冬霞の巴里ネタバレ

こんにちは、カリーナです。

昨日は花組『冬霞の巴里』の、ライブ配信でしたね♡
私は仕事があったけど、どーしても見たかったので、奥の手を使ってライブ配信見ちゃった

で、感想はというと…
観てよかった!!!!


暗い話ですが、
ツボにブッ刺さる人は絶対にいる。
衣裳や舞台化粧も、新聞社の写真より、映像の方が1000倍よかった!


※モロにネタバレです。
というか、ほぼ「ネタバレ部分のまとめ」記事です。




『冬霞の巴里』のストーリーの流れ(ネタバレあらすじ)


『冬霞の巴里』の、ネタバレありのザックリあらすじ。
※第1幕は一部見逃したので、違ってたらゴメン

***

アコーディオンの不気味な音色→咲乃深音さんの素晴らしい歌声で幕を開け、プロローグ。

あやしい下宿にて、オクターヴ(永久輝せあ)と、姉アンブル(星空美咲)が再会。
ここでアナーキストの謎の男・ヴァランタン(聖乃あすか)とも出会う。

父オーギュスト(和海しょう)を殺した人物に、復讐することを誓う姉弟。

叔父のギョーム(飛龍つかさ)と、母クロエ(紫門ゆりや)への復讐心を燃やす。

そして色々あって、オクターヴは父のかつての部下・ブノワ(峰果とわ)を殺害する。


本番は2幕から!


♪血が繋がっていなかったら、いつまで一緒にいられるのか
↑こんな感じのステキなデュエット曲があるのですが、、、
なんともいえない雰囲気…(弟と姉だもん…)

背後にちょろちょろ出てきていた白服の少女イネス(琴美くらら)は、自殺で亡くなった、一番上の姉
だが、オクターヴはずっとそのことを知らずにいた。


・オクターヴの本当の母親は使用人。つまりオクターヴは、姉アンブルとは血の繋がりが一切ない。
・アンブルとイネスは実の姉妹。


アンブルは、第2幕の途中までは「弟と血が繋がってる」と思っていたっぽい?
(イネスは繋がっていないと知っていた様子?)
このへんは、再婚のタイミングがよくわからず

ヴァランタンが、ギョームの家でテロを決行。
ナイフと拳銃と爆弾の3点セットで、ギョームを殺そうとする。

~真相~
確かにギョームがオーギュストを殺したのだが、オーギュストが悪人だったというオチ。

ギョームは、兄(オーギュスト)が悪人だから殺した。
兄の悪事を、ギョームがもみ消してあげていたという過去があった。

イネスが死んだとき、義父であるオーギュストが、悲しみもせずに「貴族の身分から遠のいた」的な文句を言ったので、クロエも実は傷ついており、被害者だった。

しかしオクターヴ達にとっては優しい父親だったため、混乱するオクターヴ。
しかし復讐は、これ以上しないことにする。


『過去に縛られたお前たちは、一生この世を彷徨ってな!』
そう叫んで、ヴァランタンは拳銃自殺? ←円盤観て訂正。ひとこに撃たれて死んだっぽい

冬の深い霞のなかを彷徨う、姉と弟…
「姉と弟(の関係)?それでいいの?」と、姉に問う弟。

姉は「姉と弟で、自分たちは永遠に共犯者で、ずっと一緒」などと答える。
(※血が繋がっていないのは察しているが、あえてそれ以上の関係にはならない)

「俺だけの姉さん」
「俺たちだけの罪」

弟と姉は、冬霞のたちこめるパリの街へと消えた。






フィナーレの男役×男役のタンゴが最高!

これは私へのご褒美ですか???
男役×男役のタンゴ、めっちゃ良かったよ

ひとことほのかのタンゴ、絶対踊らせたかったんだろうなぁ…。
耽美系が似合う2人なので、いつぞやのみりれい萌えが再燃しそうになった。

多分今後、この2人は、みりれいのような売り方をされる(予言)。


聖乃あすか、ワイルド系の役で珍しい演技!

ナイフと拳銃と爆弾の3点セットで、ギョームを殺そうとするヴァランタン(聖乃あすか)。

ここのシーンは、かなり話題になっていましたね~!

いつもノーブルな王子様系の役しかやってこなかったので、そのギャップもあるかもしれませんが…
聖乃あすか×ワイルド系、似合うじゃない!?

ナイフと爆弾持って襲い掛かろうとするシーンなんて、「どこから声出てんの???」という感じの、ヤバめの声が出ておりました※褒めてます

今後はこういう役が、もっと増えてくれたら嬉しいな♡

弟&姉萌えのオタクには絶対に刺さる

先日も言ったんですが、私は「姉さん」呼びしてくる義弟&義姉の話が好きなんです
めっちゃピンポイント~!!

最後のオクターヴの台詞…

「俺だけの姉さん」
「俺たちだけの罪」

↑これだけでご飯5杯いける!

シスコンひとこ…
禁断の愛っぽさも醸し出すひとこ…
めっちゃ似合いますね…


『冬霞の巴里』円盤が出るかは不明

今日はあくまで梅芸の千秋楽なので、円盤が出るとか出ないとかの話は一切ナシ。
通常なら3番手は出ない…はずだが、「今後は3番手も出すね」となったら出してくれるかも!?


今日の挨拶は、
「この作品には“共犯者”という言葉がよく出てきますが、今日これをご覧になった皆様も共犯者です。配信の人も共犯者です!」
的な内容でした。

あら、それじゃあ私も共犯者なのね


予想以上に面白かったし、考察も捗る…!
せめてスカステで、早めに放送してほしいな


【6/29】円盤届きました。
花組シアター・ドラマシティ公演『冬霞の巴里』 [Blu-ray]
宝塚歌劇団
宝塚クリエイティブアーツ
2022-06-30








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