Flower Cage|カリーナの宝塚依存症ブログ

カリーナによる宝塚偏愛ブログ。個人的な感想や考察を綴っていきます。ちょっと辛口気味。

カテゴリ: 演目別感想

ビューティフルガーデン


こんにちは、カリーナです。

雪組の『はばたけ黄金の翼よ』が、すみれコードギリギリかもしれないということで話題です。

私は先日コチラの記事で「すみれコードの件は平気、大丈夫」って書いたんですが、私のまわりに意見を聞いてみると「私はセクシーなシーンが苦手!」という人が多かったのですよ。

あと、「残酷なシーンが苦手だから、鞭打ちシーンは勘弁して」という人も。


はて、私はそこまで何とも思わないのだけれど、一般的にはセクシーシーンや過激なシーンは嫌がられるのでしょうか?





『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』の例のシーン

『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』の、闘牛士マノレテの場面。

ある人はDVDでそれを観て、明日海りおさんと仙名彩世さんが服を脱ぎだしたあたりで「こんなのダメよ!」と顔を赤くしながら言いました。

別の人は、その後、仙名彩世さんと明日海りおさんがエロティックにくっつく振り付けのところで「すみれコードどこいった!?」と怒りました。

私は何も思いませんでした。私が鈍感なだけですか?

生酵素

『はばたけ黄金の翼よ』のあれとかこれとかのシーン

『はだたけ黄金の翼よ』は、私は以前知人にビデオを借りて観た時は、ベッドのシーンはあまり何とも思わず、その他のシーンも普通にスルーで最後まで観てしまいました。

しかし今回、この演目が再演されるということで、私の周りの人たちがあらすじをネットで調べたみたいなんですが、、、

ある人は「ベッドのシーンなんていらないでしょ、台本を書き換えてよ」と不満そう。

またある人は、「残酷なシーンがあるような演目を、全ツでやらないでよ」とご立腹。

私はそれらのシーンがむしろ楽しみなので、ワクワクしています。
私が鈍感でおかしい……というわけではないですよね?

望海風斗さんがボロボロにされそうな演目ですが、ボロボロにする側の役ってメチャクチャ美味しいし、魅力的じゃないですか!? 朝美絢さんが鞭持ってくれるの、楽しみに待っているんですけど。




「激情」の例のシーン

すみれコードぶっちぎりといえば、「激情」の例の振り付け。

私は「なんか妖艶なダンスね、激しいわね」くらいにしか思わなかったのですが、私の周囲は「あれはやりすぎよ!」「舞台上で過激なことはしないでほしいわ」と、やっぱり少々お怒りの様子。

同じものを観ていても、感じ方は人それぞれ。
でも一般的にはこのシーンは「なんかえろい」と言われているし、すみれコードぶっちぎりで有名なので、かなり過激なほうなのでしょうね。

それを観て「ふーん」で終わる私のような人もいれば、拒否反応でまくりな人もいる。
それは仕方がないでしょうね。


すみれコードは建前だけ?

感じ方は人それぞれ……ではありますが、明らかに狙ったような過激なシーンがあるのは確かです。

宝塚は誰が見ても大丈夫なもの!という意識が強い人や、過激なのが苦手な人にしてみれば、これらのシーンは「いかがなものか」案件なようです。

確かに、すみれコードすみれコードとうるさいわりに、舞台上では堂々とエロティックなことをやる。ここに違和感を覚えている人は少なくないのでしょうね。

スカステ等の番組では、ジェンヌが食べ物を口に入れる瞬間を綺麗にカットしているけれど、その人たちが舞台上で食事どころじゃないシーンを演じているんですから、「すみれコードって一体なんなのよ」と思うのも分かります。

宝塚の客層は、女性が多めです。過激なシーンが苦手な人は、男性よりも多いような気がします。
すみれコードをただの建前にせず、舞台の演出などにも反映させてほしい……と思っている人が、結構多いのではないかと思いました。

私は平気ですけどね。むしろどんと来い。←こういう客がいるから、需要に応えてるってことなのかしら?


【追記】
コメントをいただいて思い出しましたが、「金色の砂漠」の例のシーンだけは駄目でした。ダンスの振り付けが露骨すぎるからかもしれません。


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エリザベート

こんにちは、『エリザベート』大好きなカリーナです。

私が宝塚にハマったのは、『エリザベート』のDVDを知人に借りたのがきっかけでした。
宝塚版がとても気に入ったので、東宝版、ウィーン版のDVDも観ました。

せっかく色んなバージョンの『エリザベート』を観たので、それぞれの特徴や違いなどをまとめてみたいと思います。というか、ほぼ感想ですが。

かなり個人的な感想になりますが、興味のある方は見て行ってください。






ウィーン版エリザベートの特徴と感想

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まずは、ウィーン版のエリザベートのお話。ここからエリザベートの全てが始まった……!!

◇出演者の皆さんのガタイがいい
ウィーン版を観てまず思ったことは、「出演者の皆様、やけにガタイがいいな」ということでした。
歌が上手いのは当然なのですが、ガタイがいいから歌が上手いというか、歌が上手いからこそガタイの良い人ばかり集まったというか。なんかもう色々と凄かったです。

そういえばドイツ制作の映画を観た時に、子役もオジサンも全員いかつい体型で驚いたことがあるんですけど、ドイツ人って全体的に体が大きいんですね。


◇ビジュアルは微妙かも?
歌に難あり、ビジュアル華やかな傾向のある宝塚とは真逆で、歌を最重要視、ビジュアルは何でもいいといった感じです。
舞台セットも地味。衣装も、作りは良さそうだけど地味。


最初に観た時、衣装のツタ模様は何なのだろうと疑問に思ったんですが、あれは“蝕まれていく”ということを暗に意味しているらしい。ハプスブルグ家が滅亡していく様を描いているので、そういう意味での“蝕まれていく”なのかな。

ちょっと気持ち悪い柄なので、宝塚版の衣装には採用されていない様子。でも、トート閣下の衣装の一部にツタっぽい模様が入っているので、少しは意識しているのかな?


ウィーン版は、主役がトートではないので、影が薄いです。あと、ビジュアルが日本のと違って地味なので、「黄泉の帝王ですよ」という説明が事前にないと、あんた誰状態。
外国の人には、あのビジュアルで“黄泉の帝王”だと分かるのでしょうか? 私は分からないなぁ……。


◇『闇が広がる』がなんか怖い

さて、私の大好きな『闇が広がる』のシーンですが、ここは少々キツい。
何故なら、演じているお二人が、両方ともオジサンだから(ノД`)・゜・。

華やかでお耽美な『闇が広がる』は、そこにはありませんでした。振り付けも、力ずくで乱暴に説き伏せるような感じで(そういえば韓国版も、歌でねじ伏せる系だったな)、見ていてウットリできるようなシーンではありません。
「まるで喧嘩のようだ」と思いました。

当然、キスシーンもオジサン同士です。心の準備をしてから見ないとキツイ。


◇DVDそのものの話

日本向けにDVDが出ていますが、ブックレットは日本語じゃないし、日本語字幕もついていません。エリザベート初見の方には全くおすすめできないDVDでした。


あと、DVDをひっくり返さないと第二幕が観れないというのが、ちょっと驚きでした。そういうDVDってあるんですね、知らなかった。





宝塚版エリザベートの特徴と感想

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今更語るまでもない、宝塚歌劇団の大人気演目『エリザベート -愛と死の輪舞-』。
個人的に思ったことをつらつらと語ります。

◇宝塚の魔法をかけてキラキラな舞台に♡

ウィーン版と比べて、衣装がハデハデになり、娼婦たちが可愛いバレリーナになり、マデレーネはお風呂に入った可愛い人魚になり……。
すみれコードに引っかかりそうな部分を全部甘いお砂糖でコーティングした、なんとも素晴らしい舞台に仕上がっております。ダークながらも夢見られる、THE・タカラヅカなアレンジが完璧になされています。

お風呂に入ってるマデレーネとか、あのキュートなビジュアルだけ見たら「お子様でも安心安全」じゃないですか? 大人は色々察してしまうんだけれど。


◇『闇が広がる』で萌えが広がる

そしてあの『闇が広がる』は、超絶お耽美な仕上がりに
あの乱暴な振り付けが、まさかの最強萌えシーンに早変わり! なんということでしょう。
トートとルドルフが長時間密着してますが、女性同士だから全然暑苦しくない♡

その他のあんなシーンやこんなシーンも、見事に宝塚風に書き換え。
どうしてこうなった。イケコありがとう……


難を言うなら、一部のシーンが省略?されているようで、ストーリーが部分的に分かりにくくなっているかも。


◇おすすめのトート閣下


【中古】DVD/宝塚歌劇「 エリザベート -愛と死の輪舞- 」 雪組 水夏希

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個人的に大好きなのが、水夏希さん演じるトート閣下!
明らかに人外なメイクに、体温が感じられなさそうな肌の色、冷たい表情。
色々なトート閣下を見てきたけれど、一番好きなのは水さんのトート閣下です。

特にこの時の『闇が広がる』は、あまりにも妖艶すぎて山ほど見返しました。
あんなアダルティなトートに「王座に座るんだ」とか言われたら、誰だって「王~座~~~~!!!」って答えるやん!!



『エリザベート -愛と死の輪舞ー』 [ 宝塚歌劇団 ]

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明日海りおさんのファンなら、もう絶対持ってますよね。
感情が表情に出すぎる黄泉の貴公子・明日海トートが観たい方にはコチラがおすすめ。明日海さんが得意とする(?)こじらせ系男子が堪能できますよ。

柚香光さんはジュラ役で出てますが、出番が少ないのでそこは個人的に不満。
このDVDに限って言うなら、柚香光さんよりも水美舞斗さんの美しいマデレーネのほうが目立っているような気がします。

柚香光ファンとしては、役替わりバージョンも推したいところなのですが、柚香光さんが絶賛音痴期間だった上に元気いっぱいにズコってしまっているので、気になった方だけ是非配信でご覧ください。
ビジュアルと演技だけ見れば、役替わりのDVDが出てもおかしくないと思うんですけどね。頼りない感じのルドルフ感は出てました。

↓関連記事↓
柚香光の魔性の歌声に酔いしれる♡歌唱力レベル別・おすすめ作品5つ




東宝版エリザベートの特徴と感想

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東宝版はDVDを買って観ました。チケットはなかなか手に入りませんね。

◇今回観たのはこのキャスト!

『「エリザベート」2016年版キャストDVD  White ver.』

エリザベート:花總まり
トート:城田 優
フランツ・ヨーゼフ:佐藤隆紀
ルドルフ:古川雄大
ゾフィー:涼風真世
ルキーニ:山崎育三郎

個人的に観たい人だけが固まってるキャストでした。最高。

特典映像DVDには、元花組トップ娘役・蘭乃はなさんのバージョンもちょっとだけ映像が入っています。おまけ扱いっぽくてちょっとアレですけど、普通にお上手でしたよ。


◇ウィーン版と宝塚版の真ん中くらい

あちこちで言われていますけど、東宝版は、ウィーン版と宝塚版の内容を折衷した感じです。
悪く言えば中途半端?
宝塚で描ききれなかった部分を追加して、宝塚版とは全く違う歌詞に変更して……という感じです。
宝塚では御綺麗な感じで表現されていたところも、東宝版はちょっぴり下品な感じに(特に、マダム・ヴォルフのコレクション)。宝塚のキラキラ~がお好きな方には受け付けないかも。

ただ、ストーリーが非常に分かりやすいのは高評価!!
宝塚版ではボンヤリしていた部分も、東宝版を観ればスッキリ解決。ストーリーがとても理解しやすいです。


◇城田優のトートに大注目!

東宝版で注目すべきなのは、個人的にはトート役の城田優さんだと思います。

・ムチを持ってる姿がカッコイイ!
・背が高いのでとにかく目立つ!
・ドスのきいた歌声が曲に合ってる!
・ハーフなので人外役がメッチャ似合う♡

トートを演じるのに、こんなに似合う男性が他にいるだろうか……といった感じでした。
他の人が悪いという意味ではないんですけど、それくらいハマってました。
実際に観劇された方の感想を見ていても、たいてい褒めちぎられておりましたので、すごく評判が良かったのでしょうね。DVDで見ているだけでも素晴らしかったので、納得です。






◇『闇が広がる』はやっぱり怖い

東宝版の『闇が広がる』は、公演の年によっても振付が違うようですが、このDVDでは
・トートとルドルフが、あんまり密着しない
・トートが床ドンで、床に倒れたルドルフをどんどん追いかけて追い詰める
という感じで、萌え度は控えめ。
とにかく2人の距離が遠い

ベタベタひっつきすぎな宝塚版と違い、“トート閣下の怖い説得”という感じです。
背後からルドルフをギュッと抱きしめるのは宝塚版と一緒なんですけど、男同士なせいか、なんだかムサいし喧嘩感が出る。
これを見た後だと、「宝塚版って、すごく甘めに仕上がってるんだなぁ……」と改めて思いました。

ウィーン版が断トツで怖かったけど、東宝版も中途半端に怖かった……。


◇キスシーンはやっぱり男同士

これもう仕方がないんですけど、トートとルドルフってもともと男性が演じるものだから、宝塚以外でキスシーンをやるとなると、どうしても男同士のキスシーンになってしまうのですよ。

宝塚版だと、トート閣下が「死にたいのか?」と問いかけてきて、ルドルフが拳銃で自殺をします。そこでトートがルドルフのぐったりとした遺体を抱いて、トートからキスします。

ところが東宝版は、ルドルフの方からキスするんですよ。「自ら死を選んだ」という意味があるらしく、かなりグイッと強めに、数秒間キスします。口元を手で隠すなんてこともしません。
これに「キャー♡」と萌えている女性ファンもいるようですが、宝塚版を観慣れていると、「マジでキスするんだな!?」という感じ。いや、役者さんならそれくらい朝飯前なのでしょうけど。

宝塚って、“キスするフリ”じゃないですか。あれって結構重要なんだなぁと思いました。


オススメの「エリザベート」はどれ?

あくまで個人的なオススメ基準になりますけど、

歌唱力重視&オリジナルを観てみたい人→ウィーン版

キラキラ華やか&お耽美なのが観たい人。
または、男同士のキスシーンなんて見たくない人→宝塚版

宝塚が好きで、宝塚版にないシーンを観てみたい人。
男同士のキスシーンを観ても平気な人→東宝版

こんな感じですかね。。。

ここのブログをご覧になっている方のほとんどは宝塚ファンでしょうから、宝塚ファン目線になっています。もともと東宝版が好きな方には……そうですね、「少女漫画風になったエリザベートが観たいなら、宝塚版も見てね♡」と宣伝しておきます。

色んなエリザベートを観てみてほしい

宝塚版のエリザベートは華やかだし、見目麗しいジェンヌが演じているので大好きなのですが、「エリザベート」という演目そのものをもっと味わい尽くすなら、他のエリザベートも是非観ていただきたいです!

宝塚版にはない曲が使われていたり、演出が全然違っていたり。そんな違いを見つけるのだけでも、十分楽しめますよ。

次に宝塚でエリザベートがいつ再演されるのか分かりませんが、その時までにウィーン版か東宝版のどれかを1つでも観ておけば、次に宝塚で観劇する時に、新たな発見があるかもしれません。

宝塚版だけでも、過去に何回も再演してますから、観たことがないトート閣下がいたら、今から観てみるのもいいかもしれませんね。スカステで12月まで各組のエリザを放送してるので、是非!

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キラールージュ


こんにちは、カリーナです。

宝塚には数々のショー作品がありますが、星組の『Killer Rouge(キラールージュ)』は私が好きなショー作品のひとつです。

このショーには色々な曲が使われていますが、私がびっくりしたのは、ものすごくマニアックな曲が使われていたこと!(サイトーの犯行)
そしてその曲には、もっともっとマニアックなウラ話が潜んでいるのです。


今回は、『Killer Rouge』を観るのがもっと楽しくなる?かもしれない、マニアックな豆知識をご紹介します!





マニアックな曲「罪な薔薇」ってどんな曲?

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『Killer Rouge』の作・演出は齋藤吉正先生。オタク趣味全開で、アニソンなどをブッ込んでくるので有名な先生ですね。いわゆる“サイトーの犯行”


その先生が『Killer Rouge』で選んだ曲が、なんと「罪な薔薇」

この曲は、『魔界戦記ディスガイア2』という、オタク少年向けのゲームで使われていた曲でした。なんてマニアックな選曲なんだ……!!(初見の私の正直な感想)
おそらく、宝塚歌劇を観に行っている客層を考えると、この曲を聴いてすぐに曲名が分かる人は少ないと思います。私はすぐ気づいてビックリしたんですが。


『魔界戦記ディスガイア』は、魔王の息子やら悪魔やらが出てきて、敵モンスターを倒す感じのゲームです。現在アラサーの男性ならドンピシャ世代でしょう!
これを書いてる私は女ですけど(^^;)


ショーの中で、華やかなジェンヌが歌っているので誤魔化されがちですが、よく聴くと歌詞が物騒なのはそのためです。

『裏切りなど~もう~ 悪徳じゃない~♪』

『踊れ愚か者ども~ 殺戮の饗宴に~♪』


宝塚の舞台上で、まさか殺戮の饗宴をしでかすとは。まさにサイトーの犯行。


「罪な薔薇」の作曲者は、宝塚風の曲を作曲したことがある!

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曲の紹介が終わったところで、今回のトリビアです。


「『罪な薔薇』の作曲者は、過去に宝塚風の曲を作曲している」


「罪な薔薇」の作曲者は、佐藤天平さんです。
星組『Killer Rouge』で曲が使われることが決まった時の、佐藤天平さんの反応がこちら。



う~ん、嬉しそう!

それもそのはず。何故なら彼は、宝塚をイメージしたミュージカル風の曲を、過去に作曲したことがあったのですから。

長年、心のどこかで宝塚を意識して作曲されていたと思うので、かなり感慨深かったのではないかと思います。






宝塚風ミュージカル曲を沢山作曲した佐藤天平

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佐藤天平さんは、ゲーム音楽の作曲家としてとても有名です。

彼が有名になるきっかけになったのは、『マール王国の人形姫』シリーズです。「罪な薔薇」が使われていた『魔界戦記ディスガイア2』を作ったのと、同じゲーム会社の作品です。


このゲームの特徴は、物語を進めていくと、ミュージカルのようにキャラクター達が突然歌い出すというところ。ゲームのジャンル名は、そのまんま「ミュージカルRPG」でした。
簡単に言うと、某ネズミー映画が可愛いゲームになった感じ。


このゲームには、宝塚をイメージしたような男装の麗人キャラもいて、それだけでも宝塚チックでした。正確には宝塚というか、モデルになったのはベルばらのオスカルかな?



しかしさらに宝塚感が増したのは、シリーズ3作目の『天使のプレゼント マール王国物語』でのこと。佐藤天平さんは公式設定資料集的なものの中で、とある曲に対して、“タカラヅカ風に作曲した”と明言されていました。

宝塚を意識して作曲したという曲は、言われてみれば確かにタカラヅカちっくで、男女の悲恋を歌った物でした。当時まだ子供だった私は「本当に宝塚で歌ってくれないかなぁ」と思ったものです。


まさか約20年後に、『Killer Rouge』のほうで、“殺戮の饗宴に~♪”のほうが歌われる日が来るなんて思ってもいなかったんですけど!

そっちかよ!みたいな(;^ω^)



齋藤先生、ソニアさんの歌やペコニャンの歌ではいけなかったんですか……?
「気高き華の掟」なんて、めっちゃ宝塚な雰囲気でしたよ。
あえて宝塚風でもなんでもない曲の方が、驚きがあっていいのかもしれませんが。。。

余談:紅ゆずる&綺咲愛里でクルクル踊ってほしかった

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余談ですが、「罪な薔薇」には、実は公式でアニメーションもついております。YOUTUBEで探すと出てきます。そもそもこれ、ゲームのOP映像用の曲なんですよ。

このサビのところで、主人公の青年と、魔王の娘がクルクル踊るんですけど、決めポーズがどことなく宝塚! 娘役が、背中をグッと反った感じ!!


綺咲愛里さん、「魔王の娘」役がメチャクチャ似合いそうなので(※褒めてます)、紅ゆずるさんとクルクル踊ってほしかったな~と観るたびに思います。
可愛い拳銃を持ってバーン!とするシーンもあるので、客席に向けてハートをバーンと撃ち抜いてほしかった。

映像を観て頂ければわかりますが、この魔王の娘が超カワイイんです♡小悪魔タイプのあーちゃんにピッタリだと思うんですけど!

まぁ、あそこはあの2人の見せ場ではないと思うので、やめておいたんでしょうね。
あと、元ネタを知らないと「何じゃこりゃ」って感じかも。


裏話を知れば、ショーが何倍も楽しくなる!

ショーって、そのまま観てても煌びやかで素敵ですけど、「実はこの曲にはこんな裏話があってね」みたいなのがあると、さらに楽しめますよね。

「罪な薔薇」の作曲者は、過去に宝塚を意識したミュージカル曲を何曲も作曲していました。「罪な薔薇」そのものは宝塚イメージではなかったと思うのですが、そういう方が作曲された曲だと思うと、また違った見方ができるかもしれません。


知識があればあるほど、ショーを観るのが楽しくなる♡
次に『Killer Rouge』を観る時は、今回の豆知識をちょっとだけ思い出してみてください。




【後日談】(9/3追記)





まさかのご本人様降臨で、管理人は嬉しさのあまり浮かれポンチな返信をしてしまいました。

私、ここのゲーム会社の作品が本当に好きで、限定版特典のオリジナルサントラとか、後日発売されたアレンジサントラとか、ほとんど買ってたんですよね……。学生のお小遣いで、よく全部買えたなぁと今でも思います。
今もiPodの中には、佐藤天平さん作曲の曲がいっぱい♡

個人的におすすめで今でも買えそう?なのは、ルフ魔女のアレンジサントラ。歌う曲は少ないですが、「罪な薔薇」が気に入った方は是非!!(販促)







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messiah


こんにちは、カリーナです。


今日はBSプレミアムで花組公演「MESSIAH -異聞・天草四郎-」「 BEAUTIFUL GARDEN」が放送されました。ご覧になった方も多いと思います。

「MESSIAH -異聞・天草四郎-」は、観劇前は「なんか宗教くさいなー」と思ってあんまり期待していませんでしたが、ゴメンナサイ最高でした。

 「BEAUTIFUL GARDEN」は、本当に見どころ満載!

このタイミングで感想を書いてみようと思いましたが、細かい感想は他の方がすでに色々書かれていますので、私は95期の柚香光さん&水美舞斗さんに注目して感想を書いてみようと思います。




「MESSIAH -異聞・天草四郎-」は柚香光が大活躍

「MESSIAH -異聞・天草四郎-」は衣装があまり好みではないし、キリシタン弾圧の話なのでいまいちピンときていなかったんですが、実際に観てみたらとても面白かったです。

このお話は、天草四郎時貞(明日海りお)が主人公です。しかしそれよりも明らかに目立っているのが、柚香光さん演じる南蛮絵師のリノ

島原の乱で、キリシタンの人々は全員亡くなってしまいました。一体何があったのか、すべてを知るのは生き残りであるリノのみ。リノは、徳川家綱(聖乃あすか)に、島で何があったのかを伝える語り部です。

流雨(仙名彩世)とよく絡んでいるのもリノだし、物語の展開に大きく関わってくるのもリノ。頭を下げる回数と長さが一番多いのも(多分)リノ。
物語の語り部という立場からなのか、とにかく目立っていて、柚香光劇場かと思いました

一応、天草四郎と流雨は最後にくっつくんですが、私はこのへんが今でもよく理解できていなくて。無理やりくっつけた感が否めないんですよね。絡みの回数的にはリノと流雨がくっついてもおかしくないくらい、この2人は仲が良さそうだった……。


注目すべきは出番の多さだけではありません。柚香光さんの役作りがとても丁寧で、物語にものすごく引き込まれました。
彼女はもう立派な役者ですから、それくらい出来て当然なのかもしれませんけど、中にはいつまでたっても棒演技な方もいるわけで。でも、柚香光さんの演技は棒じゃないし、リノになりきっていたと思います。

ポーの一族のアランのような、ビジュアル重視の派手な役も好きですが、こういう役も似合うなぁと思いました。「柚香光は見た目だけ」だと思っている方に見せたい作品ナンバー1です!



そして! 柚香光さんの歌がかなりお上手でした!!!!!(※本人比)
地声に近い高めのキーだと普通に歌えるんですかね? 少なくとも音痴ではなかったですよね。ビブラートのようなものが少しだけ聞こえました。

音を外しそうになった時に「ガンバレー」と心の中で応援するのも観劇の楽しみのひとつだったりしますが、「MESSIAH -異聞・天草四郎-」では全体的に歌が上達していたんですよ。感動して涙が出そうになりました(ノω;)
なお、「CASANOVA」では歌唱力が元に戻っていた模様……(´;ω;`)なんでや……


余談ですが、観劇後、知人に感想を求められた私は「カレーが…カレーが…」しか言っていませんでした(;´∀`)人間、感動すると日本語が不自由になるのですね。





「BEAUTIFUL GARDEN」は水美舞斗の本領発揮!

日本物のお芝居のあとは、ド派手なショー!

「BEAUTIFUL GARDEN」は衣装も音楽も素敵で、色っぽいシーンが多くて、とても好きなショーです。そしてこれ、水美舞斗さんがすごーく目立っているショーでもあるので、私は“マイティーのためのショー”だと勝手に思っています。
お芝居の方はあまり出番がありませんでしたから、目立っているのはその分でしょうか?


片手で側転(あれって何ていうの?)してたり、ミツバチになって飛び跳ねたり、ロケットやったり。
クラシックバレエの男性ダンサー並みの激しい振り付けは、マイティーの運動神経がものすごく目立っていましたね! やっぱりマイティーは『ダンスの花組』にかかせない男役です♪
柚香光さんもバレエはかなり得意なはずですが、さすがにここまでは踊れないかも!?


あとはもうね…どのシーンを見てもセクシーなマイティーばっかりなの。私の贔屓は柚香光さんなのに、このショーばかりは水美舞斗さんに目が行ってしまいます。

観た方は分かりますよね……いかにマイティーが妖艶だったか。表情だけでも頭がクラクラしそうなほど色っぽかったんですよ。
映像だと一時停止して何分でも眺めていられるから最高ですね(真顔)


観劇後、知人にショーの感想を求められた私は「マイティーが…マイティーが…」しか言っていませんでした。語彙力が来い。


↓関連記事↓
水美舞斗の組替えに反対!ダンスの花組の復活のために

柚香光&水美舞斗ファンは絶対に見るべし!

「MESSIAH -異聞・天草四郎-」は、ビジュアルだけ見ると若干イロモノ感があるような気がします。それで観に行かなかった方やDVDを買わないでいる方もいると思うんですけど、この2人が好きだという方は絶対に見たほうがいいです!見ないと絶対後悔します。


今月のスカステで、明日海りおサヨナラ特集の第一弾として「MESSIAH -異聞・天草四郎-/ BEAUTIFUL GARDEN」が放送されます。
8月25日21時からなので、スカステに加入している方は是非!






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カサノヴァ

こんばんは、カリーナです。

『CASANOVA』には、女の敵になるような男が何人も登場します。清く正しく美しい少女漫画を愛する私としては、「登場人物かなりヤバイ」という第一印象だったんですが、最後まで観ていても、あんまりダメっぽさが出てなくて、むしろ好印象。

一体どんな宝塚マジックが使われていたのか?
というか、彼らは本当にダメンズだったのか?
ちょっとまとめてみました。





女の敵になるような男①カサノヴァ

まずは主人公のカサノヴァ。女1000人斬り。こんな人が実在したんですねぇ…。

明日海りおさん演じるカサノヴァは、設定だけ見れば、THE・女の敵。しかし、彼は史実でも、女性にあまり恨まれていなかったという…。

カサノヴァに関しては、手を出した女性の人数にはビックリですけど、悪意が無さそうなところがポイントなんでしょうか? 自由に女性を愛したい! みたいなね。それ以上でもそれ以下でもなく。ここに悪意や嫌な下心があると、ガチで女の敵なんですが、カサノヴァはそこまでいってないんです。

あと、明日海りおさんの雰囲気とか、そういうのもあるんでしょうね。そしてほとんどの観客は、「私を1019人目にして~」と思っているでしょ!(1018人目はベアトリーチェですよ)
恋スルARENAの缶バッジの文字がまさにそれでしたからね。

みりおカサノヴァは女性に愛される存在だから、どれだけ大勢の女性と関係を持った男だとしても、クズだとは思わないのですよ。

女の敵になるような男②コンデュルメル

柚香光さんが演じたコンデュルメル。自分の妻と元愛人の両方をカサノヴァにとられてしまい、カサノヴァを恨んでいる人。

私は「いや、愛人って何だよ!」って思わずつっこんじゃいましたけど。そして、カサノヴァにとられちゃうご婦人方もどうなのさ???

現代ならば、愛人がいる男は、女の敵。でも昔の貴族社会じゃ、愛人なんて“いて当然”だったんですものね。コンデュルメルにしてみたら、悪意や罪悪感なんて微塵もなかったんでしょう。(ご婦人たちもね…)

そして最後に、コンデュルメル夫人が倒れてしまった時に「ロザリア!」と叫んで駆け寄っていったでしょ。あの時代、正妻に微塵も愛がないことだってあったのに、コンデュルメルにはしっかりと愛が!あったんですよ!!
ここで胸キュンね……。

私は愛人というキーワードに悪い意味でピンっときやすいんですけど、ほとんどの観客は特に気にならなかったのかな。よくある設定でもあるしね。

女の敵になるような男③バルビ神父

私がわりと本気でヒいてしまったのが、水美舞斗さん演じるこのバルビ神父でした。「女癖が悪い」くらいならまだ良かったんですが、女性を妊娠させといて、反省している様子もない。間違いなくダメ野郎です。人数だけならカサノヴァのほうがアレだけど、内容的にはバルビ神父のほうが絶対に女の敵です。

しかしバルビ神父はね…。演じてるのがマイティーでしょ……。
超美形でしょ……。あんなボロボロの服着てて、髪がモジャモジャでも、中身マイティーでしょ?
すっごい美人があのバルビ神父を演じてるんでしょ???
「マイティーなら仕方ないや」的な感情がね、私の中にわきあがってくるわけですよ。
※その理由はこちらの記事を参照されたし


そして、マイティーのコミカル演技が、バルビ神父のダメっぷりをいい意味でカバーしてるんですよ。バルビ神父は、ダメ神父ってところが個性なので、それを潰してはいけない。でも、過去にやらかした罪(女性3人を妊娠させる)の部分は、思い切りコミカルな演技で笑いに変える。
冷静に考えると「いや、笑えないんだけど」っていう内容なんですけど、完全にマイティーのペースに乗せられて、お話を追っている間は全然クズに見えない!むしろ面白キャラでしょ。

劇中では「いい意味でのダメンズ」に完全に変換されているので、セーフ!

CASANOVAはダメ男のカーニバル

私の感想はコレ。ダメ男のカーニバルですよ。
でも、ダメ男に萌えるっていうのもありますから。自分の贔屓がダメ男を演じるっていうのも、色々おいしいですよね。「その美貌で、じゅりあさんを毒牙にかけたのかァ!!」ってねw

ダメンズ萌えの方にはおすすめかもしれません。


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