Flower Cage|カリーナの宝塚依存症ブログ

カリーナによる宝塚偏愛ブログ。個人的な感想や考察を、独断と偏見で綴っていきます。ちょっと辛口気味。

花組中心の宝塚感想&考察ブログです。

明日海りお推しといつまでも


こんにちは、カリーナです。

7月31日放送のテレビ番組『推しといつまでも』を見ました。

宝塚ファンの高橋真麻さんが、元花組トップスター・明日海りおさんを招いて、おもてなしをする…という内容でした。

高橋真麻さんは、明日海りおさんの大ファンなんですって!

…でもね、私、
気づいちゃったの。

「明日海りおさん出演舞台♡」として紹介された映像が、

まさかの真飛聖さん主演で、明日海りおさんが出てないやつ」だったことに…!!





「明日海りおさんの昔からの大ファン」だという、高橋真麻さん。

ホテルの一室を借りて、明日海りおさんの誕生日をお祝いしました。
(撮影日が、明日海りおさんの誕生日と近かったため)

シャンパンタワー、高級なお弁当、マリオカート、コスプレ&プリクラでの撮影。
番組内容自体は、そこまで面白くなかった。。。

途中で、「自分がいつから明日海りおさんにハマったのか」を説明する年表が出てきました。

その年表をもとに、“推し”である明日海りおさんの魅力や、自分の観劇歴などをお話する高橋真麻さん。
……だったのですが。


ここで事件は起こった!

『自分の子供に、明日海りおさんの映像を見せています。これがその証拠写真です!』と、1枚の写真が紹介されました。

そこには、スカステで放送された花組のショー『EXCITER!!』を、熱心に見ているお子様の姿が映っていました。

でもね、おかしいのよ。
舞台に、大階段が映っているの。

明日海りおさんが出演された『EXCITER!!2017』は、別箱なので、階段がとても小さかったんです。
大階段じゃないんです。

ということは、
この映像は、明日海りおさん出演時のものではない!!


我が家にあるスカステの録画を確認したら、
全く同じアングルで、大階段が映っているものが見つかりました。

(完全に同じ瞬間を、一時停止して発見!でも著作権の関係で、その写真をブログに載せられない!残念…)


該当の映像は、
『EXCITER!!』
2010年のもので、宝塚大劇場で撮影されたものです。


主演は真飛聖さん。
この時、明日海りおさんは、まだ花組にはいませんでした。

ですので、脇にモブさんとして映っている可能性もゼロです。


「明日海りおさんの映像を、子供に見せているところの証拠写真です♪」
→真飛聖さん版の映像をみているお子様の写真


う~ん、、、
別に高橋真麻さんのことは嫌いじゃないんだけど、
なんかこう、、、



明らかに別の映像でしたからね。
SNSをみていると、意外とファンは気づいてないようだけど…。

本当に昔からファンなら、主演が違っていることとか、気づきそうなんだけど。
(私が気づくくらいだから)

バタバタ忙しくて、間違って真飛さん版を再生しちゃって、そこをお子様に見せてパシャッと撮影したという感じなのかな?



でも、その場で写真を見せられた明日海りおさんは、
「これ、私が出てないやつじゃん…」と思ったかもしれませんね。

プチ放送事故、という感じでした。



*****

とても久しぶりのブログ更新となりましたが、観劇はしているし、SNSはちょくちょく更新しています。

仕事が忙しいものだから、趣味のブログ投稿までは、やる時間がないのです。

タカニュで星風まどかちゃんが紹介していた普段使いコスメ、あれ、柚香光さんが広告出てるチャコットのパレットでしたよ。ほかにもアクセやらタオルやら、柚香さんグッズ紹介しまくりのまどち超かわいかった♡

「二人だけの戦場」Blu-rayも届いたし、ヅカ趣味は充実してますよ~♪

次のブログ更新は、また何かあればやります。




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パガド意味

こんにちは、カリーナです。

宙組公演『パガド』~世紀の奇術師 カリオストロ~

宙組新トップコンビ・芹香斗亜さんと春乃さくらさんの、大劇場お披露目公演となります。



ところがどっこい、

あらすじ(解説)を読んで、
私はキョーレツな違和感をおぼえました。

私がおかしいと感じたのは、以下の2点です。

・タロットカードの「奇術師」は、そもそも1枚目のカードではない。

・「奇術師」のカードを、パガドと呼ぶことは一般的にはしない。


ええ?田渕先生が間違ってるの!?

もしそうだとしたら、キキちゃんの危機!!

ということで、じっくり検証していきますよ~。





「奇術師」のカードは1枚目ではなく2枚目

しょっぱなからですが、

そもそもタロットカードの「奇術師」は、1枚目のカードではありません。


“パガド”とは、タロットカードの一枚目、“奇術師”のカード。



田渕先生は、あらすじ冒頭にこう書いているけど…。
違います。


タロットカードは78枚で構成され、そのうちの22枚を大アルカナと呼びます。

大アルカナのカードには、それぞれ番号がふられています。
つまり順番は、以下の通りです。

0番 愚者
1番 奇術師(魔術師)
2番 女教皇
3番 皇帝
19番 太陽
20番 審判
21番 世界

0番~21番で、合計22枚。

つまり、奇術師のカードは
タロットカードの「2枚目」のカードなんです。

デッキによって、一部の番号が変わることはありますが、
愚者や奇術師は、絶対にこの番号と決まっています。

だから正確に言うなら、
「奇術師は、タロットカードの番号が1番のカード」となります。



以下は、タロット占いの有名な専門書からの引用です。

<0愚者>で生まれた魂が旅をはじめ、<1魔術師>でなにかを成しとげようという意思を持ち、<2女司祭>ではじめて他人の存在を意識し……その後も様々なテーマを経験して最後の<21世界>で完成を見るのです。
引用元:LUA著「78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット」p20 日本文芸社


大アルカナは、0番の「愚者」というキャラクターが、21番「世界」までを旅するストーリーとなっています。

そのため、何が何でも、タロットカードの1枚目は「愚者」でないといけません。


「パガドはタロットカードの1枚目」はミヒャエル・エンデ由来?

検索して調べたところ、
「パガドは、タロットカードの1枚目」と書いてある小説が見つかりました。

ミヒャエル・エンデ著『鏡のなかの鏡』。
(誰だかわからない?『モモ』の作者だといえば、ピンとくるでしょうか)

私はこの本を読んだことはありませんが、ネットを探すと、作品の一部を引用しているページがありました。(このページ


そこには「パガド」という聞き慣れない名前と、「タロットカードの一枚目」という説明があります。

ここから分かることは、

・少なくともミヒャエル・エンデは、タロットカードの1枚目が「奇術師」だと勘違いしていた。

・田渕先生が、『鏡のなかの鏡』を読んで参考にした可能性が高い。

ということですね。




奇術師のカードを「パガド」とは呼ばない?

さてここで、そもそもの公演名『パガド』について。

通常、タロットカードの奇術師(魔術師)のカードを、「パガド」と呼ぶことはありません。

一般的なタロットカードは、英語表記です。
奇術師なら「THE MAGICIAN」表記がメジャー。

スペイン語のものも流通しています。
つづりは「EL MAGO」です。


あとはイタリア語表記ですが、
「Il Bagatto」(イル・バガット)というのがありました。


ん?
「バガット?」


残念ながら、私が調べた限りでは、
「パガド」と発音する国の言語を見つけることができませんでした。

でも、まさか英語圏の人もね、
「THE MAGICIAN」のことを、日本では「マジュツシ」とか「キジュツシ」とか呼んでいるなんて、知らないと思うの。

もしかしたら、マイナーな国の発音では、バガットがさらに変化して「パガド」なのかもしれません。

※ミヒャエル・エンデはドイツ人だけど、ドイツ語ではなさそうでした。
ドイツ語だと「Magier」。

オカルト的観点からみるタロットと「パガド」(手品師)

ネットの海はすごいですね。
「専修大学学術機関リポジトリ」に、面白い論文がありました。

ありがたく引用させていただきます↓

3 パガド(Pagad)
コップの使い手は、現在のゲームにおいては「パガド」と呼ばれる。この
名称は、われわれ西洋の言語において類似したものはなく、純粋に東洋的な
もので、巧みに選ばれたものである。「パグ」(Pag)は東洋では、長、師、主
〔 84 〕
人を意味し、「ガド」(Gad)は運命を意味する。実際、彼はヤコブの棒、あ
るいは三博士(マギ)の棒を持ち、運命を意のままにする者として表される。

ここでようやく「パガド(Pagad)」と、スペルまで書かれたものにたどり着きました!

ただ、タロットカードについての論文だけど、べつに「タロットカードの奇術師がパガド」とは書いていません。

コップの使い手→手品師(奇術師)→タロットカードの「奇術師」がパガド

こういう、連想ゲーム的なこじつけはできるけど。

でも、ミヒャエル・エンデは、こんなことまで知っていたのかしら?

コップの使い手(≒奇術師)をあらわす、ここでいうパガドというのは、完全に造語なのです。

「とある西洋人が、オカルト思想をベースに、東洋の単語を2つ組み合わせて作った名前が『パガドだった」

というだけ。
(そもそも、どこの国の言葉だろう?東洋って広すぎるよ~)

イタリア語の「バガッド」が、これに関係しているとは思えません。。。


少なくとも「奇術師はタロットの1枚目」は間違い

なんだか、ムダに細かく検証してしまいました。

1つだけ確実なのは、「タロットカードの奇術師は、1枚目ではなく2枚目」ってこと。

「パガド」については、うやむやになりましたが…
もし田渕先生が、ミヒャエル・エンデの小説だけを参考にして「パガド」と名付けたなら、非常に危険だと思いました。

いや、もしかしたらね、
田渕先生の手元に、もっとすごいタロット占いの専門書とかがあるのかもしれませんよ。
アレクサンドル・デュマ・ペールさんが書いた「Joseph Balsamo」に、「パガドはタロットの1枚目」って書いてあるのかもしれませんよ。

でも、ネットでいくら探しても、「パガド」表記をしている占い師さんのブログ等が引っかからないということは…

そして、このほかに「パガド」という名称自体、テロリストの団体名くらいしか出てこないってことは…

そういうこと、なのだと思います。



*お願い*


誰か…芹香斗亜さんのファンの皆さん、、、

どうか「奇術師はタロットの1枚目じゃないですよ」とだけ、劇団に電話でもメールでも、してくれませんか。


このままだと、間違った内容のまま台本が書かれるかもしれません。

歌詞の中にも「奇術師はタロットの1枚目~♪」みたいなフレーズが入っちゃって、キキちゃんが変な歌を歌うハメになるかもしれません。

印刷物も、ぜんぶ間違ったままになります。

大切なお披露目公演ですからね。
ぜひ、指摘してあげてください。

もしくは、このブログ記事を、SNS等で広めてください。




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真風涼帆いじめ


こんにちは、カリーナです。

いや~新年早々
とんでもない文春砲!


退団をひかえている
宙組トップスター・真風涼帆さんが、

元宙組トップ娘役の
星風まどかさんに、
パワハラ(いじめ)をしていたというのです…。


まかまど、不仲説!


ある日突然、星風まどかさんの
組替え発表があり、
宝塚ファンはとても驚きましたよね。

いきなり、宙組から花組に行くなんて
イレギュラーすぎました。

その裏側には、真風涼帆さんの
いじめ・パワハラ問題があったんですね…。

いじめてくる真風涼帆さんから離れるために、緊急で組替えになった。
謎が解けました。




【文春記事】真風涼帆が星風まどかに陰湿イジメ!

とても驚きましたが、
文春の記事に、かなり細かく書かれています。

証拠音声も、あるらしい。

星風まどかさんが、劇団にイジメの事実を訴えるために録音したらしいですが、劇団は否定してるっぽい。

※あくまで「文春にそう書かれている」という話です。ガセかどうかは不明。



文春の記事はこちらです↓


◆宝塚娘役を追い詰めたトップ 真風涼帆の陰湿イジメ 「デブ」「下膨れ顔」と罵倒、正座1時間





星風まどかは「デブ」「下膨れ顔」なのか?

そもそもなのですが

星風まどかさんは
本当に太っていたのか?下膨れ顔だったのか?

これについては
【当時は太っていたかもしれない】と、私は思います。

年齢がまだ若いと
女の子は太りやすいですし、

実際にぽっちゃりしている姿の写真や、映像が残っています。


星風まどかさんが花組にイキナリ組替え…と決まった時に、
私はこのブログで

『星風まどかさんは太りやすそうだけど、公演初日にはいつも絞ってきていて痩せているので、プロ意識すごい』的なことを言いました。


そう、確かに星風まどかさんは
痩せているイメージはなかったのです。


まぁ、だからといって
「デブ」「下膨れ顔」などと言い放つのは、
イジメと言われても仕方ないかな~。


ちなみに、
花組に異動してきた現在は、


ずっと痩せている状態を維持していて、
お人形さんみたいな綺麗なスタイルです!!


お洋服ブランドのモデルも務めているし、
容姿のレベルは高いほうではないでしょうか。

かなりの童顔だけど、下膨れではないよ~。




星風まどか、柚香光率いる花組で幸せに過ごす

文春によれば、

星風まどかさんは、

新たな相手役の柚香光さん(花組トップスター)と、
今は仲良くやっているそうです。

私は柚香光さんが大好きなので、
星風まどかさんと2人で出ている番組などは、
ほぼ全てチェックしています。


確かに、星風まどかさんは
のびのびトークしている感じで、

いじめられている…という感じは全くしません。


そもそも柚香光さんって
「あの人ってすごく厳しいんだよね」的な噂も
まったく聞かないので、

少なくとも、陰湿ないじめは無いんじゃないですかね。

というか、あんなイレギュラーな異動なので、
柚香光さんはその理由(パワハラ、いじめ)を知っていたハズ、だと思うのです。


いじめが理由で異動した人に、
いじめをするとも思えません。


そして星風まどかさんって、
可愛くて、歌えて、バリバリ踊れるので、

リフト大好きな柚香光さんにとっては、
願ってもないハイスペックな娘役さんなのですよ。

柚香光さんとコンビを組んでいる今のほうが、
悩みは少ないと思いますね。


真風涼帆のいじめ問題、劇団は全否定

どうやら、宝塚歌劇団側は

「そんな事実はございません」
押し通している模様。

でも、まったくの嘘っぱちなら

『じゃあ、あの謎の組替えは何だったの?』
という感じ…。

真風涼帆さんと星風まどかさんの間で
トラブルがあったというのなら、
すんなり納得できるんですよね~。



この文春の記事が、ガセなのか真実なのか?

それは、本人たちがこれから語ってくれないことには
誰にも分からないことでしょう。




というか、柚香光さんの文春登場回数
多すぎない???



◆関連記事

ある日突然「星風まどかが何故か異動」の激震が走ったときの記事↓





まさかの花組に異動が決まった時の記事↓






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