天真みちる

こんにちは、カリーナです。

10月14日から、元花組男役の天真みちるさんの爆笑エッセイ『こう見えて元タカラジェンヌです』の連載がスタートしました!

舞台上でも独特の存在感を放っていた天真みちるさんですが、文章能力も素晴らしい~。

笑いを誘いつつも、宝塚とは何たるかをしっかり解説なさっていて、とても興味深い内容でした。




こう見えて元タカラジェンヌ!天真みちるとは

まず笑ってしまったのが、連載の名前。『こう見えて元タカラジェンヌです』。
エッセイでの自己紹介はこんな感じ。
「見たくなくてもあなたの瞳にダイビング。元宝塚歌劇団花組の視線ドロボウ、現在は歌って踊れるサラリーマンをしております」天真みちるです。愛称はたそです。よろしければたそって呼んでください。

花組本で見た時も、この自己紹介に笑ってしまったんです(* ´艸`)

舞台上でどうやっても目立ってしまう、タカラジェンヌらしからぬ個性的な容姿。見たくても見たくなくても、観客の視界にダイビングしてくる凄いお方でした。

主役の吸血鬼に血を吸われめちゃめちゃ狂う不動産仲介人を演じたり、裏で麻薬を密売している医者を演じたり、女装する医者を演じたり(医者多いな)、モヒカンの用心棒、角刈りの車引き、邪馬台国のみずら結いの人、常に半目(薄目)状態の右大臣等々

トップスターやスターを目指す方々からはだいぶかけ離れた「情報量の多いおじさん」を演じることを極めていた。

研2の時点で、すでに“おじさん街道まっしぐら”だったという天真みちるさん。

「情報量の多いおじさん」という表現に笑ってしまいました。でも私が初めて見たたそさんはエリザベートのツェップスだったので、まだ真面目な役だったと思います(その後に牛五郎とか、強烈なのもやったけど)。



宝塚の男役についての的確な解説♡

天真みちるさんのエッセイで、滅茶苦茶ウンウン頷きながら読んでしまったのはココ!

タカラヅカの男役とは、世の女子たちの「究極の理想の男」。

(中略)

とにかく、様々な時代や国の男の物語を「究極の完成形」で表現する、

実際の人生では決して、けっっっっっっっっっっして出会えない、容姿端麗且つ、キザ且つ、歌ウマ且つ、ダンス最高且つ、マジで容姿端麗で最高 of 最高な理想の男、スターなのである。

しかも、1人じゃない。

1公演につき男役は35名くらい出演していて、さらに花・月・雪・星・宙の5組と、「人生を極めた」専科さんで構成されているので、「生涯追い続けたい男役」の候補は選びたい放題、しかも未来のイケメン候補生は毎年入団してくる。

ありがたい。本当にありがたい。


宝塚ファンの気持ちを的確にまとめてくださったたそ様……感謝いたします!!

宝塚が好きな人でも、「なぜ自分は宝塚に惹かれるのだろう?」と、明確な理由がわからないままでいる人っていると思うんです。でも、答えをシンプルにまとめるなら、きっとコレ。

実際の人生では絶対に出会えない(←ココ大事)最高すぎる理想の男性がいる&しかも毎年イケメン候補が入団してくるっていうのが、真理であるように思います。

男性ファンの方には、あまり当てはまらないかもしれませんが……(-_-;)



エッセイの更新が待ち遠しい!

今回は自己紹介や、宝塚歌劇団の解説がメインでしたが、次回から本格的に天真みちるさんのジェンヌ人生について語っていくようです。

天真みちるさんのエッセイのページはこちら↓
『こう見えて元タカラジェンヌです』


次回、第2話「リベンジを誓ったたそが、まずしたことは……なんと巫女さんのバイト!?」


なんだこれ。読みたい。

でも基本的にこのサイトは有料なので、次回からは有料かもしれないですね。今回は初回なので、無料で読めますが。

気になる方は、次回の更新まで待ってみましょう~。

【10/28追記】
第2話も無料でした。

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