花組『アルカンシェル』ムラ千秋楽！これで花組ファンを卒業できます。 : Flower Cage

●花組『アルカンシェル』ムラ千秋楽！これで花組ファンを卒業できます。

こんにちは、カリーナです。

花組『アルカンシェル』をライブ配信で見ました。

お芝居＆フィナーレ＆サヨナラショーは良かったんですが、

退団者の挨拶のところで、れいまど萌えがイマイチできないトラブルが発生し、、、

モヤモヤの残る千秋楽となってしまいました。

もう花組ファンをスッパリ卒業できそうだぁ…。

“退団公演は駄作になることが多い”と言われていますが、
アルカンシェルはそこそこマトモなお芝居で、
見事な当て書きでした！

華やかさはイマイチでしたが、
花組ファン・退団者のファンなら、
あちこちに散りばめられたオマージュに
「小池先生ありがとう」と感じることでしょう✨

柚香光さんは、モダンダンスが好きで
ピアノも弾けちゃうダンサー・マルセル役。
(今回も生演奏♪)

星風まどかちゃんは、気の強いしっかり者の歌手・カトリーヌ役。

はじめはバチバチな2人だけど、いつしか2人は恋人同士に❤
そして最後は、虹を見上げてハッピーエンド🌈

ただし、ツッコミどころも満載です。

・キスシーン多いな…
・握手して「あちっ」のシーンや「水が飲みたい」のシーンが唐突すぎる
・手を出さないと言っておきながら、すぐに手を出す永久輝せあ(フリードリッヒ/フリッツ)。

サヨナラショーにも突っ込んでいい？
・アンシャントマンのキーが低すぎて、娘役たちが歌いづらそうだった。せっかくの歌ウマ・愛蘭みこちゃんでも上手に聞こえなかった…
・新調の衣装がとても少ない

でもね、サヨナラショーは
ＴＯＰＨＡＴの連続リフトも入ってて、すごかったよ❤

ここまではまぁ「良い千秋楽になりそうだなー」という感じだったんですが

繊細ヤクザのわたくし、どうしても
柚香さんがファンについてあんまり触れなかったことが
気になってしまいモヤモヤ

、、、

特に、星風まどかちゃんの挨拶がとても丁寧で、
『ファンの皆様ありがとう』的な言葉が入っていたので。

だけどちょっと考えてみて、
「過去に、自分のファンのことばかり言いすぎて叩かれたトップがいたから、
『柚香光を愛して下さった皆様』というボンヤリした言い方でもいいのかもしれない」
と思いました。

で、最後のトドメがありました。

柚香さんが、退団同期みんなに一言ずつもらうところで、

仲良しな相手役のまどかちゃんを
すっかり忘れてしまっていたのです

まだ、まどかちゃんに一言をもらっていないのに、
「それじゃあ皆(組子)を呼びましょう」と言って、次の段取りに行こうとしてしまって💦

舞月なぎささんに言われて、まどかちゃんのターンをすっ飛ばしたことに気づいた柚香さんは
「私は何も言ってません」と時をお戻しになり(元禄バロックロック！？)

なんとかまどかちゃんからも一言をもらったんですが、
れいまど大好きオタの私からすると、
「えええ～～！！？？」という大ショックな事故でした。

しかもまどかちゃん、
その後の様子がずっと変だった。。。

柚香光さんは、お芝居→サヨナラショー→自分の退団挨拶など、やること・言うべきことが多すぎて、お疲れだったのだと思います。。。

あと、普段なら学年順なので、先輩の舞月なぎささんの一言をもらったら、終わりなんですよね。
だけど今回は、トップ娘役のまどかちゃんがいたので、さなぎさんで終わらせてはいけなかったのだ！

私は今日のサヨナラショーを見ても、泣いたり、すごく感動したり…というのがありませんでした。

もうすっかり退団のことを受け入れているか、
先日のコンサートからずっと引きずっているモヤモヤが
消えないからかも。

魂がすっかり成仏している感じで、
正直、東京の遠征もめんどくさい

柚香さんへの愛は、もう復活することはないでしょう。

『柚香光メモリアルブック』も読んだんですけど、
撮りおろしがとても少なくてショック。。。
明日海りおメモリアルブックのときは、撮りおろし満載だったので、期待しちゃってました。
『期待してはいけない』ということを、コロナ禍になってから学んだはずなのに、甘かった。

好きすぎると、期待しすぎて、裏切られたような気持ちになりやすくて、
最後には「この舞台を見なきゃよかった」レベルにまでなるんですよ…。
重症になると、私みたいになるから注意したほうがいいよ。

あと、そうでした、
お花渡しはまさかのマイティでしたね。
「お花渡しは専科の…」ときいて
(まゆぽんでしょ？)
と思ったのですが、専科は専科でも、予想外すぎました！

柚香さんはもう、

男役として完成してしまった。

未熟な子を応援する、という時期が終わったんだ。

だから退団するんだね