Flower Cage|カリーナの宝塚依存症ブログ

カリーナによる宝塚偏愛ブログ。個人的な感想や考察を、独断と偏見で綴っていきます。ちょっと辛口気味。

カテゴリ:演目別感想 > はいからさんが通る

柚香光

こんにちは、カリーナです。

花組『はいからさんが通る』、このご時世に東京まで行って観てまいりました。

しかも良席…ではなく、ものすごい神席で!
きっと日頃の行いが良いからですね()

席の位置が良かったのか、
贔屓の柚香光さんに、ガン見してもらえました!
あまりにも非現実的な、まさに夢のような時間を過ごしたのです…

ちょっとだけアクシデントがあったけど…


コロナ禍の最中ではありますが、ほぼ満席で、色んな意味で一安心♡


ということで、観劇レポ&感想その①、スタートです!



友の会がデレた!史上最高の良席

友の会は残酷で、とても冷たいお友達です。
いつも私は、あまりいい席ではありませんでした。普通にB席もあったし
友の会のステイタス?きかないで。

しかし今回は、ビックリするほどの良席!!
席の詳細が分かった時、「え?私もう明日死ぬの?」とか「これでヅカ運のすべてを使い切ったような気がする」と思いました。

そもそも、その周辺の席に行ったこともなかったため「実はそこまで舞台に近くないんじゃね?」と思い、半信半疑状態。。。

しかし実際に客席に行ってみると…銀橋がすぐそこにある~~!!
視力が悪すぎる私でも、オペラグラスなしで余裕で観劇できるような席だったのです!


何だこれは。もっとスゴイ人用の席なのでは???
私なんて、ただの友の会の友達モドキですぞ?


もともと貧血持ちの私ですが、席を確認した瞬間フラフラしてしまい、その場でぶっ倒れそうになりました。
この貧血の話は、あとに続く…。


世の中には、最前列とか、もっとすごい神席もあります。
でも私にとっては、こんなに前っていうだけで実質SSS席!!
私なんてS席(実質A席)とかでも十分なのに…!
ありがとう…ありがとう…。

(別にマウント取りたいわけじゃないので、「私なんてもっといい席でしたのよオホホ」とか「この程度で神席とかw」みたいなコメントされても困る)

あまりの舞台の“高画質”さにビックリ

これだけ舞台が近いのです。
当然ながら、舞台も超・高画質です。

高画質というのは、具体的に言うと

・オペラグラスなしでジェンヌの顔が見える
・花道(舞台のわきにある道)までぐるっとよく見える
・脇役のヒソヒソ話のような台詞もよく聞こえる
・舞台セットの移動、盆がまわる音っぽいものまでよく聞こえる
・銀橋にジェンヌが来ると死ぬ(私が)
・運がいいとジェンヌが視線をくれる
・生オケだと多分うるさくて耳が死ぬ※この日は録音


普通席から急に神席にきてしまった私には、ショックが大きすぎました。
舞台の熱気、生っぽさ、夢っぽさが段違い!
いつもこんな席に座っていられる人、色んな意味ですごーい!!

SS席やS席前方は、こんな感じです。今後の参考にどうぞ。



贔屓の柚香光とガッツリ目が合う!!(夢のような実話)

『はいからさんが通る』といえば、華やかなプロローグですよ。
本来であれば、舞台全体を見るのが一番だと思うのです。
実際、私のまわりは、その時点ではオペラグラスを上げていなかったのですが…。

私は初っ端からオペラグラスを取り出し、柚香光さんをロックオン。
10か月ぶりの贔屓摂取なのよ、ここで見ないでどーする!!(ガチギレ)

で、ずーっと柚香光さんを追っていましたらね。
柚香光さんが、明らかに私のしつこいオペラに気づかれたようで。

数秒間、私のオペラをガン見してくださったんです。

き、気のせいではありません…。
いくらジェンヌが、大勢の客にいっぺんに視線を送るのに慣れているからって!

あんなにジーッと、ド直球で、歌いながら私のオペラグラスをまっすぐに見つめてくれるなんて…そんな…。

たぶん実際は長くても1秒かそこらでしたが、まるで時が止まったようで、5秒間くらい見つめられたような気がしました。

贔屓の視線による攻撃をモロにくらった私は、その後まともに頭が働かず、気づいたらプロローグが終わっていました
あれ?「はいからさんが、と、お、る」の振り付け、ありましたっけ!?(ないわけがない)


いや待って無理。
久しぶりに見た贔屓が距離近すぎだし、おまけにこっちに視線をくれた!

その後は、少なくともあきら編集長にチラッと視線をいただけました。
ジェンヌとは滅多に視線の合わない私にとっては、劇薬も同じ。

そのうち私は、すべての運を使い切って死ぬのかもしれない。アーメン。

アクシデントを乗り越えて見た、フィナーレとトップスターの羽根

お芝居などの話は、後日更新の記事に書くとして。
全部すっ飛ばして、フィナーレの感想です。

私は、フィナーレを見るのが一番の目的でした。
華やかなロケット、かっこいい群舞。
そして、贔屓の柚香光さんが、トップスターの羽根を背負っている姿が見たかったのです。

しかし観劇中に、アクシデント発生!

貧血で意識がもうろうとし始めた…(((( ;゚Д゚)))!!

舞台上ではなく、私のほうに異常発生!
どうやら慣れない良席のショックで、ひどい貧血を起こしたようで、急に体調が悪くなってしまったんです。
そこ、笑うんじゃない、事は重大だ。

フィナーレ直前で頭がグラグラしてきて、本気で退席しようと思いました。
しかしこの貧血には裏ワザ(ツボ押し等)がありまして、貧血に慣れている私は、この裏ワザをひっそり実行。
音くり寿さんのエトワールが終わった頃には、なんとか意識が回復しました。

そしたらね、ちゃんと見れましたよ!
柚香光さんが階段の上に現れたところも、降りてくるところも、歌うところも、ちゃんと見れました~

特に、幕がおりる直前の笑顔が最高に美しくて!感動でした!!

最後まで粘ってよかった!
本気で退席しそうになってたのでギリギリでした…!

劇場を出てリラックスしたら、すぐに回復したので、やっぱりあれは席の影響だわ。

最初で最後の神席~そして伝説へ~

予想以上に、舞台に近い席での観劇となりました。
免疫のない私は、ショックで貧血など起こしてしまいましたが…皆さんは平気なのでしょうか?
こんなの私だけか?


今回は、いつもとは見え方が全然違いました。
最初から最後まで大満足の舞台で、まだまだ書きたいことが沢山あります。


神席で観る夢は、あまりにも刺激的で甘く、まったく醒めそうにありません。
しばらくは夢見心地のままだと思います。


はたして今後、私はA席で満足できるのだろうか…?
知ってはいけないものを知ってしまったのかもしれない。




ということで、観劇&感想レポ②に続きます。↓



次回は、柚香光さんについての感想を書こうと思います。
お歌と羽根がね…とっても素敵だったんです~
どうぞお楽しみに!


 






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柚香光

こんにちは、カリーナです。

7月17日に初日を迎えた、花組公演『はいからさんが通る』。

柚香光さんのお披露目公演が『はいからさんが通る』に決定した時、私はとっても嫌でした!

セルフ再演だし、華優希さんのほうが出ずっぱりだし…。
私以外にも「はいからさんは嫌だ」と言っている方がいました。
不安要素が多すぎたのです。

しかし初日のフィナーレと18日の本編ライブ配信を観て、『はいからさんが通る』の評価が、私の中で爆上がり。
タカニュで流れた初日映像も、ルンルンで繰り返し見ています。

『はいからさんが通る』の再演に対する評価が、ガラッと変わった理由について考えてみました。



理由①公演中止→再開の感動があるから

皆様ご存知の通り、柚香光さんのお披露目は、公演中止により延期になってしまいました。
「早くお披露目させてあげたい」と思っていたファンは多いでしょう。

何か月も待たされて、ようやくお披露目!
宝塚再開=柚香光さんのお披露目ということで、2つの感動が重なったせいもあると思います。

理由②フィナーレが素敵すぎるから

『はいからさんが通る』のフィナーレの男役群舞は、2パターンあります。
これだけでも見所なのですが、その他にもフィナーレは素敵なシーンが沢山あるんです♡

娘役群舞はモダンガールで、レトロで可愛くてとてもお気に入り!
真ん中で踊る娘役4人(華雅りりか、朝月希和、春妃うらら、音くり寿)は、個人的にとても好きな娘役さんなので、何度も観ちゃいます。

ロケットは、和洋折衷の不思議なお衣装。
赤い羽根がちょっとクドいですが、その他は可愛いと思います。

男役群舞は、黒燕尾バージョンが特に好みです。
あんなに素敵だとは思ってなかった!
軍服はデザインがそこまで好みではないんですが、柚香光さんに終始スポットライトが当たってて、「ああ、トップスターになったんだな~」としみじみ。

ブライダルデュエダンも、お芝居の続きのようで、夢が詰まってていいですね。
れい華のベタベタ自体はそこまで好きではありませんが、デュエダンなら別にいいです。
以前コメント欄で「仲の悪そうなトップコンビは嫌なものですよ」と言われたんですが、なるほど納得。
せっかくのお披露目ですから、ラブラブで仲良しな感じをアピールするのも悪いことではないのかなと思いました。

お芝居が終わっても、こんなに見所があるんですよ。
フィナーレだけでも一見の価値アリ!



理由③期待値が低かったから

以前からこのブログをご覧の方は知っていると思いますが、私は『はいからさんが通る』に全く期待していませんでした。

期待値がものすごく低かったんです…。

しかし、場面の追加&削除でストーリーが分かりやすくなり、深みが増しました。
思ったよりも変更されていたので、初演よりは面白く感じました。
初演がつまらなかったのか?

期待値が高めの人が再演を見たら、「初演と変化なしだな」と感じるかもしれません。
でも私のように、期待値がマイナスくらいになってた人なら、「なんだ、めっちゃ良くなってるじゃん!」と評価が上がると思います。

理由④トップの羽根が美しすぎて全部チャラ

私、実は、柚香光さんが羽根を背負わなくてもいいと思ってました!

できれば背負ってくれたらいいけど、背負ってなくても別に…という感じ。
ただ「笑顔でお披露目ができればいいなぁ~」…と思っていたんです。

でも、いざトップの羽根を見てみると、あまりの神々しさに目が潰れる~!!
あんなにキラキラしてて美しいなんて、まったく想像してなかったんです。

別の記事にも書きましたが、羽根を背負った柚香光さんの心からの笑顔もキラキラ輝いていて
あれを見たら、お芝居の出番の配分などに難があっても、全部ふっとんじゃいました。

芝居の中で出番がそこまで多くなくても、主役は柚香光さんですもの!
フィナーレの群舞とあの羽根を見たら、満足してしまいましたとさ。



付加価値が大きければ好きになれる…のかも

私は柚香光さんが贔屓ですが、それ以前に花組そのもののファンでもあります。
他にも好きなジェンヌさんは大勢いるんです。
そんな皆さんが活躍する舞台だったら、わりとなんでも受け入れられるのかもしれませんね。
(脚本がよっぽどヤバい作品は除く)

『はいからさんが通る』の付加価値…つまり
・柚香光さんのお披露目であること
・フィナーレがすごいこと
・好きなジェンヌが出ていること

このあたりがグサッと来る人なら、気に入ると思います。
逆に、組ファンでなければ、退屈な舞台だと感じるかもしれません。
まぁ、はいからさんに限ったことではないですけどね。


私は、以上の4つの理由から、『はいからさんが通る』の再演を予想よりも楽しむことができました。
以前書いた記事の内容を撤回する気は、少しもございません。
というか、以前のボロクソ記事が前提にあって、それも含めて舞台への評価が高まった感じです。


色んな条件が重なって、『はいからさんが通る』再演を好きになることができました。
円盤はDVDにするつもりだったけど、Blu-rayを買おうと思います。


はやく東京で、安心して観劇できたらいいなと願っています。





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はいからさんが通る

こんにちは、カリーナです。

花組公演『はいからさんが通る』の、本編ライブ配信を観た感想です!
宝塚の舞台が、自宅で観られるって最高♡

昨日は舞台全体の感想を書いたので、今日はキャスト別感想を書いていきます。

メインの皆さんと、個人的に気になった脇役をピックアップ。
※個人の感想です。



柚香光(伊集院忍)



柚香光さん、トップスター第1作目の役
トップスターらしい風格が、早くも備わっているような気がします(贔屓目?)。
いつもよりも更に強い眼差しで、とても堂々と演じていました。

再演なので、役自体に新鮮味は特にないんです。
でも初演が見れなかった人は、「あの少尉が帰ってきた!」という感じで楽しめるかも。

柚香光さんは、もっとクセの強い役のほうが似合うと思うので、伊集院少尉だと薄味なんですよね。
…あんまり贅沢言ったら駄目かしら?
(※少尉のことが嫌いなわけではない。)

金髪は凄く似合っているので、美しい柚香光を鑑賞するにはもってこい!
サーシャ・ミハイロフ公爵の時のマントも超似合ってます
もはや動く芸術品!!!

あと、柚香光さんがめったにやらない立ち回り(殺陣)があるのも見所です。
シベリアでコサック兵と戦うシーンが追加になっていますし、殴る・蹴るの乱闘シーンもあります。
柚香光さんの殴られ演技&殴る演技が大好きなので、ここだけ円盤で何回も見ちゃいそう
腹部を膝蹴りするシーンみてると、「さすが男兄弟に囲まれて育っただけあるわ」と思います。
リアルでやってた感あるのよ…上手過ぎるのよ…!


ソロ曲が追加されたのは大きいですね。
少なくともライブ配信の日は、声はそこそこ出ていたし、音程も(そこまで)外してなかったと思います。
というかこのソロ曲、かなり歌いにくくない…!?



華優希(花村紅緒)



華優希さんの課題といえばまず歌ですが、ライブ配信の日は結構声が出ていたと思います。
初演の時は声が消えてて、まったくハモれていなかったのですが、声量が増えたのか、ちゃんとハモれていました!

あと、いつもキンキン声が気になっていたのですが、それもマシになっていたような気がします。
生の舞台で聴いたら、また印象が変わるかもしれませんが…。


伊集院少尉の生い立ちを聞くシーンが、いわゆる“壁ドン”に変更になってます。
私は正直、「ちょっとベタベタしすぎでは…」と思っていたのです。
初日のスカステ特番で流れた舞台稽古映像で、ちょうどこのシーンのお稽古をしていました。
そこで先生から指示が入り、のそのそと低姿勢で壁ドンから抜け出す演技に変更になってました。
のそのそ具合がとても可愛いし、ギャグテイスト強めになってたので、あれはあれでいいかなと思います。




伊集院家の花嫁修業でクタクタになり、階段に座ってしまうシーン。(初演ではソファ)
サンドウィッチを食べた後に眠ってしまうのですが、今回は隣に座った柚香光さんの肩に頭をあずけるようにして寝入ってしまいます。

れい華コンビ好きな人なら、最高に萌えるのではないでしょうか!




瀬戸かずや(青江冬星)




鬘が事故るのではないかとハラハラしてましたが、個人的には「こんなものかなー」という感じ。
この鬘が似合う人の方が少ないでしょうね。


全く似合ってない…とまでは言いませんが、ちょっと無理があります。
予想よりは違和感がなかったのですが、似合う役ではないですよね。
番手的に仕方がないのですが。。。
そのへんは本人が一番分かってると思うので、青江冬星という役に少しでも近づけるように、そうとう努力なさったのでしょう。


衣装は初演よりも増えていました。少なくともスーツは2種類あります。
個人的には紺色っぽいスーツが好き。


大量の芸者さんたちから逃げ出すシーンは、完全に笑うところ
壁を這うようにして歩いてくるのを見た時、一瞬何が起こったのか分かりませんでした
残念なイケメン…。

「来たな、恋人」はすごく良かったですね
初演でも本当は入れたかったんだろうなぁ。

水美舞斗(鬼島森吾)



鬼島軍曹はですね…出番がほとんど変わってないんですよ。
少し台詞が変わっているシーンがあるんですが、そのくらいかなぁ。

少尉から、紅緒の写真を見せてもらった時に、写真を上下逆にしてたのが面白かったです。
どの角度から見ても、紅緒の顔が可愛く見えることなどないのだ
このシーンはアドリブがききそうなので、観に行くたびに写真を見た時の反応が変わっていそうです。

シベリアのシーンで、銀橋の上で歌うんですが、銀橋に向かう時の俊足にご注目!
マイティ、めっちゃ足速いで!!



永久輝せあ(高屋敷要)



花組に組替えになって、ようやく迎えた大劇場公演。
その初めての役が高屋敷要です。

初演からとても台詞が増え、少尉との親友設定が強調されました。
しかしその相手はトップスターの柚香光さんですし、リアルではまだそこまで親しくなりきれていないと思うので、お芝居の練習はなかなか大変だったのでは…。
まぁ、どんな相手であっても、ジェンヌならお芝居できると思いますけども。

ビジュアルは、原作の小汚い雰囲気は消え、完全に宝塚仕様に。
初演の高屋敷要よりも、かなり綺麗めなビジュアルになってます。
これなら環もなびきそうだけど、残念ながら環は鬼島軍曹にホレちゃうんだなぁ。


歌うシーンが少ないので、歌唱力については何とも言い難い。。。
声は普通に出ていたと思います。

聖乃あすか(藤枝蘭丸)



蘭丸の出番も、初演とあまり変わってないんですよね。
鬼島軍曹よりも変更ナシかも?

お休み期間にかなりプニプニしたようなので、絞った方が良さそうですね。
長期の公演を続けていたら、自然と痩せるかもしれません。

男役群舞での立ち位置を見てると、今後どんどん上げていきそうです。
とうとう、真ん中の目立つ人たちの中に入れられてますから。
トップスター候補なのは間違いなし(今さらか…)。



華雅りりか(ラリサ)



ラリサさんも初演とあまり出番は変わらず。
ちょっとだけシーンが増えていましたが、それは伊集院少尉(サーシャ)のシーンが増えたからです。

ラリサさん登場時は、まるでお人形のような美しさ
良い意味で、初演と全く変わりません。
誰もが期待した通りのラリサさんだったと思います。

日本に着いた直後、ロシア語で挨拶をするシーンがありますが、そのロシア語が初演時よりも流ちょうになっていた気がします!
私はロシア語に詳しくないけど、初演時はわかりやすいカタカナ発音だったから…。
今回はもう少し複雑な発音になってました。

真鳳つぐみ(ばあや)

真鳳つぐみさん、初のおばあさん(?)役。
若い女性役のときはアニメ声っぽいのが気になってましたが、ばあやの年老いた女性の声が上手くてビックリ!

意外と、無難なお姉さん系より、個性強めの役の方が合ってるのかもしれませんね。
でもせっかく美人なので、綺麗なお姉さんもやってほしい…。

朝月希和(花乃屋吉次)

雪組で培った和物のスキルを全部詰め込んだ感のある吉次さん。
さすがというか何というか、とても似合っていましたね。
初演の桜咲彩花さんも良かったんですが、朝月希和さんは、より原作に近いビジュアルになったと思います。

初演の時には無かった、大勢の芸者さんたちで踊るシーンが追加になってます。
そこだけ雪組の場面を観ているみたいでした。(もちろん良い意味でね)

吉次さん初登場時、ちょっと気になることが。
台詞を喋るたびに息を吐いていて、それが全部マイクに入ってしまっていて。。。
呼吸音の入る回数が多すぎで、何らかの持病持ちの役みたいでした。
大人っぽい芸者さんらしい話し方を意識しすぎて、ああなってしまったのでしょうか。
明日以降はどうなってるんだろうな…。




飛龍つかさ(牛五郎)




声がとてもよく通るので、車引きの役がピッタリ!
原作よりもずいぶん可愛い感じのビジュアルなのに、違和感は全くありませんでした。

土下座とか、真剣白刃取りとか…意外と見せ場が多かったと思います。
いわゆるイケメン役とはちょっと違うけど、かなりオイシイ役だったのでは?

驚いたのは、本物の人力車を引いてきたシーン!
そこに紅緒を乗せて、伊集院家に行くんですよ。
初演だと自転車だったんですが、さすが大劇場、本物の人力車を引かせるとは…!

人力車のシーンを見た、天真みちるさん(初代・牛五郎)のツイート。

やっぱり、再演だから見ちゃいますよね~!

音くり寿(北小路環)




「環は絶対似合わない!」と思っていたんだけど、予想よりは良かったです。
どうしても原作には似ませんけど、リアルに華族のお嬢様がいたらこんな感じかな?

あと、環は優等生なので、首席の音くり寿さんが優等生役ってそのままですよね。
優等生オーラ、大事。

「大正デモクラシー」の場面で真ん中で歌っていましたが、さすがの歌唱力
エトワールもとても素敵でした♡

私は音くり寿さんの癖のある演技や怪演がちょっと苦手なんですが、環はナチュラルな雰囲気でした。
普通のお嬢様役もできるんですね。

どのキャストも素晴らしかったです

初演から引き続き同じ人が演じている役もあれば、まったく違う人が演じることになった役もあって。
色々と不安だらけだったのですが、思ったよりは皆さんしっくりハマっていたように思います。

今の花組は歌唱力に問題アリなので、そこがちょっとツライところですが…。
まぁ、何とかなるでしょう。
第2幕で舞踏会の歌手をやっていた若草萌香さんは、かなり歌唱力が高めでした。
他にも歌ウマ下級生が何名かいるようなので、今後の活躍が楽しみです。

****

11月に円盤が出るそうで。発売日が待ち遠しいですよ♡
いや、その前にまずは劇場で!生で!!観るのが先!!!
あ~、私、観れるのかなぁ…。


花組『はいからさんが通る』本編ライブ配信感想①~演出・ストーリー・舞台全体の感想





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はいからさんライブ

こんにちは、カリーナです。

花組公演『はいからさんが通る』のライブ配信を観ました。
自宅で本編全て(カーテンコールまで全部!)をリアルタイムで観られるなんて、最高ですね

さて、感想ですが…書きたいことがいっぱいあるので、記事を分けますね。
今日は、舞台全体の感想を書きます。
明日は、キャスト別の感想の予定です。

初演よりもストーリーが分かりやすくなり、深みが増しました!
変更点が沢山あって、より良いものに変わっていたように感じられました。

ビジュアルの美しさは、今さら言うまでもありません。
今の花組は美形揃いですからね。

“要ワールド”(by 永久輝せあ)についても、「なるほど、このことか」と思いました。


スター達の銀橋渡りについてや、衣装の変更、初演とのストーリーの違い、群舞等、気づいたところを書いていくので、興味がある方は読んでいってください。

※ネタバレあります。



初演よりも話が分かりやすく&面白くなった!

初演の『はいからさんが通る』は、長い原作を無理やりコンパクトにした内容でした。
原作者やファンからの評価はとても高かったようですが、私は「駆け足気味で、話が分かりにくいな」と思っていたんです。

今回の再演では、シーンや台詞の追加&削除がとても細かく行われていて、ストーリーがとても分かりやすく整理されていました。
芸者さんたちが舞い踊るシーンは、今回追加になりました。
逆に、まるまるカットになったシーンもあります。(伊集院伯爵夫人が、伊集院伯爵に乱暴にお茶を出すシーンなど)
台詞も微妙に変更しつつ、新規シーンも色々あるので、舞台上がとても華やかになりました。


また、大袈裟な・漫画チックな演出を取り入れていて、客席から笑いが起こるシーンが何か所も用意されていましたよ。
紅緒(華優希)と牛五郎(飛龍つかさ)の真剣白刃取りのシーンは、効果音&照明でスローモーション風の演出になっていて、完全にギャグシーンになってました。
初演よりもTHE・マンガっぽくなってて、面白かったです。


鬼島(水美舞斗)の衣装が、イエローの衣装に変更!

鬼島軍曹の衣装については、『歌劇』か何かで、「ほとんど変更がないので、衣装に赤いサッシュを追加してもらった」という話が載っていたと思います。
プログラムに掲載されている写真(スチール写真)は、その衣装で写っています。
黒と茶色の、暗い配色の衣装でした。

しかし実際の劇中では、赤サッシュの衣装ではなく、カラシ色(黄色)の衣装に変更になっていました。
舞台写真の衣装です。↓



これって多分、文庫版『はいからさんが通る』3巻の表紙の衣装だと思うんですが…。

↑ちょっと分かりにくいけど、、、
多分コレだと思うんだよな~。

赤サッシュの衣装は、プロローグで着ていました。
その後は軍服→イエローの衣装のみ。

明るいイエローは、舞台上でとても映える色なので、とても目立っていました。
初演の黒っぽい衣装だと、どうしても埋もれがちになるので、衣装変更は大正解だと思います!



“密”なキスシーンや壁ドンはそのまま…大丈夫?

こんなご時世なので、伊集院少尉(柚香光)と紅緒の壁ドン、口移し、キスシーンなどは無くなるのではないと予想していました。

しかし、全部やってました。
壁ドンも、水を口移しで飲ませるシーンも、ラストのキスシーンもそのまま!

個人的には「壁ドンはいらないんじゃ」と思ってたんですが、実際に見たらギャグテイストだったので、あれはあれでいいかなーと。
少女マンガではありがちな光景。

ただ、こんなご時世ですので、「舞台上でそんなことしてるんじゃない!」と叩かれそう…。

でもね、キスシーンがないとトキメかないのよ。
宝塚だし、少女漫画原作だし…演者同士がくっつくシーンは削除できなかったんでしょうね。

“要ワールド”の正体。高屋敷要(永久輝せあ)の出番はソコソコ

はいからさんの幕が開く前、「永久輝せあさんの出番が、とても増えるのでは?」と言われていました。

永久輝せあさんが、はいからさんの台本を見た時に、『要ワールド』だと感じたそうです。
その上、高屋敷要は、はいからさんの舞台の語り部だと言われていました。
めちゃくちゃ出番が多そうな情報ばかりでしたよね。

しかし実際の永久輝せあさんの出番は、多すぎず、少なすぎずといった具合。
初演の高屋敷要よりは台詞が多く、最初と最後に語り部っぽく登場はしますが、そこまで出番が多いわけではありません。
少なくとも、ルキーニのような狂言回しではないですよ。

でも、ここぞという時には登場しますし、台詞もあります。
また、伊集院少尉と親友であるという設定が強調されており、存在感がありました。

「大正デモクラシー」の場面では、歌う環(音くり寿)につきまとうように出ています。
高屋敷要は、美人の環にホレているという設定なので、それを強調させた感じですね。
そのシーンの舞台写真がコチラ。↓



そして!
関東大震災の後、冗談社の社員たちの前に現れ、原稿を渡していきます。
そのタイトルが、『そこのけそこのけ はいからさんが通る』
高屋敷要が、はいからさんの物語を書いたというオチでした。
“要ワールド”というのは、おそらくこれのことでしょう。



男役群舞・大正バージョン(Bパターン)の軍服もカッコイイ♡

昨日の初日が浪漫バーション(Aパターン・黒燕尾)だったので、軍服バージョンも楽しみにしていました。

軍服はギラギラのシルバーで、陸軍の軍服をアレンジした感じかな~?



↑こんなの。
某アングラ劇団の光クラブを連想してしまうのは、私だけだろうか。。。
あっちは学生服だけど。帽子のせいかな。
(※「れいクラブ」とは読まないように!)


階段に、斜めに並んだ男役たち。
皆が敬礼してから踊ります。めっちゃ軍隊っぽい。




終始、柚香光さんにスポットライトが当たっているような感じでした。
割とすぐにはけちゃったけど。
(トップスターって、群舞にいる時間が短いですよね…それはちょっと寂しいところ)

スターたちの銀橋渡り

銀橋渡りについても、メモしておきます。

柚香光:全部渡る(歌あり)

華優希:全部渡る(歌あり)※モンペのアンサンブル

瀬戸かずや:半分渡る(歌あり)

水美舞斗:半分渡る(歌あり)

永久輝せあ:全部渡る(歌あり。ただし背後のコーラスと同じで、非常に短い)




柚香光の声はそこそこ調子良さそう♪

昨日の初日は、マイクの音量がおかしかったのか?
それとも本当に調子が悪かったのか…
柚香光さんの声が聞き取りづらい感じでした。

でも今日は、柚香光さんの声の調子が良さそうで、とてもよく聞こえました。
この調子で、これからも頑張って公演を続けてほしいです!

意外と良くなっていた『はいからさんが通る』

私はそもそも『はいからさんが通る』のお話自体がそこまで好きというわけではなくて…。
なので、「超面白かった!何度でも繰り返し観たい!」とは思いませんでした。
個人的な好みの問題なので、仕方がないですね。

でも、群舞が2パターンあるというのはやっぱり嬉しい!
そして、豪華な舞台セットに、より分かりやすくなったストーリー。
駆け足感がなくなったので、安心して観ることができました。

柚香光さんのお披露目公演となった本作。
柚香光さんの美しさを堪能する作品としては、とても良いと思います。
金髪がめちゃくちゃ似合ってます!外国のプリンスみたい

ブライダルデュエダンは、振付があまり派手ではないんですが、“お芝居の続き”として見るととても感動します。
とにかく2人の笑顔が素晴らしくて、色々あった末にようやく結ばれた2人の幸福感をリアルに感じられます。

できれば東京の劇場で、生で観ることができたらいいな。


*****


「感想その②」の記事は、キャスト別の演技・歌などについて書いています。
良かったら②も読んでみてください。↓




初日の感想はコチラ↓





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こんにちは、カリーナです。

スカステで、花組『はいからさんが通る』のフィナーレを見ました!

皆さんの素敵なキラキラの笑顔に、トップスターの大きな羽根
やっと「柚香光さんがトップスターになった!」という実感がわいたような気がします。

階段降りの順番、男役&娘役の群舞、お芝居の変更点、ちょっとしたハプニング(?)まで、個人的な感想を書いていきます。

ついでに、初日のプロローグの映像も流れたので、それについてもメモしておきます。
組長さおたさんからの有り難い挨拶…!

本当に!今日から宝塚再始動です!!



柚香光、トップスターの大羽根を背負う

柚香光さんが、とうとう羽根を背負いました!

写真は、キャトルレーヴ公式の販売ページで見ることができます。
(実は生中継を見る前に、舞台写真だけ見ちゃったの…まさかの公式がネタバレ)



↑どうですか?
素晴らしい美しさじゃないですか!!??
衣装も素敵♡もはや全てが芸術品。

この写真、大きめサイズの買って、飾りたいなぁ
いや、もうこの写真で特大ポスター作ってほしい…絶対買う…。

柚香光&華優希のブライダルデュエダンが超少女マンガ♡

『はいからさんが通る』は、本編中に伊集院少尉と紅緒の結婚式のシーンが無いんです。
漫画原作にも無かったと思います。

その“幻の結婚式”を、宝塚ではブライダルデュエダンで実現。
とても幸せそうな雰囲気のデュエダンで、ロマンティックでした。
2人のとびきりの笑顔がとても良かったですね

こちらの写真も、キャトルレーヴオンラインで見れます。
真っ白衣装で、THE・ブライダルって感じ。↓






『はいからさんが通る』階段降りの順番&変わった小道具

さて、皆様が興味津々であろう階段降りの順番もメモしておきます。


音くり寿(エトワール)

帆純まひろ・優波慧・飛龍つかさ

聖乃あすか・朝月希和

永久輝せあ
水美舞斗
瀬戸かずや
華優希
柚香光

(※間違ってたらゴメンね。)


シャンシャンは、黄色いお花です。
柚香光さん&その他の組子は、このシャンシャンを持って出てきます。

今回とても面白かったのは、主要人物たちが、シャンシャンではなく小道具を持って出てくるところ!

たとえば…
華優希:紅緒の衣装+竹刀
瀬戸かずや:編集長の衣装+煙管
水美舞斗:軍服+軍刀(鞘から抜いた状態)

キャラクターそのまんまで階段降りしている感じで、すごく良かったです!
ヒロインが竹刀持って階段降りてくるのって、ちょっと斬新じゃないですか?

黒燕尾の男役群舞(浪漫バージョン)が期待以上にカッコイイ♡

今日のフィナーレは、浪漫バージョン(Bパターン・黒燕尾)でした。

正統派の男役群舞で、期待していた以上に素敵でした!
どこかで娘役さんが言ってた気がするんですが、男役さんたちの色気がダダ漏れっていうか!
とっても大人っぽいムードで
今までに見たどの黒燕尾の群舞よりも、個人的に好みでした。

個人的には大正バージョン(Aパターン・軍服)にすごく期待してたんだけど、やっぱり実際に観に行くなら浪漫バージョンにしようかな!?

どっちのパターンを見に行こうか、ものすごく迷っちゃいます。
両方観に行けたらいいんだけど、この時期は難しいな…。

娘役群舞はレトロ可愛いモダンガール!

娘役の群舞もすごいんです。
モダンガールたちが歌って踊るんですが、とにかく可愛い!!

モダンボーイ達によるリフトもあって、こちらも見所となっております。

(人数を減らしたせいか、舞台上がちょっと寂しかったけど…仕方がないですね)




お芝居のラストシーン…伝説のキスシーンが変わっていた!

以前私は、こんな記事を書きました。↓


『はいからさんが通る』初演のラストのキスシーンは、柚香光さんオリジナルのものとなっております。
あれがあまりにも素敵だったので、柚香光さんのファンの間で、とても人気がありますよね。

「あのキスシーンがまた観れる!?」と思ったんですが、今回はニューバージョンになっていました。
詳しい内容は、明日の配信で確認して欲しいんですけど。

個人的には初演のほうが好きなんですが…皆さまの目にはどう映りましたか?
ソーシャルディスタンス的な関係でああなったのか、そこらへんの事情は全く分かりません。
(そもそも、キスシーンなので距離は縮められないよね…顔は普通に近づけていたし)

初日プロローグ映像~水美舞斗&永久輝せあが一緒に歌う

今日の特番では、プロローグの映像も流れました。

組長の挨拶(音声のみ)→柚香光さんによる開演アナウンスという流れでした。
ようやく宝塚が再開ですからね、最初はちょっと偉い方の挨拶があったほうがそれっぽい。

柚香光さんの開演アナウンスは、初日用と2日目以降用の2種類がありそう。(あれはおそらく初日用…ですよね?長かったし)

大きく変わったな~と思ったのは、オープニングの歌い継ぎのところ。
聖乃あすか&音くり寿(初演:聖乃あすかのみ)

水美舞斗&永久輝せあ(初演:水美舞斗のみ)

うーん、この変更は…?
まぁ、初演がちょっと寂しい感じだったから、人数が増えるのはいいんですけどね。



柚香光の喉は本調子ではなさそう?

さて、私が心配していた柚香光さんの喉の調子ですが…。
プロローグの歌い出しのあたりで、「あんまり調子は良くなさそうだ」と思いました。。。
フィナーレまでちゃんと声は出ていましたけど、少し声を出しにくそうにしているような気が…。
(歌えていたし、声が出なくなったりということはありませんでした)

『DANCE OLYMPIA』の時と大きく違ったのは、柚香光さんがキラキラの笑顔でいたことです。

私が『DANCE OLYMPIA』の時に、柚香光さんの声にショックを受けたのは、「笑顔が無かったから」というのも大きな要因でした。
せっかくのプレお披露目なのに、笑顔があまり無かったので、とても複雑な気持ちになってしまったんです。

でも、今日の柚香光さんは、ずっと笑顔でした。
やっとお披露目ができた喜びが溢れてきていたのか、何度も泣きそうになっていました。

声があまり出てなくても、心からの笑顔があれば、私は満足です。

柚香光にハプニング?いいえ、ご愛敬でございます

フィナーレが終わり、とうとう花組トップスター・柚香光さんの紹介!

さおたさんが、柚香光さんの紹介をしたんですが…。
お辞儀をした柚香光さんが勢いあまって、そのままさらに挨拶をしそうになってしまって、さおたさんが慌てて止めるという一幕がありました!
あ~、やっちゃった

そりゃー、こんだけ待たされたんですもの、お辞儀の流れで挨拶したくなっちゃうよ!!
観客の皆さんに「ありがとうございます」って言いたくなっちゃうよ!!

でも大丈夫です。
柚香光さん、伊集院少尉ばりにずっと笑ってました
これはご愛敬!
色んな意味で柚香光さんらしい幕開けになった…かな!?

その後、専科や、組替えで来た方の紹介などがあり、ようやく柚香光さんの挨拶の番。
トップスターらしい、立派な挨拶をしてくれました。

しょっぱなから少し失敗してしまったけど、これは可愛い&柚香光らしいような気がする!
すごく記憶に残るお披露目になったと思います

無事にお披露目ができて何よりです

今日見ることができたのはプロローグと、お芝居のラストと、フィナーレ~カーテンコールだけでした。
それだけでも、すごく楽しかったし、嬉しかったです。

やっと柚香光さんのお披露目ができたし。
宝塚が再始動したんだな…と実感できました。


明日は、本編ライブ配信がありますね!
明日の記事の更新は、本編ライブ配信後になると思います。
おそらく感想をアップすると思うので、どうぞお楽しみに♪





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