Flower Cage|カリーナの宝塚依存症ブログ

カリーナによる宝塚偏愛ブログ。個人的な感想や考察を、独断と偏見で綴っていきます。ちょっと辛口気味。

タグ:宝塚歌劇団

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こんにちは、カリーナです。

とある宝塚ブロガーの記事を、数年ぶりに読む機会がありまして。

どうやらそのブロガーは、
私のブログやSNSをちらほら見ているらしく、

明らかに私カリーナへの批判(をまじえたブログ記事)を投稿していました。

その人の言い分は

「正義感ふりかざして劇団を批判しているけど、結局舞台も配信も見るんでしょ?(笑) 批判してる人は上品じゃないね」でした。


これについて私は「上品ぶってるだけの人がバカなこと書いてる」って思ったんですが、
言われっぱなしは嫌なので、ここで反論しておきます。


私のスタンスについてハッキリさせておきます。





まず言いたい。
花組生のコーナーなのに『礼真琴さんのファンでぇす』は、さすがに文句言われるだろ。

その該当のーナーを見ていない、おまけに花組ファンでもない人から見れば、なんてことはない出来事かもしれない。
でも私は、めちゃくちゃ不愉快だった。


ここから本題。

「宙組のパワハラいじめ疑惑」のことに、私を含めた一部のファンが批判していることについて。

私はなにも声を上げずに『誹謗中傷やめて!』と言い、品の良いつもりでいらっしゃるお花畑脳みそさんが嫌いです。
(このブロガーに限らず)

インテリぶってる人ほど、本物のインテリとは違う“上から目線”を発動させるのって、何なのかしら。
偽インテリさんのイメージするインテリって、そういう態度をとるのかしらね。

で、「お上品じゃないよね」と、批判しているファンをバカにするのだ。

そういう人って、ご遺族の心中をまったく考えていないのかな。

私は心底、ご遺族のことを気の毒だと思っていて、このまま風化を待とうとしている劇団に対して腹がたっている。

だから、下品でも何でもいいから、劇団の隠ぺい会見にはどんどん反論したい。

このインテリ風ブロガーの言う通り、批判は自由にさせていただく。
私は上品ぶる性格ではないし、自分の正義を貫きたい。

他人の正義をバカにする権利は、お前にはないんだよ!


「批判は下品ザマス。遺族のことはどうでもいいザマス」ともとれる言動をとる人もいるが、そういう人の正義がそれなら、私もバカにしちゃいけないのかな?
うん、そういうことになるな。

でも、軽蔑はするわ。
だからアナタ達も、私を軽蔑していいです。
どうせ意見は、一生合わないから。

でさー、「批判しても観劇するよね?笑」についてなんだけど。

宙組に文句言いつつ、花組の贔屓のためにとったチケットで観に行く。

これ、何かおかしいか???

贔屓を人質にされていて、チケット買ったから見るしかないし。

※私は宙組には金を落とさないからいいだろ

私は宙組が真っ黒だと思ってるから、宙組関連には金は落としません。

花組生は今回の事件にまったく関係ないし、贔屓もいるからチケット買います。
シンプルな理屈です。

その金は劇団に最終的に行くが、仕方のないことだ、どうしようもない。
「どうしようもない」のだ、これは。

できることなら花組の贔屓だけの利益にしたいが、そうはいかないのだから。

「贔屓を人質に取られている。嫌だけど見に行く」というファンは、Xにも結構いる。

(そして宙組ファンで、「贔屓がいるけどもう見に行かない」という人もいる。それだけ今回のことにモヤモヤしているんだろう)

「批判しても観劇するよね?笑」と、なぜか煽ってきているのだが、

劇団と宙組に文句を言いながら、花組は応援する。
この2つは両立できることだ。


だからライブ配信は見るし、チケットも買う。
私が見たくないものは見ない。少なくとも宙組は!

「批判するなら見るな」という意見をXでよく見るが、そうさせていただく。宙組は見ない。

でも、宙組の罪なきジェンヌが贔屓だというひとは、お気の毒。
見たくないジェンヌも見ないとだし、宙組にお金を落とすことになるからね。



そして、私が求める、今後の展開。

私は、加害者の泣きながらの謝罪など求めていない。

ただ、劇団と、ヘアアイロンの件で一回も謝罪していないという非常識なジェンヌについて、「ご遺族に誠意を見せてほしい」と思っている。

私の思う誠意とは、「ご遺族が求めているものに対し、きちんと対応すること」。

少なくとも、やけどさせたことについては、「故意ではなくても謝罪をする」のが、人として当たり前の行動だ。

私、何か間違ったこと言ってます?
これも誹謗中傷ですか?

ご遺族の代理人の弁護士曰く、謝ってないんでしょ???
ご遺族と、亡くなった有愛きいさんが、すごく可哀想です。だから、下品と言われようが、非難しているんです。

あとは、「身内の弁護士軍団ではなく、第三者にヘアアイロン事件やドーナツ(いきすぎたパワハラ的指導)のことをヒアリングさせること」。これも行うべきですね。

劇団は、身内の弁護士事務所に調査させただけで「ヘアアイロンの件はただの事故です」で押し通した。謝罪をしなかった。
もちろんこれは、各メディアにギタギタに叩かれた、愚かな行為だった。

ご遺族も「故意ではなかったとしても謝罪がほしい」と訴えていた。

あまりにもお粗末だった、劇団の会見。
ものすごくズサンで叩かれまくったため、とうとう再調査することになった。

今後、第三者を入れて再調査をするらしいが、驚くべきことに

「ヘアアイロンの件は、再調査しませぇん!ヨロシク!」

…だそうなので、これも批判されるのは必至だ。

これらの苛烈な批判の数々は、私の勝手な正義感からくるものだが、私の行動は他人に非難されることではないし、馬鹿にされるのは意味がわからん。


「正義ぶった一般人が、うるさく批判を続けていてウザイ」

…たぶん私はまわりから見るとこう思われているんだろうけど、私から見れば、

『文春だけが悪い』
『パワハラはなかった、遺族の言い分は間違っている』
『Aちゃんをこれからも応援❤』
『この件はどうでもいいから公演再開して』


とか言ってるお花畑さんのほうがウザイです。

人の心とかないんか?

ご遺族をさらに叩きのめすような、ゲロ甘思考のほうが、害悪です。


まとめ
・花組は観ます、応援します
・劇団と宙組は応援しません
・風化させないように、おかしな部分へは批判します
・ご遺族に誠意をもって対応しろ!
・ご遺族の訴えをもみ消すような痛すぎファンの言動のほうがやばい



私からは以上です。



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こんにちは、カリーナです。

宝塚歌劇団の内部で、きびしい指導が行われていることは、
ファンは当然知っていました。

けれども、その実態は、
ファンが知っていた内容よりも
もっと酷いものでした。


ですから私は、

『宙組以外のジェンヌも、
ここまで酷いパワハラ指導をしているのだろうか?
私の好きなジェンヌさんも???』


と思い、気持ちが悪くなってしまいました…。

「組によってかなり雰囲気が違う。指導方法も違う」という情報もあり、すこしだけ心が軽くなったけど、

その後、ネットで、
宝塚OGの証言が載っている記事を読みまして。

「やっぱり、どの組もパワハラはあるのかな?」となって、
絶望しました←今ココ





●花組、月組、雪組、星組にパワハラいじめはある?

私は花組が好きです。
できれば今後も応援していきたいです。

しかし残念なことに、

宝塚音楽学校や、宙組の酷いパワハラ・いじめ(厳しい指導内容)について、新たな情報がどんどん出てきています。

ですから私は、「花組にもパワハラいじめはあるの?」と、不安になっているのです。

まぁ、小さないじめなんかは、どの職場にもあります。
いじめはよくないけど、なくすことはできません。

問題なのは、宝塚では当たり前だという、ほぼパワハラの厳しい指導。

現役ジェンヌの話や、X(旧Twitter)などで仕入れた情報によれば

・組によって雰囲気やルールがまったく違う
・指導が厳しくない組もある


とのことだったので、少しは安心しておりました。

確かに、同じ会社でも、
部署や上司の性格によって、パワハラの酷さが違いますもんね。

(私が以前いた会社は、お隣の部署だけパワハラ地獄でした。昔はそうでもなかったけど、パワハラ上司が来てからだったなぁ)

それなら、宙組と花組は、
パワハラの程度が
まったく違う可能性もあるのです。



でも先ほど、宝塚OGの新たな証言を読んでしまい、またちょっと不安になってきました…。


●宝塚の元タカラジェンヌが語るパワハラ「私も加害者」


問題の記事はこちら。

数年前に退団した元タカラジェンヌが、メディアの取材に応じました。




特に気になったところを引用します。

元タカラジェンヌ:
かつらが上級生の方と“かぶって”しまっていて「それっておかしいよね」って。“ドーナツ”とかって言われているけど、私が真ん中に入れられて、周りからすごい「何考えてるねん!」みたいな。真っ暗闇の中でずっと言われ続けて、ひたすら私はぐるぐる回りながら、「すみませんでした。すみませんでした」って。そういうことが日常茶飯事というか、それが誰も悪気を持ってやってないということが問題ですね。

さらに、年次が上がるにつれて、パワハラまがいの行為を“される側”から“する側”へと変わっていったことを悔やんでいるといいます。

元タカラジェンヌ:
7年生のときは、私は「やってしまった側」なんですよね。だから、私は宝塚時代の自分というのはすごく許せない。嫌いなんです。思い出したくないんですよね。

かつら被りがご法度なのは知っていましたが、
ここまで必死に謝罪させられるんだ…!!!






宝塚歌劇団のあの中にいると、一般人から見ると異常なパワハラであっても、本人たちは気づいていないようですね。

悪気が一切ないパワハラ。
もしくは、悪意があっても「愛ある指導」ということにして、堂々とパワハラ。
どちらもタチが悪い、、、

「悪気がないパワハラ」、けっこう多いのでしょうね。

なぜならタカラジェンヌは、中学校を卒業してすぐに音楽学校に入る子も多い。
そんな子供の頃から、あの世界になじむための“洗脳”をされて、入団する。

(あえて「洗脳」と表現します。若いうちから、ああいうのに慣れさせるの)

そして入団7年目にもなれば、洗脳完了。

伝統的で美しい【厳しい指導】が、当たり前のことになるのです。


ポイントは、
やっているジェンヌ本人は、
パワハラだとは一切思っていないという所。


あの世界では、
これが「当たり前の常識的な行動」なのです。


●髪型の指導とヘアアイロンやけどは日常!

あとは、髪型の指導についても証言がありました。

元タカラジェンヌ:
「ベルサイユのばら」みたいな縦ロールというのは自分でやるんですね。なので上級生の方が下級生の前髪をちょっとこう、やり方を教えてあげたりとかっていうので、それは日常的に行われていることで。その時につい当たってしまって、首筋とか鼻とかおでこにジュッてなっちゃうのは正直私もありました。


髪型の指導については、日常的にあるんですね。

ヘアアイロンは、一瞬当たっただけでも、軽いやけど状態になりますね。

でも、
「皮膚がめくれるほどの酷い火傷をしている下級生」って、
私は見たことがありません。



天彩峰里さん&有愛きいさんのケースでは、
その「よくある指導のはずで、有愛きいさんも指導されるのは慣れているのに、パワハラだと感じていた。おまけに天彩峰里さんは謝りもしなかった」という感じなんですよね。


文春記事に医師の意見が書いてありましたけど、皮膚がめくれる火傷というのは、高温でジュ―ッと数秒押し付けないとできないそうです。

ですから、日常的にあるこういう事故とは、別物だと考えたほうがいいでしょうね。

・上級生からの髪型の指導は普通にある
・たまにヘアアイロンが当たってしまうことはあった

これだけは分かりました。


●それでも宝塚歌劇団を愛せますか?

私や、ほかの宝塚ファンが悩んでいるのは、

「今後も宝塚を愛せるだろうか?応援してもいいのだろうか?」

という所だと思います。

元タカラジェンヌの方も、以下のように言っています。

元タカラジェンヌ:
私は宝塚の舞台は素晴らしいと思っています。舞台は素晴らしい。総合芸術というのは世界に一つだなと思っていて、それは素晴らしいんですけど。それを守る組織が崩壊している。それで、それを踏まえて、世間の皆さまはどう思うのかなというところですよね。やっぱり人一人亡くなってしまったっていうのが現状としてあって、それは大げさなことではなくて、中にいた人間としては「ついに出てしまったか」っていうのは正直な意見だったので、舞台は素晴らしいけれども、その組織がどうなっているのかっていうのは、今回の件で分かったと思うので、それでも応援してくださるのかというところですよね。


結局、宝塚歌劇団というのは、パワハラが横行しているのです。

入団7年目にもなれば、加害者側にまわることになる。

「そういう文化があって、今もそれは変わっていない。それでもあなたは、この腐ったパワハラいじめ集団を、これからも愛せますか?」


この問いに、私は今すぐ答えることができません。

私の大好きな花組でも、“ドーナツ”は行われているでしょうし。
本人たちには、これが異常だという自覚がない。


それでもタカラジェンヌを愛せるか?

私は、パワハラとかいじめは大嫌いなので、
難しい問いですね。

答えを出すのは、もう少し先になりそうです。



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鴛鴦歌合戦お花渡し


こんにちは、カリーナです。

今日は宝塚歌劇団花組『鴛鴦歌合戦』『GRAND MIRAGE!』
ムラ千秋楽のライブ配信がありました。

お芝居もショーも良かったんだけど、
お花渡しが大盛り上がり(?)だった!


●組長の美風舞良さん、芹香斗亜さんの名前を「永久輝せあ」と呼び間違える

●和海しょうさん&柚香光さんの分担についてのエピソード


もちろん録音や録画はしていないので、
私の手書きメモをもとに、要約をまとめておきます!




お花渡しに来た芹香斗亜、名前を間違えられる!

副組長の航琉ひびきさんは、今回で退団です。

お花渡しのためにきた同期は、
宙組の新トップスター・芹香斗亜さん。

しかし組長の美風舞良さんが、
間違って

【宙組の永久輝せあさん】
と呼んでしまったのです!!

最初、私の聞き間違いかと思いましたが、
ジェンヌさんたちも微妙な空気になってるし、客席の空気も変(笑い声?が入ってたような気がする)。

いちおうキキちゃん、お花持って出てきたんですが、、、

さすがにマズイと思ったのか、柚香さんがあおいさんに耳打ちゴニョゴニョ。

あおいさんは、自分の言い間違いに気が付くと、
口元に手をあてたあと、
レビューのあのキラキラ衣装のまま、土下座で全力謝罪していました

おそらくですが、
とわきせあ」
「せりかとあ

↑こんな感じで、名前がゴッチャになってしまったのでは!?
(たしかに少し似ている!)

その後もう一度、最初からやり直して、
無事にお花は渡りました

キョンさんも、キキちゃんも、まわりも
相当ビックリしたのではないでしょうか。


和海しょう&柚香光の分担エピソードがすごい!


94期の和海しょうさんも、今回で退団です。

柚香光さんとのエピソードは、そこまで多くはないという印象でしたが、、、

実は和海しょうさんは、柚香光さんの分担さんだったのですね!
柚香さんいわく「教育係」。

和海しょうさんは、宝塚音楽学校の1次試験くらいのとき?に、
柚香光さんを見て、「キラキラ光ってる子!この子は絶対に合格する!分担にしたい!」(意訳)と思ったそうです。

その後、しぃ様はお菓子をくれたそうです

そんな早い時期からロックオンされてたんですね…!





また、柚香さんは今までずっと、
「和海さん」と呼んでいたそうです。

礼真琴さんと瀬央ゆりあさんと柚香光さんの3人で、
柚香さん以外は「しぃちゃん」と呼んでいたらしいのですが、
柚香さんは「私は呼びません!」と、ずっと呼ばなかったとのこと。

(↑このお決まりの流れを、もう50回くらいしているとのこと)

でもとうとう柚香さん、今日初めて
「しぃちゃん!」と呼んでいました!!
しかも2回も★

しぃ様は「もし今日言わなかったら、東京千秋楽で呼んでもらおうと思っていた」と言っていました♪



ムラ完走おめでとうございます

お芝居の話とかもしたかったんだけど、

お花渡しのトラブルとか、
分担のエピソードのせいで、
ほとんど吹き飛んでしまいました。。。

お芝居は柚香光さんが出番少なめ、
しぃ様が結構出ていたし歌っていた感じ。
全体的に「そうはならんやろ」と突っ込みたくなるストーリー。
春妃うららさん演じる麗姫は、退団公演のお役としては最高だったのでは!!

ショー(レビュー)のほうは、予想より良かったです。
お上品にユラユラしているだけかしら?と思っていたけど、
かっこいいシーンも多かったし、
シボネーは最高に燃えた!


このまま、東京も完走できるといいですね。




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明日海りお推しといつまでも


こんにちは、カリーナです。

7月31日放送のテレビ番組『推しといつまでも』を見ました。

宝塚ファンの高橋真麻さんが、元花組トップスター・明日海りおさんを招いて、おもてなしをする…という内容でした。

高橋真麻さんは、明日海りおさんの大ファンなんですって!

…でもね、私、
気づいちゃったの。

「明日海りおさん出演舞台♡」として紹介された映像が、

まさかの真飛聖さん主演で、明日海りおさんが出てないやつ」だったことに…!!





「明日海りおさんの昔からの大ファン」だという、高橋真麻さん。

ホテルの一室を借りて、明日海りおさんの誕生日をお祝いしました。
(撮影日が、明日海りおさんの誕生日と近かったため)

シャンパンタワー、高級なお弁当、マリオカート、コスプレ&プリクラでの撮影。
番組内容自体は、そこまで面白くなかった。。。

途中で、「自分がいつから明日海りおさんにハマったのか」を説明する年表が出てきました。

その年表をもとに、“推し”である明日海りおさんの魅力や、自分の観劇歴などをお話する高橋真麻さん。
……だったのですが。


ここで事件は起こった!

『自分の子供に、明日海りおさんの映像を見せています。これがその証拠写真です!』と、1枚の写真が紹介されました。

そこには、スカステで放送された花組のショー『EXCITER!!』を、熱心に見ているお子様の姿が映っていました。

でもね、おかしいのよ。
舞台に、大階段が映っているの。

明日海りおさんが出演された『EXCITER!!2017』は、別箱なので、階段がとても小さかったんです。
大階段じゃないんです。

ということは、
この映像は、明日海りおさん出演時のものではない!!


我が家にあるスカステの録画を確認したら、
全く同じアングルで、大階段が映っているものが見つかりました。

(完全に同じ瞬間を、一時停止して発見!でも著作権の関係で、その写真をブログに載せられない!残念…)


該当の映像は、
『EXCITER!!』
2010年のもので、宝塚大劇場で撮影されたものです。


主演は真飛聖さん。
この時、明日海りおさんは、まだ花組にはいませんでした。

ですので、脇にモブさんとして映っている可能性もゼロです。


「明日海りおさんの映像を、子供に見せているところの証拠写真です♪」
→真飛聖さん版の映像をみているお子様の写真


う~ん、、、
別に高橋真麻さんのことは嫌いじゃないんだけど、
なんかこう、、、



明らかに別の映像でしたからね。
SNSをみていると、意外とファンは気づいてないようだけど…。

本当に昔からファンなら、主演が違っていることとか、気づきそうなんだけど。
(私が気づくくらいだから)

バタバタ忙しくて、間違って真飛さん版を再生しちゃって、そこをお子様に見せてパシャッと撮影したという感じなのかな?



でも、その場で写真を見せられた明日海りおさんは、
「これ、私が出てないやつじゃん…」と思ったかもしれませんね。

プチ放送事故、という感じでした。



*****

とても久しぶりのブログ更新となりましたが、観劇はしているし、SNSはちょくちょく更新しています。

仕事が忙しいものだから、趣味のブログ投稿までは、やる時間がないのです。

タカニュで星風まどかちゃんが紹介していた普段使いコスメ、あれ、柚香光さんが広告出てるチャコットのパレットでしたよ。ほかにもアクセやらタオルやら、柚香さんグッズ紹介しまくりのまどち超かわいかった♡

「二人だけの戦場」Blu-rayも届いたし、ヅカ趣味は充実してますよ~♪

次のブログ更新は、また何かあればやります。




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パガド意味

こんにちは、カリーナです。

宙組公演『パガド』~世紀の奇術師 カリオストロ~

宙組新トップコンビ・芹香斗亜さんと春乃さくらさんの、大劇場お披露目公演となります。



ところがどっこい、

あらすじ(解説)を読んで、
私はキョーレツな違和感をおぼえました。

私がおかしいと感じたのは、以下の2点です。

・タロットカードの「奇術師」は、そもそも1枚目のカードではない。

・「奇術師」のカードを、パガドと呼ぶことは一般的にはしない。


ええ?田渕先生が間違ってるの!?

もしそうだとしたら、キキちゃんの危機!!

ということで、じっくり検証していきますよ~。





「奇術師」のカードは1枚目ではなく2枚目

しょっぱなからですが、

そもそもタロットカードの「奇術師」は、1枚目のカードではありません。


“パガド”とは、タロットカードの一枚目、“奇術師”のカード。



田渕先生は、あらすじ冒頭にこう書いているけど…。
違います。


タロットカードは78枚で構成され、そのうちの22枚を大アルカナと呼びます。

大アルカナのカードには、それぞれ番号がふられています。
つまり順番は、以下の通りです。

0番 愚者
1番 奇術師(魔術師)
2番 女教皇
3番 皇帝
19番 太陽
20番 審判
21番 世界

0番~21番で、合計22枚。

つまり、奇術師のカードは
タロットカードの「2枚目」のカードなんです。

デッキによって、一部の番号が変わることはありますが、
愚者や奇術師は、絶対にこの番号と決まっています。

だから正確に言うなら、
「奇術師は、タロットカードの番号が1番のカード」となります。



以下は、タロット占いの有名な専門書からの引用です。

<0愚者>で生まれた魂が旅をはじめ、<1魔術師>でなにかを成しとげようという意思を持ち、<2女司祭>ではじめて他人の存在を意識し……その後も様々なテーマを経験して最後の<21世界>で完成を見るのです。
引用元:LUA著「78枚のカードで占う、いちばんていねいなタロット」p20 日本文芸社


大アルカナは、0番の「愚者」というキャラクターが、21番「世界」までを旅するストーリーとなっています。

そのため、何が何でも、タロットカードの1枚目は「愚者」でないといけません。


「パガドはタロットカードの1枚目」はミヒャエル・エンデ由来?

検索して調べたところ、
「パガドは、タロットカードの1枚目」と書いてある小説が見つかりました。

ミヒャエル・エンデ著『鏡のなかの鏡』。
(誰だかわからない?『モモ』の作者だといえば、ピンとくるでしょうか)

私はこの本を読んだことはありませんが、ネットを探すと、作品の一部を引用しているページがありました。(このページ


そこには「パガド」という聞き慣れない名前と、「タロットカードの一枚目」という説明があります。

ここから分かることは、

・少なくともミヒャエル・エンデは、タロットカードの1枚目が「奇術師」だと勘違いしていた。

・田渕先生が、『鏡のなかの鏡』を読んで参考にした可能性が高い。

ということですね。




奇術師のカードを「パガド」とは呼ばない?

さてここで、そもそもの公演名『パガド』について。

通常、タロットカードの奇術師(魔術師)のカードを、「パガド」と呼ぶことはありません。

一般的なタロットカードは、英語表記です。
奇術師なら「THE MAGICIAN」表記がメジャー。

スペイン語のものも流通しています。
つづりは「EL MAGO」です。


あとはイタリア語表記ですが、
「Il Bagatto」(イル・バガット)というのがありました。


ん?
「バガット?」


残念ながら、私が調べた限りでは、
「パガド」と発音する国の言語を見つけることができませんでした。

でも、まさか英語圏の人もね、
「THE MAGICIAN」のことを、日本では「マジュツシ」とか「キジュツシ」とか呼んでいるなんて、知らないと思うの。

もしかしたら、マイナーな国の発音では、バガットがさらに変化して「パガド」なのかもしれません。

※ミヒャエル・エンデはドイツ人だけど、ドイツ語ではなさそうでした。
ドイツ語だと「Magier」。

オカルト的観点からみるタロットと「パガド」(手品師)

ネットの海はすごいですね。
「専修大学学術機関リポジトリ」に、面白い論文がありました。

ありがたく引用させていただきます↓

3 パガド(Pagad)
コップの使い手は、現在のゲームにおいては「パガド」と呼ばれる。この
名称は、われわれ西洋の言語において類似したものはなく、純粋に東洋的な
もので、巧みに選ばれたものである。「パグ」(Pag)は東洋では、長、師、主
〔 84 〕
人を意味し、「ガド」(Gad)は運命を意味する。実際、彼はヤコブの棒、あ
るいは三博士(マギ)の棒を持ち、運命を意のままにする者として表される。

ここでようやく「パガド(Pagad)」と、スペルまで書かれたものにたどり着きました!

ただ、タロットカードについての論文だけど、べつに「タロットカードの奇術師がパガド」とは書いていません。

コップの使い手→手品師(奇術師)→タロットカードの「奇術師」がパガド

こういう、連想ゲーム的なこじつけはできるけど。

でも、ミヒャエル・エンデは、こんなことまで知っていたのかしら?

コップの使い手(≒奇術師)をあらわす、ここでいうパガドというのは、完全に造語なのです。

「とある西洋人が、オカルト思想をベースに、東洋の単語を2つ組み合わせて作った名前が『パガドだった」

というだけ。
(そもそも、どこの国の言葉だろう?東洋って広すぎるよ~)

イタリア語の「バガッド」が、これに関係しているとは思えません。。。


少なくとも「奇術師はタロットの1枚目」は間違い

なんだか、ムダに細かく検証してしまいました。

1つだけ確実なのは、「タロットカードの奇術師は、1枚目ではなく2枚目」ってこと。

「パガド」については、うやむやになりましたが…
もし田渕先生が、ミヒャエル・エンデの小説だけを参考にして「パガド」と名付けたなら、非常に危険だと思いました。

いや、もしかしたらね、
田渕先生の手元に、もっとすごいタロット占いの専門書とかがあるのかもしれませんよ。
アレクサンドル・デュマ・ペールさんが書いた「Joseph Balsamo」に、「パガドはタロットの1枚目」って書いてあるのかもしれませんよ。

でも、ネットでいくら探しても、「パガド」表記をしている占い師さんのブログ等が引っかからないということは…

そして、このほかに「パガド」という名称自体、テロリストの団体名くらいしか出てこないってことは…

そういうこと、なのだと思います。



*お願い*


誰か…芹香斗亜さんのファンの皆さん、、、

どうか「奇術師はタロットの1枚目じゃないですよ」とだけ、劇団に電話でもメールでも、してくれませんか。


このままだと、間違った内容のまま台本が書かれるかもしれません。

歌詞の中にも「奇術師はタロットの1枚目~♪」みたいなフレーズが入っちゃって、キキちゃんが変な歌を歌うハメになるかもしれません。

印刷物も、ぜんぶ間違ったままになります。

大切なお披露目公演ですからね。
ぜひ、指摘してあげてください。

もしくは、このブログ記事を、SNS等で広めてください。




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