xxxHOLiC舞台感想

こんにちは。宝塚歌劇団の大ファン・カリーナです。

「BSスカパー!」生放送で、演劇調異譚『xxxHOLiC』(ホリック)の映像を見ました!

男女すべてのキャストを、男性が演じる舞台!
オールメイルでの上演!!

普段、女性ばかりの劇団である宝塚を見ている私の目には、どんなふうに映るのか…!?
ヅカファンとして、とても楽しみにしておりました♡


『xxxHOLiC』原作漫画を読んだのはだいぶ前なのですが、舞台セットが凝っていて、原作の雰囲気がよく出ていました。
また、美形の俳優さんが大勢出ていて、眼福


ちょっと元禄バロックロックっぽいね


それでは感想を書いていきます!!



原作の『xxxHOLiC』について

まずは原作についてご紹介!

『xxxHOLiC』は、CLAMP先生による漫画作品です。
カードキャプターさくらの作者と同じ!

対価さえ払えば、何でも願いを叶える店(ミセ)。
そこの女主人は、壱原侑子。
ある日そのミセに、アヤカシに好かれる体質の男子高校生・四月一日君尋が迷い込んでしまう…。

不思議な出来事が山盛り沢山のダークファンタジーです。

オタクなら1回は読んだことあるよね。(決めつけ)

宝塚と真逆!キャストが全員男性でエンタメ感はある

私は普段、宝塚ばかり見ています。
宝塚といえば、全員が女性で、男役と娘役に分かれています。

しかしこの舞台『xxxHOLiC』は、その真逆で、全員が男!!
正直、はじめは違和感はあります。

でも、これは悪口ではなくてですね。。。
だって、宝塚だって、慣れるまでは「みんな女だ…!無理して男の声出してる…!!」って思ってたもん


しかし、そこが魅力なんですよね!
頑張って異性を演じる姿を見て、応援したくなったり…
異性装というものにドキドキしてみたり…!


全員が男性。
これはこれで、良いエンタメだなと思いました。
無難に男女でやっても、見所は少ないかも。



30分見てれば慣れる!

さて、最初は違和感バリバリだった「全員が男性」ですが…

30分も見ていれば、あっさり慣れました。

元々、宝塚の可愛らしい女性も、男として自然と受け入れているヅカオタ。
耐性があったのか何なのか、気づいた時にはまったく違和感がなくなっていて、「この人美人ね~」などと思いながら見ていました


キャスト別ざっくり感想

俳優さんについては全く詳しくないのですが、舞台を観ての感想をざっくりと。
(いずれも敬称略)

★太田基裕
壱原侑子、ここに現る。
めちゃくちゃオーディション頑張ったんですかね!?
侑子さん、そのまんまです!
わりと声は低めのまま?でしたが、そんなの気にならないくらい、超美しい侑子さんを熱演していました
本当に美人!男性とは思えないっ!!

★阪本奨悟
ワタヌキ!これはワタヌキだ!!
侑子さんに振り回されるところ、シリアスなところ。
言動がそのままワタヌキ。素晴らしい

★赤澤遼太郎
「女子高生のひまわりちゃんは、さすがにキツイのでは!?」
…と思っていましたが、めちゃくちゃ頑張って演じてくれていました。
制服のスカートが膝丈なので、足元を見るとどうしても男性感が出るのですが、すごく気を遣って内股気味で歩いてました。カワイイ。
声が低いままなのは、仕方がないと思う。

★松島勇之介
百目鬼は、俳優さんがわりと演じやすいかな?
性別は男だし、年齢も近いし。
しかし、オールメイルだからこそ、男らしさを、普通の演劇の倍以上出す必要がある。
宝塚の娘役が、男役をより男らしく見せようと、とびっきり可憐な女性を演じるように…。
結構重要な役どころだと思うのですが、カッコよくクールに演じてくれました!



「こんなのもアリかも…」というのが最終的な感想

『xxxHOLiC』は可愛い女の子が結構出てきますが、みなさん本当に男性が演じてて!
最初は違和感あるけど、気が付けばスッと世界観に入り込めてて!!

「こんなのもアリかも…と思いました!

映像の演出も凝っているし(言葉遊び的なエピソードも多いですしね)、衣装は綺麗だし、原作のエッセンスがギュッと詰まった舞台です。
“全員男”という部分以外でも、原作ファンなら楽しめるんじゃないかな?


ということで、宝塚ファンから見た、舞台『xxxHOLiC』の感想でした♡


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