すみれ屋敷の罪人

こんにちは、カリーナです。

『歌劇』6月号で、ジェンヌたちが、それぞれ自分のオススメの本などを紹介していました。

その中で個人的に気になった本を、実際に買って読んでみました。
そうしたら、本当に面白かった~!
ぜひ、宝塚ファンの皆様にも読んでもらいたいっ!!

というわけで、私の感想もまじえて、おうち時間にぴったりな本をご紹介します♪



瀬央ゆりあオススメ!「すみれ屋敷の罪人」

瀬央ゆりあさんがおすすめしていたのは、降田天著『すみれ屋敷の罪人』というミステリー小説です。
ところどころに、宝塚ファンのハートをくすぐるネタが入っています。


昭和初期に、すみれの花に囲まれた、豪華なお屋敷がありました。
そこに住んでいたのは、屋敷の主人と、3人の美人姉妹たち。
――時代は平成になり、廃墟となった屋敷の敷地内から、3人分の白骨死体が発見されます。
この白骨死体が一体誰のものなのか調べるため、とある青年が、かつて屋敷で働いていた人々の証言を集めることになります。

しかし、彼らの証言には、真実と嘘が混ざっています。
全ての証言が揃った時、その屋敷で起こった悲しい真実が明らかになるのです。


宝塚の男役スターのような、美しい長女。
宝塚などの、少女歌劇が好きな女中さん。
物語の序盤は、宝塚ファンがドキッとするような要素があります。
結末に、宝塚が直接関係してくるわけではないんですけどね。
ただし、すみれの花は、重要なキーワードです!

これは、優しい嘘をつき続けた人々のお話。
瀬央ゆりあさんも、最後は涙が止まらなくなったと言っています。
感想や考察を、せおっちと語り合いたい…!



作者の降田天さんは、第13回『このミステリーがすごい!』大賞の、大賞を受賞した実力派!
文章もとても読みやすいので、めちゃくちゃオススメです。





朝美絢オススメ!「夢のつかみ方、挑戦し続ける力 元宝塚トップスターが伝える」

朝美絢さんは、元雪組トップ・早霧せいなさんの「夢のつかみ方、挑戦し続ける力 元宝塚トップスターが伝える」をオススメしていました。

これについては、別の記事に感想を書いているので、こちらをご覧ください。




朝美絢さんは、同じ舞台人として、刺激を受けるところがあったようです。
もちろん舞台人でなくとも、ちぎさんの葛藤と苦悩を見ていると、とても勉強になる部分があります。




番外編:原田マハの小説がジェンヌ達に大人気

複数のジェンヌがオススメしていて気になったのは、原田マハさんの本です。
名前だけは知っているんですが(直木賞候補なんですね)、まだ読んだことはなくて。
機会があれば、こちらも買って読んでみようと思います!

彩風咲奈さんのオススメ『たゆたえども沈まず』



永久輝せあさんのオススメ『あなたは、誰かの大切な人』



原田マハさんは、『サロメ』という小説(有名な戯曲とは別物)も書いているみたい。
「DANCE OLYMPIA」でサロメに扮したことのある永久輝せあさんですが、もしかしてそれ繋がりで原田マハさんファンになったのかしら?






芹香斗亜さんは具体的な作品名を挙げていませんでしたが、複数の作品を読んでいるみたいです。
タカラジェンヌに大人気の原田マハさん…気になります!

ジェンヌおすすめの本を読んでみよう♡

今月の『歌劇』では、大勢のジェンヌたちが、それぞれオススメの本や映画などを紹介していました。
今回は、私も大好きな“本”について、記事にまとめてみました。

贔屓や、好きなジェンヌが気に入っている本を読むのって、なんだか特別な気分になりますね。
同じ感動を共有できるっていうか…


そろそろ梅雨に入り、あまり外出できない期間が続きます。
こんな時は、ジェンヌおすすめの本を読んで、おうち時間を有意義に過ごしてみてください。


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