Flower Cage|カリーナの宝塚依存症ブログ

カリーナによる宝塚偏愛ブログ。個人的な感想や考察を、独断と偏見で綴っていきます。ちょっと辛口気味。

タグ:芹香斗亜

鴛鴦歌合戦お花渡し


こんにちは、カリーナです。

今日は宝塚歌劇団花組『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE!』
ムラ千秋楽のライブ配信がありました。

お芝居もショーも良かったんだけど、
お花渡しが大盛り上がり(?)だった!


●組長の美風舞良さん、芹香斗亜さんの名前を「永久輝せあ」と呼び間違える

●和海しょうさん&柚香光さんの分担についてのエピソード


もちろん録音や録画はしていないので、
私の手書きメモをもとに、要約をまとめておきます!




お花渡しに来た芹香斗亜、名前を間違えられる!

副組長の航琉ひびきさんは、今回で退団です。

お花渡しのためにきた同期は、
宙組の新トップスター・芹香斗亜さん。

しかし組長の美風舞良さんが、
間違って

【宙組の永久輝せあさん】
と呼んでしまったのです!!

最初、私の聞き間違いかと思いましたが、
ジェンヌさんたちも微妙な空気になってるし、客席の空気も変(笑い声?が入ってたような気がする)。

いちおうキキちゃん、お花持って出てきたんですが、、、

さすがにマズイと思ったのか、柚香さんがあおいさんに耳打ちゴニョゴニョ。

あおいさんは、自分の言い間違いに気が付くと、
口元に手をあてたあと、
レビューのあのキラキラ衣装のまま、土下座で全力謝罪していました

おそらくですが、
とわきせあ」
「せりかとあ

↑こんな感じで、名前がゴッチャになってしまったのでは!?
(たしかに少し似ている!)

その後もう一度、最初からやり直して、
無事にお花は渡りました

キョンさんも、キキちゃんも、まわりも
相当ビックリしたのではないでしょうか。


和海しょう&柚香光の分担エピソードがすごい!


94期の和海しょうさんも、今回で退団です。

柚香光さんとのエピソードは、そこまで多くはないという印象でしたが、、、

実は和海しょうさんは、柚香光さんの分担さんだったのですね!
柚香さんいわく「教育係」。

和海しょうさんは、宝塚音楽学校の1次試験くらいのとき?に、
柚香光さんを見て、「キラキラ光ってる子!この子は絶対に合格する!分担にしたい!」(意訳)と思ったそうです。

その後、しぃ様はお菓子をくれたそうです

そんな早い時期からロックオンされてたんですね…!





また、柚香さんは今までずっと、
「和海さん」と呼んでいたそうです。

礼真琴さんと瀬央ゆりあさんと柚香光さんの3人で、
柚香さん以外は「しぃちゃん」と呼んでいたらしいのですが、
柚香さんは「私は呼びません!」と、ずっと呼ばなかったとのこと。

(↑このお決まりの流れを、もう50回くらいしているとのこと)

でもとうとう柚香さん、今日初めて
「しぃちゃん!」と呼んでいました!!
しかも2回も★

しぃ様は「もし今日言わなかったら、東京千秋楽で呼んでもらおうと思っていた」と言っていました♪



ムラ完走おめでとうございます

お芝居の話とかもしたかったんだけど、

お花渡しのトラブルとか、
分担のエピソードのせいで、
ほとんど吹き飛んでしまいました。。。

お芝居は柚香光さんが出番少なめ、
しぃ様が結構出ていたし歌っていた感じ。
全体的に「そうはならんやろ」と突っ込みたくなるストーリー。
春妃うららさん演じる麗姫は、退団公演のお役としては最高だったのでは!!

ショー(レビュー)のほうは、予想より良かったです。
お上品にユラユラしているだけかしら?と思っていたけど、
かっこいいシーンも多かったし、
シボネーは最高に燃えた!


このまま、東京も完走できるといいですね。




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パガド意味

こんにちは、カリーナです。

宙組公演『パガド』~世紀の奇術師 カリオストロ~

宙組新トップコンビ・芹香斗亜さんと春乃さくらさんの、大劇場お披露目公演となります。



ところがどっこい、

あらすじ(解説)を読んで、
私はキョーレツな違和感をおぼえました。

私がおかしいと感じたのは、以下の2点です。

・タロットカードの「奇術師」は、そもそも1枚目のカードではない。

・「奇術師」のカードを、パガドと呼ぶことは一般的にはしない。


ええ?田渕先生が間違ってるの!?

もしそうだとしたら、キキちゃんの危機!!

ということで、じっくり検証していきますよ~。





「奇術師」のカードは1枚目ではなく2枚目

しょっぱなからですが、

そもそもタロットカードの「奇術師」は、1枚目のカードではありません。


“パガド”とは、タロットカードの一枚目、“奇術師”のカード。



田渕先生は、あらすじ冒頭にこう書いているけど…。
違います。


タロットカードは78枚で構成され、そのうちの22枚を大アルカナと呼びます。

大アルカナのカードには、それぞれ番号がふられています。
つまり順番は、以下の通りです。

0番 愚者
1番 奇術師(魔術師)
2番 女教皇
3番 皇帝
19番 太陽
20番 審判
21番 世界

0番~21番で、合計22枚。

つまり、奇術師のカードは
タロットカードの「2枚目」のカードなんです。

デッキによって、一部の番号が変わることはありますが、
愚者や奇術師は、絶対にこの番号と決まっています。

だから正確に言うなら、
「奇術師は、タロットカードの番号が1番のカード」となります。



以下は、タロット占いの有名な専門書からの引用です。

<0愚者>で生まれた魂が旅をはじめ、<1魔術師>でなにかを成しとげようという意思を持ち、<2女司祭>ではじめて他人の存在を意識し……その後も様々なテーマを経験して最後の<21世界>で完成を見るのです。
引用元:LUA著「78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット」p20 日本文芸社


大アルカナは、0番の「愚者」というキャラクターが、21番「世界」までを旅するストーリーとなっています。

そのため、何が何でも、タロットカードの1枚目は「愚者」でないといけません。


「パガドはタロットカードの1枚目」はミヒャエル・エンデ由来?

検索して調べたところ、
「パガドは、タロットカードの1枚目」と書いてある小説が見つかりました。

ミヒャエル・エンデ著『鏡のなかの鏡』。
(誰だかわからない?『モモ』の作者だといえば、ピンとくるでしょうか)

私はこの本を読んだことはありませんが、ネットを探すと、作品の一部を引用しているページがありました。(このページ


そこには「パガド」という聞き慣れない名前と、「タロットカードの一枚目」という説明があります。

ここから分かることは、

・少なくともミヒャエル・エンデは、タロットカードの1枚目が「奇術師」だと勘違いしていた。

・田渕先生が、『鏡のなかの鏡』を読んで参考にした可能性が高い。

ということですね。




奇術師のカードを「パガド」とは呼ばない?

さてここで、そもそもの公演名『パガド』について。

通常、タロットカードの奇術師(魔術師)のカードを、「パガド」と呼ぶことはありません。

一般的なタロットカードは、英語表記です。
奇術師なら「THE MAGICIAN」表記がメジャー。

スペイン語のものも流通しています。
つづりは「EL MAGO」です。


あとはイタリア語表記ですが、
「Il Bagatto」(イル・バガット)というのがありました。


ん?
「バガット?」


残念ながら、私が調べた限りでは、
「パガド」と発音する国の言語を見つけることができませんでした。

でも、まさか英語圏の人もね、
「THE MAGICIAN」のことを、日本では「マジュツシ」とか「キジュツシ」とか呼んでいるなんて、知らないと思うの。

もしかしたら、マイナーな国の発音では、バガットがさらに変化して「パガド」なのかもしれません。

※ミヒャエル・エンデはドイツ人だけど、ドイツ語ではなさそうでした。
ドイツ語だと「Magier」。

オカルト的観点からみるタロットと「パガド」(手品師)

ネットの海はすごいですね。
「専修大学学術機関リポジトリ」に、面白い論文がありました。

ありがたく引用させていただきます↓

3 パガド(Pagad)
コップの使い手は、現在のゲームにおいては「パガド」と呼ばれる。この
名称は、われわれ西洋の言語において類似したものはなく、純粋に東洋的な
もので、巧みに選ばれたものである。「パグ」(Pag)は東洋では、長、師、主
〔 84 〕
人を意味し、「ガド」(Gad)は運命を意味する。実際、彼はヤコブの棒、あ
るいは三博士(マギ)の棒を持ち、運命を意のままにする者として表される。

ここでようやく「パガド(Pagad)」と、スペルまで書かれたものにたどり着きました!

ただ、タロットカードについての論文だけど、べつに「タロットカードの奇術師がパガド」とは書いていません。

コップの使い手→手品師(奇術師)→タロットカードの「奇術師」がパガド

こういう、連想ゲーム的なこじつけはできるけど。

でも、ミヒャエル・エンデは、こんなことまで知っていたのかしら?

コップの使い手(≒奇術師)をあらわす、ここでいうパガドというのは、完全に造語なのです。

「とある西洋人が、オカルト思想をベースに、東洋の単語を2つ組み合わせて作った名前が『パガドだった」

というだけ。
(そもそも、どこの国の言葉だろう?東洋って広すぎるよ~)

イタリア語の「バガッド」が、これに関係しているとは思えません。。。


少なくとも「奇術師はタロットの1枚目」は間違い

なんだか、ムダに細かく検証してしまいました。

1つだけ確実なのは、「タロットカードの奇術師は、1枚目ではなく2枚目」ってこと。

「パガド」については、うやむやになりましたが…
もし田渕先生が、ミヒャエル・エンデの小説だけを参考にして「パガド」と名付けたなら、非常に危険だと思いました。

いや、もしかしたらね、
田渕先生の手元に、もっとすごいタロット占いの専門書とかがあるのかもしれませんよ。
アレクサンドル・デュマ・ペールさんが書いた「Joseph Balsamo」に、「パガドはタロットの1枚目」って書いてあるのかもしれませんよ。

でも、ネットでいくら探しても、「パガド」表記をしている占い師さんのブログ等が引っかからないということは…

そして、このほかに「パガド」という名称自体、テロリストの団体名くらいしか出てこないってことは…

そういうこと、なのだと思います。



*お願い*


誰か…芹香斗亜さんのファンの皆さん、、、

どうか「奇術師はタロットの1枚目じゃないですよ」とだけ、劇団に電話でもメールでも、してくれませんか。


このままだと、間違った内容のまま台本が書かれるかもしれません。

歌詞の中にも「奇術師はタロットの1枚目~♪」みたいなフレーズが入っちゃって、キキちゃんが変な歌を歌うハメになるかもしれません。

印刷物も、ぜんぶ間違ったままになります。

大切なお披露目公演ですからね。
ぜひ、指摘してあげてください。

もしくは、このブログ記事を、SNS等で広めてください。




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愛月ひかるお花渡し

こんにちは、カリーナです。

今日は、星組『柳生忍法帖』『モアー・ダンディズム!』 のムラ千秋楽でした!

この公演で退団となる、愛月ひかるさんのサヨナラショーも行われました。
念願の「うたかたの恋」を、白軍服で披露…!
ここだけで泣ける


愛月ひかるさんの、気になるお花渡しは…芹香斗亜さんでした!


宝塚をこよなく愛した“愛ちゃん”。
今日で、ムラでの公演は最後なんですね
寂しい…



愛月ひかるのサヨナラショー!白軍服で「うたかたの恋」披露

愛月ひかるさんのサヨナラショーの写真や内容について、あちこちの新聞記事に掲載されています。








 トップの礼真琴を最も近くで支えてきた愛月は、サヨナラショーを上演。黒燕尾で登場すると、初舞台の「シークレット・ハンター」や、新人公演で初主演した「誰がために鐘は鳴る」、バウ主演作「マノン」など思い出の曲を歌い踊った。さらにずっと希望し続けた念願の演目「うたかたの恋」をルドルフ皇太子の白い軍服姿で、マリー役のトップ娘役・舞空瞳とセリフ付でデュエットし、最後に夢を叶えた。


舞空瞳さんと「うたかたの恋」!
いつかのタカスペでも見た記憶がありますが、あの時は衣装が白軍服ではなかったかな?

「うたかたの恋」は愛月ひかるさんがすごく憧れていた演目だったので、サヨナラショーでもやりたかったのでしょうね。
最後にやれてよかったね…!!

愛月ひかるのお花渡しは芹香斗亜!夢妃杏瑠も

気になるお花渡しは、こんな感じだったようです。

・愛月ひかる→芹香斗亜
・夢妃杏瑠→芹香斗亜
・漣レイラ→華雅りりか

…となっておりまして(退団者が多いので以下省略)


芹香斗亜さんが、なんと2回お花渡しをしたそうで!
こういう前例があったかどうかは、私は分からないのですが。。。
でも、珍しいことは確かなのでは?





愛月ひかるの挨拶の内容

袴姿で、愛月ひかるさんが語った挨拶の内容についてはこちら。

 緑の袴で大階段を降りてくると、礼真琴と、同期生で古巣の宙組スター芹香斗亜から花束を受け取った愛月。「宝塚が私の全てでした。『宝塚が好き』という気持ちと、『宝塚の男役を極めたい』という思いでここまでやってきました」とあいさつ。「男役に完成はありません。東京公演の千秋楽まで、自分の男役像を作り上げていきたい」と最後までの全力疾走を誓った。


そうですね。まだ東京公演があります。
最後まで男役を極めていってほしいです!


愛月ひかるのムラ・ラストデイ

愛月ひかるさんといえば、宝塚の地そのものが好きで、「ケータイの待ち受けが武庫川の画像」というエピソードがあったような…。
(スカステのオシエテ?か、樹里咲穂さんの番組で聞いた気がします)

そんな人が、ムラを卒業する日…。
どうしても寂しくなっちゃいます。

でもきっと、やりたいものを全詰めしたサヨナラショーで、笑顔でサヨナラできたんでしょうね。
スカステで、千秋楽映像を見るのが楽しみです








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プロミセス・プロミセス

こんにちは、カリーナです。

芹香斗亜さん主演の、宙組公演『プロミセス、プロミセス』の先行画像が出ました!


でもなんか…キキちゃんではなく、望海風斗さんっぽくない?
別人みたい

変な修正をしているのか、キキちゃんの良さがなくなっている先行画像だな~と思いました…。




昨日、梅芸のサイトにフライングで載ったようですが、すぐに削除されたらしいです

今日はちゃんと、宝塚歌劇団公式サイトに載っています。



パッと見たときに、「だ、だいもん?」って思っちゃった。。。

芹香斗亜さんと望海風斗さんって、素顔は全く似ていませんよね…。
ていうか、舞台化粧も、普段ならあまり似ていないと思います。
でもこの先行画像、何度見てもだいもんっぽい!


まず、目が!
明らかに、普段のキキちゃんの目ではないと思います。

芹香斗亜さんの顔の魅力って、いかにもヅカの男役らしい、切れ長の目だと思うんです。
あまり大きすぎない、涼しげな目元…。

でもね、この先行画像、その素敵な目元をかなり修正して、いじっている気がするのです。
目頭に違和感!


この写真を撮影した下村氏は、花組公演『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』の先行&ポスター写真も撮影されていましたね。
あの時も、柚香光さんの顔が真風涼帆さんっぽく写ってて、「なんか違う!!」って思ったの…。
(あ、真風さんが嫌という意味ではないです。別人っぽく写ってるのが違和感っていうだけで)


ポスター画像は必ず印刷用に修正はするので、「修正ゼロにしろ」とは言いません。
でも、別人っぽく見えるほど修正するのは、どうしても納得できないなぁ…。

特にキキちゃん、『歌劇』の表紙が微妙なことが多いので、久しぶりの主演の先行&ポスターは綺麗に撮ってほしい。



レビュー本や宝塚GRAPHだと、あまり変な修正がされてなくて、美人さんのままなんですよね。
たぶん、多くのファンがあの涼しげな目元を求めている気がする(※私の想像)ので、無理にデカ目修正とかはしなくていいと思う派です。


***

あ、今日は、ブックマークの発売日ですよ。
私はとりあえず柚香光さんと、芹香斗亜さんのは買いました

キキちゃんは、そのままのほうが絶対いいって!
ふだんの舞台化粧はすごーく綺麗よ!!


ポスターはどうなってしまうのだろうか…?






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芹香斗亜東上


こんにちは、カリーナです。

芹香斗亜さんの、3度目の東上が決定しました
おめでとうございます!

ブロードウェイ・ミュージカル 『プロミセス、プロミセス』。
キキちゃん主演って、もしかしてかなり久しぶり???


でも、東京建物Brillia HALLっていうのがアレですね…。





詳しくは公式をどうぞ。



東京建物Brillia HALLといえば、舞台が見えづらくて有名なところじゃないですか
やっぱり今後も使うのね…。
客の苦情なんて聞いてないんだわ。


ブロードウェイミュージカルということなので、「はたして配信はあるのか?」というのが気になります。
版権、厳しいじゃん!

花組の『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』は配信やってくれたけど、あれはコロナが酷かったから特例って感じが…。
観に行けないファンも多いでしょうから、配信もあるといいですね。








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