アウグストゥスつまらない

こんにちは、カリーナです。

花組『アウグストゥス-尊厳ある者-』を、ライブ配信で観た感想を書きます!

SNSでは「つまらない」という感想が目立ちましたが…。
私の感想をまとめると、こんな感じ。

・思ったよりも、内容は悪くなかった!
・かっこいい柚香光が見れないのは残念…
・ポンペイアが死んだのは何故?
・アントニウスが主人公・クレオパトラがヒロインでよかったのでは…
・演者のビジュアル、衣装はとても綺麗♡

良い部分もあったのですが、不満なところや、意味不明な部分もありました。

※ネタバレ有




百聞は一見にしかず!前評判よりは面白いと感じた

『アウグストゥス-尊厳ある者-』は、SNSに、「あまり面白くない…」という感想がよく書かれていました。
ですので私は、「すごーくつまらない内容なのだろうか?」と思っていました。


前回の『NICE WORK IF YOU CAN GET IT』の時は、アウグストゥスとは真逆で、「ナイスワーク超面白い!最高傑作!」という感想が目立ちました。
私は当然、期待値MAXでライブ配信を観たのですが、その感想は「つまらない…」でした


他人の意見なんか、まったくアテになりませんね。
やはり、自分の目で見てみないと!


こういう経緯があったので、今回の『アウグストゥス-尊厳ある者-』は、期待値0で配信を観ました。

まったく期待せず、まっさらな状態で観たからか?
SNSで見かける感想よりは、マシだと思いました。
「思ったよりは面白かった」という感じ。

1本物だと辛かったかもしれませんが、お話の展開が早めだったので、そこまで退屈ではありませんでした。
どんどん人が死ぬ。超スピーディー!




オクタヴィウスはただの臆病者!かっこよくない主人公にガッカリ

このお芝居の一番の欠点は、主人公オクタヴィウス(柚香光)が、まったくカッコよくないというところです。
ビジュアルは最高に美しいけど、内面にかっこよさ&トキメキが無い…。


オクタヴィウス(のちのアウグストゥス)は、史実ではとても体が弱く、戦闘をほとんどしなかったそうです。

でもこれってお芝居でしょ?フィクションでしょ!?
先生がうまいこと脚色してくれて、ポスターみたいなカッコイイ柚香光さんが見れるものと思っておりました。

ところが!!

主人公は、“ただの臆病者の青年”として描かれており、内面のカッコよさは皆無。。。
剣を使った立ち回りもありますが、へっぴり腰で転ぶような演技(そういうシーン)ばかりで、唖然としてしまいました。

私が見たい柚香光は、ソレジャナイ。

オクタヴィウスが弱かったのは知っているけど、臆病者ではなく、「ちゃんと戦うけど体が弱い」とかに脚色してくれたら、かっこいい立ち回りが沢山見れたかもしれないなぁ…。
クールに剣を抜いた後で、急に病気で倒れるとか…。それなら、かっこいいシーンも増やせるじゃない?

衣装はとても綺麗でしたよ。
でも、バサッとかっこよくマントを翻すシーンも少なくて、柚香光&マントの無駄遣い。




ポンペイアが自殺した理由がわからない…

なぜポンペイアは、死んでしまったのでしょうか?

事前に、ルサンクに載っていた脚本を読みました。
その時点で、「ポンペイアが何故自殺したのか、ハッキリしないな。わかりにくいな」と感じていました。

カエサルが殺された夜に、なぜポンペイアは自殺したのか!?

実際にライブ配信で確認してみたのですが、やっぱりよく分からなかった…
「憎しみを捨てるために自殺した」ともとれる台詞がありますが、ウーン???

何度も劇場で観た方が「台詞をよく聞いてればストーリーがわかる」と言っていたんですが、台詞だけでなく、もっと状況で分かりやすくしてほしい!
文章の意味だけで伝えようとするなら、「小説でいいじゃん」ってなるし。
これは舞台だもの…。

正直言って、説明不足感は否めませんでした
“キャラクターに感情移入できない”って、こういうことを言うのだろうか…?

結局、なぜポンペイアがわざわざ死んだのか理由が分からなかったので、盛り上がりにも欠けるという印象でした。
誰か、ポンペイアの心情がわかる人がいたら、コメント欄かTwitterで教えて!

アントニウス&クレオパトラのほうが主役っぽい

これは当然かもしれませんが、アントニウス&クレオパトラのほうが主役っぽいです!

これまで、創作物の主役になることの多かったアントニウス&クレオパトラ。
この2人のストーリーはとてもドラマティックです。
『アウグストゥス-尊厳ある者-』でも、この2人はとても目立っていました。

それと比べると、やはり、オクタヴィウスは存在感が薄い!!

血筋だけでスッと良い地位に上げられて、気づいたら皇帝になってる人です。
今までの作家たちが、オクタヴィウスを主役にしなかった理由がわかる気がします。

おまけにオクタヴィウスは「剣を抜いたら本当は強いしカッコイイの!切れ者なの!」的な描かれ方もしていないので、男役らしい魅力がゼロなんですよね。
それならまだ、悲劇でもいいから、アントニウスのほうを主役にした方がよかったのでは…。

瀬戸かずやさんの退団公演でもあるので、アントニウスが目立つこと自体はいいんですけど、役の比重のバランスがおかしいと感じました。



唐突なキャラソン!?主人公サイドの描かれ方が雑

アントニウス&クレオパトラのお話が目立つのと比較すると、主人公サイドのお話は、描かれ方が雑だと感じました。

オクタヴィウスの描かれ方、ポンペイアの意味不明な心情…。

それに加えて、「アグリッパの唐突な友情ソング」がね。
あれはちょっと酷い。

水美舞斗さんのラジオでの発言によれば、アグリッパの台詞が結構削られたらしいのですが…。
そのせいでしょうか?
銀橋での「友よ」ソングが、とても唐突で、浮いていたんです。

この歌だけすごく明るい曲調(アニメのキャラソンっぽい)なのもあって、「急に何だ!?」と言う感じ。

アグリッパとオクタヴィウスの友情は、お芝居の中では特別に強調されていたわけでもないので、すごく違和感がありました。
この2人が仲良しだったという史実は知っているけど、それをお芝居の中でもっとしっかり描いてほしかったよー。

残念なところも多かったアウグストゥス

『アウグストゥス-尊厳ある者-』は、キャッチーな曲が少ないのも残念でした。
曲数は結構あったと思うんですが、凪七瑠海さんが3曲くらい歌ってなかった?
このあたりのバランスも。。。ううん。。。

まぁでも、死ぬほどつまらないお芝居だと思って見始めたので、感想としては「思ったよりは面白かった」でした。
できれば「面白かった!感動した!」レベルのお芝居が見たかったけど、新作まみれの宝塚ですから、全部が面白作品とも限らないのよね。

とにかくビジュアルはいいです。
ビジュアルだけでも見る価値はあります。

客席で眠りこけることはなさそうなので(多分)、無事に東京に遠征できたらいいなーと思います。










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