
こんにちは、カリーナです。
花組公演『巡礼の年』『Fashionable Empire』
東京千秋楽の感想です。
今回の花組は、今までにないほどの苦労の連続でした。
東京公演初日が、コロナにより延期に…。
その後、無事に幕が上がったものの、たったの数日で再び公演中止に。
ですから9月4日の千秋楽は、
再開後たったの1日しかない、とても貴重な公演日でした。
ということで、つらつらと感想を書きます。
お芝居・ショー共に、
特に失敗や滞りなく
無事に終わりました。
ただ、特殊な事情があっての再開&千秋楽ということもあってか、
あまり“千秋楽のオフザケ”的なものはなく
「真面目に・慎重に公演を終えた」
という感じがしました。
あおいさんが、退団者のお手紙を読み上げていましたが、
ムラの時のような明るさはなく
神妙なムード、、、
東京は、ほとんどの公演が潰れて…
1度も観れないお客さんが大半ですので
柚香光さんも
そういったお客様への
配慮ある挨拶をされていました。
退団者の皆さんは
みんな笑顔で、
ダチョウ倶楽部のノリのくだりもあり楽しかったのですが
柚香光さんは
しきりに謝罪の言葉を口にして
頭を下げていました。
組子のせいでもなければ、柚香光さんのせいでもないので、
柚香さんが謝ることではないのですが、
これもトップスターさんのお仕事。。。
大変だよね。
そりゃ、「キャトル」を噛んだりもするわね。
可愛かったわ。
(その後に続いた「すみれ色の袋を持ったお客様が、休演中の劇場を見上げていたのを見た」という話は、なんともいえない気持ちになりましたが)
私は「千秋楽もまた無理なんじゃね?」と言いつつ、配信は早めに買っといたんですけど
無事に退団者たちを送りだせたことは、
とても良かったのではないかと思います。
でも、東京でたったの数公演しかやれないなんて…
誰の挨拶だったか覚えていないけど、
複雑だよね。
「階段を降りて、お花渡しをする」というセレモニーはできたけど、
公演を多くのお客様に見せることができないまま、
期間延長もなく退団。
このへんにモヤモヤが募って、
まだ心の整理がつかないのですが、
無事に千秋楽を1日やれただけでも、
スゴイことだったのでしょうね。
今後、他の組でも、こんなイレギュラーがあるかもしれませんね。
コロナ、お前を絶対に許さない(怨念)
◆ほかの感想も書いておくね
・柚香さんを含め、組子はみんな元気そうに見えた
・柚香さん美しい
・柚香さんのピアノは最高に心がこもってた
・ホッティーはとにかく出番が多い
・柚香さんはリストのほうで歌・踊り・芝居なんでもやりすぎで凄かった
・ショーのほうは他のショーよりは省エネっぽいけど、リフトやら何やら結局忙しいのよ
・盆がよく回る~
・下級生のロケット、、、頑張ってた~
いったい、花組が何をしたっていうんでしょう。。。
ここまでの酷い試練を与えるなんて。
もし神様とやらが本当にいるのなら
猛烈に抗議いたします。
大喜びで「おめでとう

」なんて言えるような雰囲気ではなかったのですが、



こうするしか方法は無かったのだろうし、
最善を尽くしてくれたのだと思います。
でも、あまりにも酷すぎると思うので…
国なり、劇団なりが
もう少し、演者にも観客にも負担が少ないようなシステムを
構築してくれたらいいのに…と思います。
今、仕事で忙しすぎて、
昨日のヅカファンのTwitterはあまり見れていないんだけど。。。
みんなはどんな気持ちで千秋楽を見ていたのか…???
100%ハッピーだったファンは、たぶん少ないよね。
少し、心のどこかがモヤモヤしているよね。
こうやって思い出しながら感想を書いていても、
やはり心は晴れません。
でも、今朝目が覚めたときに
『あれはもしや夢だった…?』と思わず感じるほどに
ゆめゆめしい公演をしてくれたんだなぁ、と。。。
それくらい奇跡的なことなんだって、
心のどこかではわかっていて、納得してはいるのです。
まさか千秋楽をやれるなんて(一応配信買ったけど)信じていなかったから、
まだ実感がわきません。
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今日は、劇団公式HPに、
花組全ツの主な配役決定のお知らせ&『うたかたの恋』出演者決定のお知らせが出ました。
そして昨日退団した飛龍つかささんは、
愛華みれさんのディナーショーに出演することが発表されました。
人々の気持ちを置き去りにして、
興業は淡々と続いていく。
なんだか悲しく、寂しい感じです。
(飛龍つかささんについては、退団後の仕事がもう決まってるってことで、喜ばしい事なんだけど…ね)
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