flower Cage|カリーナの宝塚依存症ブログ

カリーナによる宝塚偏愛ブログ。個人的な感想や考察を綴っていきます。ちょっと辛口気味。

カテゴリ: 演目別感想

messiah


こんにちは、カリーナです。


今日はBSプレミアムで花組公演「MESSIAH -異聞・天草四郎-」「 BEAUTIFUL GARDEN」が放送されました。ご覧になった方も多いと思います。

「MESSIAH -異聞・天草四郎-」は、観劇前は「なんか宗教くさいなー」と思ってあんまり期待していませんでしたが、ゴメンナサイ最高でした。

 「BEAUTIFUL GARDEN」は、本当に見どころ満載!

このタイミングで感想を書いてみようと思いましたが、細かい感想は他の方がすでに色々書かれていますので、私は95期の柚香光さん&水美舞斗さんに注目して感想を書いてみようと思います。




「MESSIAH -異聞・天草四郎-」は柚香光が大活躍

「MESSIAH -異聞・天草四郎-」は衣装があまり好みではないし、キリシタン弾圧の話なのでいまいちピンときていなかったんですが、実際に観てみたらとても面白かったです。

このお話は、天草四郎時貞(明日海りお)が主人公です。しかしそれよりも明らかに目立っているのが、柚香光さん演じる南蛮絵師のリノ

島原の乱で、キリシタンの人々は全員亡くなってしまいました。一体何があったのか、すべてを知るのは生き残りであるリノのみ。リノは、徳川家綱(聖乃あすか)に、島で何があったのかを伝える語り部です。

流雨(仙名彩世)とよく絡んでいるのもリノだし、物語の展開に大きく関わってくるのもリノ。頭を下げる回数と長さが一番多いのも(多分)リノ。
物語の語り部という立場からなのか、とにかく目立っていて、柚香光劇場かと思いました

一応、天草四郎と流雨は最後にくっつくんですが、私はこのへんが今でもよく理解できていなくて。無理やりくっつけた感が否めないんですよね。絡みの回数的にはリノと流雨がくっついてもおかしくないくらい、この2人は仲が良さそうだった……。


注目すべきは出番の多さだけではありません。柚香光さんの役作りがとても丁寧で、物語にものすごく引き込まれました。
彼女はもう立派な役者ですから、それくらい出来て当然なのかもしれませんけど、中にはいつまでたっても棒演技な方もいるわけで。でも、柚香光さんの演技は棒じゃないし、リノになりきっていたと思います。

ポーの一族のアランのような、ビジュアル重視の派手な役も好きですが、こういう役も似合うなぁと思いました。「柚香光は見た目だけ」だと思っている方に見せたい作品ナンバー1です!



そして! 柚香光さんの歌がかなりお上手でした!!!!!(※本人比)
地声に近い高めのキーだと普通に歌えるんですかね? 少なくとも音痴ではなかったですよね。ビブラートのようなものが少しだけ聞こえました。

音を外しそうになった時に「ガンバレー」と心の中で応援するのも観劇の楽しみのひとつだったりしますが、「MESSIAH -異聞・天草四郎-」では全体的に歌が上達していたんですよ。感動して涙が出そうになりました(ノω;)
なお、「CASANOVA」では歌唱力が元に戻っていた模様……(´;ω;`)なんでや……


余談ですが、観劇後、知人に感想を求められた私は「カレーが…カレーが…」しか言っていませんでした(;´∀`)人間、感動すると日本語が不自由になるのですね。





「BEAUTIFUL GARDEN」は水美舞斗の本領発揮!

日本物のお芝居のあとは、ド派手なショー!

「BEAUTIFUL GARDEN」は衣装も音楽も素敵で、色っぽいシーンが多くて、とても好きなショーです。そしてこれ、水美舞斗さんがすごーく目立っているショーでもあるので、私は“マイティーのためのショー”だと勝手に思っています。
お芝居の方はあまり出番がありませんでしたから、目立っているのはその分でしょうか?


片手で側転(あれって何ていうの?)してたり、ミツバチになって飛び跳ねたり、ロケットやったり。
クラシックバレエの男性ダンサー並みの激しい振り付けは、マイティーの運動神経がものすごく目立っていましたね! やっぱりマイティーは『ダンスの花組』にかかせない男役です♪
柚香光さんもバレエはかなり得意なはずですが、さすがにここまでは踊れないかも!?


あとはもうね…どのシーンを見てもセクシーなマイティーばっかりなの。私の贔屓は柚香光さんなのに、このショーばかりは水美舞斗さんに目が行ってしまいます。

観た方は分かりますよね……いかにマイティーが妖艶だったか。表情だけでも頭がクラクラしそうなほど色っぽかったんですよ。
映像だと一時停止して何分でも眺めていられるから最高ですね(真顔)


観劇後、知人にショーの感想を求められた私は「マイティーが…マイティーが…」しか言っていませんでした。語彙力が来い。


↓関連記事↓
水美舞斗の組替えに反対!ダンスの花組の復活のために

柚香光&水美舞斗ファンは絶対に見るべし!

「MESSIAH -異聞・天草四郎-」は、ビジュアルだけ見ると若干イロモノ感があるような気がします。それで観に行かなかった方やDVDを買わないでいる方もいると思うんですけど、この2人が好きだという方は絶対に見たほうがいいです!見ないと絶対後悔します。


今月のスカステで、明日海りおサヨナラ特集の第一弾として「MESSIAH -異聞・天草四郎-/ BEAUTIFUL GARDEN」が放送されます。
8月25日21時からなので、スカステに加入している方は是非!






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カサノヴァ

こんばんは、カリーナです。

『CASANOVA』には、女の敵になるような男が何人も登場します。清く正しく美しい少女漫画を愛する私としては、「登場人物かなりヤバイ」という第一印象だったんですが、最後まで観ていても、あんまりダメっぽさが出てなくて、むしろ好印象。

一体どんな宝塚マジックが使われていたのか?
というか、彼らは本当にダメンズだったのか?
ちょっとまとめてみました。





女の敵になるような男①カサノヴァ

まずは主人公のカサノヴァ。女1000人斬り。こんな人が実在したんですねぇ…。

明日海りおさん演じるカサノヴァは、設定だけ見れば、THE・女の敵。しかし、彼は史実でも、女性にあまり恨まれていなかったという…。

カサノヴァに関しては、手を出した女性の人数にはビックリですけど、悪意が無さそうなところがポイントなんでしょうか? 自由に女性を愛したい! みたいなね。それ以上でもそれ以下でもなく。ここに悪意や嫌な下心があると、ガチで女の敵なんですが、カサノヴァはそこまでいってないんです。

あと、明日海りおさんの雰囲気とか、そういうのもあるんでしょうね。そしてほとんどの観客は、「私を1019人目にして~」と思っているでしょ!(1018人目はベアトリーチェですよ)
恋スルARENAの缶バッジの文字がまさにそれでしたからね。

みりおカサノヴァは女性に愛される存在だから、どれだけ大勢の女性と関係を持った男だとしても、クズだとは思わないのですよ。

女の敵になるような男②コンデュルメル

柚香光さんが演じたコンデュルメル。自分の妻と元愛人の両方をカサノヴァにとられてしまい、カサノヴァを恨んでいる人。

私は「いや、愛人って何だよ!」って思わずつっこんじゃいましたけど。そして、カサノヴァにとられちゃうご婦人方もどうなのさ???

現代ならば、愛人がいる男は、女の敵。でも昔の貴族社会じゃ、愛人なんて“いて当然”だったんですものね。コンデュルメルにしてみたら、悪意や罪悪感なんて微塵もなかったんでしょう。(ご婦人たちもね…)

そして最後に、コンデュルメル夫人が倒れてしまった時に「ロザリア!」と叫んで駆け寄っていったでしょ。あの時代、正妻に微塵も愛がないことだってあったのに、コンデュルメルにはしっかりと愛が!あったんですよ!!
ここで胸キュンね……。

私は愛人というキーワードに悪い意味でピンっときやすいんですけど、ほとんどの観客は特に気にならなかったのかな。よくある設定でもあるしね。

女の敵になるような男③バルビ神父

私がわりと本気でヒいてしまったのが、水美舞斗さん演じるこのバルビ神父でした。「女癖が悪い」くらいならまだ良かったんですが、女性を妊娠させといて、反省している様子もない。間違いなくダメ野郎です。人数だけならカサノヴァのほうがアレだけど、内容的にはバルビ神父のほうが絶対に女の敵です。

しかしバルビ神父はね…。演じてるのがマイティーでしょ……。
超美形でしょ……。あんなボロボロの服着てて、髪がモジャモジャでも、中身マイティーでしょ?
すっごい美人があのバルビ神父を演じてるんでしょ???
「マイティーなら仕方ないや」的な感情がね、私の中にわきあがってくるわけですよ。
※その理由はこちらの記事を参照されたし


そして、マイティーのコミカル演技が、バルビ神父のダメっぷりをいい意味でカバーしてるんですよ。バルビ神父は、ダメ神父ってところが個性なので、それを潰してはいけない。でも、過去にやらかした罪(女性3人を妊娠させる)の部分は、思い切りコミカルな演技で笑いに変える。
冷静に考えると「いや、笑えないんだけど」っていう内容なんですけど、完全にマイティーのペースに乗せられて、お話を追っている間は全然クズに見えない!むしろ面白キャラでしょ。

劇中では「いい意味でのダメンズ」に完全に変換されているので、セーフ!

CASANOVAはダメ男のカーニバル

私の感想はコレ。ダメ男のカーニバルですよ。
でも、ダメ男に萌えるっていうのもありますから。自分の贔屓がダメ男を演じるっていうのも、色々おいしいですよね。「その美貌で、じゅりあさんを毒牙にかけたのかァ!!」ってねw

ダメンズ萌えの方にはおすすめかもしれません。


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CASANOVA


こんにちは、カリーナです。

花組の『CASANOVA』、素敵ですよね。衣装も綺麗だし、背景も雰囲気出てて。
そしてドーヴ・アチア氏が曲を手掛けたので、歌もとても素晴らしいと思います。

しかし、「なんだか退屈…」「話が薄い…」と思った人も多いのではないでしょうか?
少なくとも私はそう思いました。

何でそんなことになったのか、原因を考えてみます。




CASANOVAのストーリーはつまらない?

『CASANOVA』のDVDをあらためて観ていたら、知人が「正直言って、CASANOVAってつまらないよね」と言ってきました。
まぁ私も似たようなことを思っていたわけなんですけど。

明日海りおさんが歌いまくり、いつも脇役が多かった水美舞斗さんが目立ちまくり、柚香光さんがちょっと変な人()を演じてて、見所はあるはずなんです。思わず吹き出すようなシーンも沢山ありました。


それなのに、どうしてこんなにつまらないと感じるのか…。

CASANOVAがつまらない原因①1本物にしたこと

ストーリーは結構単純です。カサノヴァ逃亡、ベアトリーチェとの出会い、自由や愛が云々、妻と愛人をとられて復讐。内容が薄いとまでは言いませんが、単純だし、『エリザベート』等のシリアスなお話ほどは何も考えずに観れる内容です。

それなのに、長~い1本物。この内容なら、余裕で1幕で終われると思うんですよ。
1幕でまとめたら、そこまで退屈せずに観れる内容だと思います。それなりに色々な展開や見所はあるのですから。

はじめてCASANOVAのDVDを観た知人は、「このお話、やけに長いんだね?」と訊いてきました。いや、まだ1幕の途中ですよお姉さま。まだ2幕があるんですよ…。

短くまとめられるはずの内容を1本物にしてしまったので、冗長なことこの上ないです。観客はツラいですよね。


CASANOVAがつまらない原因②曲が長すぎ

CASANOVAをつまらない作品にしてしまった一番の原因は、「1曲1曲が長すぎる」ということだと思います。というか、そのせいで1本物になってしまったんじゃ?

短い歌詞でサッと歌って、次のシーンに移ってくれれば、客は退屈しません。テンポよくお話が進みますからね。

ところがCASANOVAは、1曲1曲が、な、長い……。
「もうこのメロディはいいよ~、はやく次の場面に移ってよ」と観客がいくら思おうと、歌は続く。何分でも続く!!
とにかく歌い続ける花組の皆様。「そろそろ終わりか」と思ったら、いや、まだまだ。さすがに飽き飽きしてしまいます。

で、曲が終わった頃には「えーと、お話はどこまで行ったんでしたっけ」状態。ただでさえシンプルな内容なのに、今がお話のどのへんだったか分かりにくくなってしまいます。
しかも歌っている間にお話が進むわけでもないので。

『エリザベート』との違い

『エリザベート』も歌うシーンがとても多い演目ですが、あれは歌いながらお話が進んでいるから大丈夫なんです。会話形式みたいな曲が多いでしょ。

CASANOVAはそういうわけじゃないので、全部の曲を、半分の長さにカットしてもいいくらいです。同じメロディで同じ内容を延々と歌い続けられるのは、退屈以外のなにものでもありません。

アーティストのコンサートじゃなくて、これミュージカルなので!

もったいないCASANOVA

良い部分も沢山あるのに、曲の長さや、無駄に長いストーリーなどがアダとなってしまったようです。
組子の皆さんはとても頑張っていたので、彼女達のせいではありませんが。
頭カラッポにして見れる作品だとは思うのですが、ダラダラしているのは嫌ですよね。

もし再演することがあるのなら、曲をどうにか短く変更してほしいです。
もしくは、歌詞の内容を大幅に変えるか…ですね。
そんなことが可能なのかは不明ですけど。







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