明日海りお

こんにちは、カリーナです。

昨日は、明日海りおさんの大劇場千秋楽でした。

昨日予告しておいた通り、今日は退団セレモニーやお花渡しの件について書きます。





退団セレモニーでは、明日海りおさんは黒燕尾服で大階段を降りました。
退団セレモニーは生徒の正装である黒の紋付と緑のはかまを着用するのが定番だが、「男役にこだわって、愛を持って生きてきた。男役の正装でお客様にごあいさつしたい」と黒えん尾服を選択して大階段を降りた。
引用元:スポーツ報知 


男役の正装。

「小柄で童顔なフェアリータイプであったことが悩みだった」と、フォトエッセイなどで語っていた明日海りおさん。
でも、だからこそ、男役らしい男役でいようと、とても努力されていたのだろうと思います。

退団セレモニーで着ることにしたのは、男役の正装:黒燕尾。
本当に心の底から男役を愛していたのだなぁ……と、ジーンときちゃいました。




そして、挨拶の中身がこれまた凄い。
あいさつでは、(中略)「タカラジェンヌになれただけでもスーパーハイパーギガメガ…とんでもなく幸せなのですが、花組のみんなに『この人についていきたい』と言われる人間になろうと、もがいて来れたことが一番の幸せでした」と優しい表情で語った。涙は見せなかった。

 宝塚大劇場は初めて宝塚を観劇した思い出の地。愛し続けた本拠地に向けて「宝塚大劇場さん! ここで過ごしたこと、時間、そのすべてを一生忘れません。サヨナラ! 17年間本当にありがとうございました!」と別れを告げた。

引用元:スポーツ報知 


スーパーハイパーギガメガ。
明日海りお語録に、新たな迷言が追加されました。

super:超
hyper:超越
giga:10億倍
mega:100万倍

つまり「タカラジェンヌになれただけでも超超越10億倍100万倍…とんでもなく幸せなのですが」という意味です。真面目に訳してみました。

おそらく本当は、言葉に言い表せないくらい幸せなんだと思いますよ。




お花渡しは、ほとんどの方が想像していたであろうお方から。
花束は89期生の同期で雪組トップスターの望海風斗(のぞみ・ふうと)から渡され、「生まれ変わっても、また一緒にやろうね」と声をかけられたという。
引用元:スポーツ報知 


望海風斗さんが舞台上で、明日海りおさんの耳元で何かを言っていた……というツイートを見かけたんですが、こんな素敵なことを! 耳元で!!

同期ですみれ寮では同室で、明日海りおさんが花組に異動になったことで、一時期は色々あったであろうこの2人。
でも、大運動会後のエピソード(劇場のお風呂場装飾を一緒にやったやつ)を聞いたりしていると、2人は別に仲が悪かったわけではなくて、運悪く“仲が複雑になってもおかしくないような状況”にされてしまったんだなぁって。。。

最終的には2人とも人気のあるトップになったし、良きライバルとして一緒にいられたんじゃないかな?

おそらくBlu-ray&DVDには、望海風斗さんが観劇された日のアドリブのものが収録されると思うので、Blu-rayを観るたびに、このお花渡しの時のことも思い出してしまいそうです。


さて、次は東京宝塚劇場です。
今度こそ、最後です。


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